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Googleビジネスプロフィール運用方法の完全ガイド!集客アップにつながる3つのポイントも

「店舗を運営しているけど、なかなか集客が上手くいかない…」「どんな対策を始めればいいのか分からない…」 そんなお悩みからGoogleビジネスプロフィールに登録してみたものの、どのように運用すればよいのかわからないという方は多いのではないでしょうか。

店舗集客に関するお悩みは、経営者の方であれば誰しもに立ちはだかる大きな壁です。
Googleビジネスプロフィールはそんなお悩みに対して非常に有効なツールですが、ただ登録をしただけではその効果を十分に発揮できません。
また、なんとなく運用を進めてしまってはどんなに良い商品やサービスを提供している店舗も、その魅力をお客様に伝えることは難しくなってしまうでしょう。

そこで今回は、4,000社以上の店舗にMEO対策サービスを提供してきた実績のある弊社・株式会社トリニアスがGoogleビジネスプロフィールの運用方法を徹底解説いたします。
店舗の集客アップを目指し、Googleビジネスプロフィールを上手に運用していきましょう。

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Googleビジネスプロフィールとは

Googleビジネスプロフィールとは、自社の店舗情報をGoogle検索やGoogleマップなどの検索結果に表示できる無料のツールで、どなたでも店舗の紹介や宣伝ができるため、高い集客効果が期待できます。
Googleビジネスプロフィールには店舗名や住所、営業時間などが登録でき、他にも「投稿・インサイト・口コミ・写真・商品」など様々な機能を利用できます。

また、ユーザーが「新宿 カフェ」といった「地域名+業種」などのキーワードで検索をした際の対策をすることから、特にクリニックや飲食店、美容院などの地域密着型ビジネスを展開する企業におすすめの店舗情報管理ツールです。

Googleビジネスプロフィール運用の始め方

この章ではGoogleビジネスプロフィール運用の始め方について解説します。
具体的には以下の手順です。

  • ①Googleビジネスプロフィールに店舗情報を登録する
  • ②オーナー確認をする

それでは、それぞれについて解説していきます。

Googleビジネスプロフィールに店舗情報を登録する

Googleビジネスプロフィールに店舗情報を登録する方法は以下の通りです。

Googleビジネスプロフィールにアクセス

Googleアカウントにログインし、Googleビジネスプロフィールのページにアクセスします。

「今すぐ開始」をクリック

画面中央の「今すぐ開始」ボタンをクリックします。

ビジネス名と住所を入力

ビジネス名と住所を入力し、リストに表示されるビジネスを確認します。新しいビジネスの場合は「このビジネスを追加」を選びます。

ビジネスカテゴリを選択

ビジネスのカテゴリを選択します。適切なカテゴリを選ぶことで、ユーザーがあなたのビジネスを見つけやすくなります。

連絡先情報を入力

電話番号やメールアドレス、ウェブサイトのURLなどを入力します。これにより、ユーザーが連絡を取れるようになります。

ビジネスを確認

Googleが提供する確認方法に従って、ビジネスの所有権を確認します。確認方法には、はがき、電話、メールなどがあります。

プロフィールを完成させる

営業時間、写真、サービス内容などの詳細情報を追加して、プロフィールを完成させます。

以上でGoogleビジネスプロフィールに店舗情報を登録する手順は完了です。

オーナー確認をする

ビジネスプロフィールのアカウントが作成できたらオーナー確認を行います。
これは、ビジネスを登録した人がオーナー本人かを確認する大事な行程ですので必ず行います。

オーナー確認の手順は以下の通りです。

    既にオーナー確認済みか確かめる

    オーナー確認コードの取得方法を選択

    オーナー確認コードを取得

    オーナー確認コードを入力

    オーナー確認完了

確認コードの取得方法はハガキや電話、メールなど数種類あるので、ご自身の取得しやすい方法を選択しましょう。

オーナー確認の詳細についてはこちらの記事もご参照ください。

集客に効果的なGoogleビジネスプロフィールの運用方法

Googleビジネスプロフィールに登録すると様々な機能で簡単に情報発信やアクセス数値確認などができます。
この章では、Googleビジネスプロフィールを運用する上で必要な7つの機能について詳しくご紹介します。
具体的には以下の通りです。

  • 投稿機能でユーザーに最新情報を発信する
  • 店舗情報に正確な営業時間を記載する
  • インサイト機能で数値を確認をする
  • 口コミに返信してユーザーの信頼を得る
  • メッセージ機能でユーザーと交流する
  • 写真でユーザーの興味を惹く
  • ウェブサイト機能でユーザーの来店率を高める

それでは、それぞれについて解説していきます。

投稿機能でユーザーに最新情報を発信する

投稿機能とは店舗の最新情報をユーザーに発信できる機能です。
文章と写真で定番商品やキャンペーンの告知が行え、ユーザーに【詳細】をクリックしてもらうことで、自社のコンテンツやポータルサイトへ誘導することが可能です。
いつでも発信・削除ができるので積極的に投稿機能を活用しましょう。

店舗情報に正確な営業時間を記載する

店舗情報には、自社の店舗/会社名や営業時間、電話番号、住所、商品といった店舗の基本情報を正確に記載しましょう。

Googleビジネスプロフィールに登録した後は

  • 店舗/会社名
  • ビジネスカテゴリ
  • 所在地
  • 営業時間
  • 電話番号
  • 商品
  • 説明文

を入力しましょう。
これらの情報をすべて入力することで、ユーザーが競合と自社の店舗を比較した際の検討材料になります。
店舗の基本情報をすべて入力し、ユーザーにより多くの情報を発信していきしましょう。

インサイト機能で数値を確認をする

インサイト機能とは、ユーザーがどのようなキーワードでGoogleビジネスプロフィールに到達したのかや、その後どのようなアクションを起こしたのかを測定する機能です。

インサイトで確認できる内容は以下の通りです。

ユーザーがあなたのビジネスを検索した方法

ユーザーがどのような検索方法でGoogleビジネスプロフィールに到達したのかを確認できます。
例えば、間接検索の割合が少ないという場合は「地域名+業種」などのキーワードで検索したユーザーが、あまりGoogleビジネスプロフィールを見ていないということがわかります。
その場合、新規のユーザーを逃している可能性が高いため、直ちにGoogleビジネスプロフィールの改善を行ったほうが良いでしょう。

直接検索
店舗名を直接検索すること(例:マクドナルド 新大久保店)
間接検索
「地域名+業種」「地域名+サービス名」といった間接的なキーワードで検索をすること(例:新宿 ハンバーガー)
ブランド名
ビジネスに関連するブランドを検索すること(例:新宿 マクドナルド)

ユーザーがビジネスを見つけた経路

ユーザーが検索時に使用したプラットフォームとデバイスの組み合わせと、Googleビジネスプロフィールに到達した際に検索したキーワード(クエリ)が確認できます。

ユーザーが普段どんなキーワードで店舗を検索しているのかを分析して、検索キーワードの最適化を行い、より多くのユーザーに見てもらえるGoogleビジネスプロフィールを目指しましょう。

ユーザーがビジネスを見つけた Google サービス

ユーザーがGoogle検索とGoogleマップのどちらを経由してGoogleビジネスプロフィールに到達したのかを確認できます。

例えば、Googleマップでの表示回数が多い場合は、店舗の近くにいるユーザーがGoogleビジネスプロフィールを見てくれたと考えられ、近隣地域での表示率は高い傾向にあることが分かります。
Googleビジネスプロフィールをより多くのユーザーに見てもらうようにするには、MEO対策を行いましょう。

ユーザーの反応

ユーザーがGoogleビジネスプロフィールに到達した後に、「ウェブサイトにアクセス」「ルート検索」「電話をかける」「メッセージの送信」の4つのうちどの行動を起こしたのかを確認できます。

表示回数に対してのアクション数が少ない場合、「Googleビジネスプロフィールは見たが、興味がわかなかった人」が多いと考えられるため、よりユーザーがアクションを起こしやすいようにGoogleビジネスプロフィールを改善していきましょう。

ルートのリクエスト

ユーザーが店舗までの道のりを検索した地域を確認できます。
店舗がどの地域のユーザーに検索されているのかを確認することで、ターゲット地域の絞り込みができ、地域毎の知名度の高さを測れます。

ターゲット地域を把握、分析し、範囲が狭いならアナログ集客、範囲が広いならウェブ集客など、今後の集客対策の参考にしてみましょう。

電話

ユーザーが店舗に電話をかけたタイミングと回数が確認できます。

電話された件数がわかるのはもちろん、どの曜日や時間帯の着信数が多いのかもわかるので、着信が多い曜日や時間帯は電話対応ができるように人手を増やしておくなど、店舗運営に役立てていきましょう。

ビジネスが認知されている要因

この項目では「雰囲気」や「居心地の良さ」など、行き先選びに役立つユーザーの声を確認できます。
ユーザーの主観的な意見が集まりますが、他のユーザーにも共有されるので大切な来店の指標となります。
ユーザーが店舗に対してどのような印象を抱いているのかがわかるため、店舗運営や新商品開発の際の参考にしてみましょう。

混雑する時間帯

ユーザーがよく来店する時間帯を確認できます。
店舗によって人員を増加させるべき時間帯などがわかりますが、どのようなデータを集計しているのかが不明確なため、正確な情報ではないことが多いので、あくまでも目安程度に考えておきましょう。

写真の閲覧

投稿した写真がユーザーにどのくらい見られているのかを確認できます。
この情報を確認することで、ユーザーがどのようなことに興味や関心を寄せているのかがわかるので、閲覧数が少ない場合は、魅力を感じてもらえるような写真を追加して店舗をアピールしていきましょう。

写真の枚数

この項目では、Googleビジネスプロフィールに投稿されている写真の枚数が確認できます。
他社と比べて写真の枚数が不足している場合、ユーザーの興味や関心を十分に集められない可能性があるので、少しずつ写真の枚数を増やしていくことを意識しましょう。

口コミに返信してユーザーの信頼を得る

Googleビジネスプロフィールの口コミ機能は、ユーザー側からの投稿だけでなく、オーナー側からの返信も行えます。

口コミは店舗を利用した人の感想であるため信憑性が高く、多くのユーザーが店舗を探す際の参考にします。
口コミの数や評価は集客に大きく影響するので、積極的に投稿をお願いし、たくさん集めましょう。

ただし、Googleビジネスプロフィール内に高評価の口コミを投稿してもらうために、クーポンや特別サービスを提供することは禁止されているので注意が必要です。
口コミの依頼は口頭やチラシ、POPを掲示するなどして投稿を促しましょう。

メッセージ機能でユーザーと交流する

メッセージ機能ではユーザーと店舗が直接コミュニケーションを取れます。
ユーザーは、スマートフォン版Googleマップのログイン時のみ「メッセージ」「お問合せ」から直接店舗にメッセージが送れます。
もちろん、オーナーからは受信したメッセージへの返信ができます。

【ユーザー側】

【オーナー側】

このようにユーザー、オーナー共に気軽に利用できるので、営業時間外や電話に出られない忙しい時間帯などを避け、積極的に活用していきましょう。

写真でユーザーの興味を惹く

写真機能は店舗の外観や内観、商品などを掲載できます。

ユーザーは、数ある中から行ってみたい店舗を選択するうえで写真や動画を検討材料にします。
そのため、Googleビジネスプロフィールに写真があるかないかでは、受ける印象が大きく異なります。
店舗の雰囲気や商品、どんなスタッフがいるのかなど、ユーザーの興味が沸くような写真を投稿しましょう。

外観
ユーザーが店舗に足を運んだ際に外観写真があると迷うことなく店舗を見つけられます。
内観
来店時を想像できるため来店意欲を高められます。
商品/サービス
映りが良い商品やサービスの写真を掲載し、ユーザーの興味を惹きましょう。
ストリートビュー
Googleストリートビューの屋内版を掲載すると、世界中のGoogleユーザーに、360°写真で店舗の魅力を紹介できます。

ウェブサイト機能でユーザーの来店率を高める

ウェブサイト機能は無料で自社のホームページが作成できます。

Googleの調査ではユーザーの70%近くが「ホームページがないビジネスよりも、ホームページを持っているビジネスの方が商品を購入をする可能性が高い」と回答しており、集客率向上のためにはぜひ利用することをおすすめします。

利用方法は簡単で、Googleビジネスプロフィール内に登録してある情報を入力して、簡易的なホームページを自動で作成してくれるため、Googleビジネスプロフィールの情報を編集すると自動で更新まで行ってくれます。

また、スマートフォンやパソコン、タブレットなどユーザーが利用する機器に合わせて自動的に見え方を調整してくれるなど、無料とは思えないほど機能が充実しています。
ただし、既に本格的な自社のホームページを持っている店舗は、この機能で作成したものではなく、既存のサイトを登録することをおすすめします。

Googleビジネスプロフィール運用を成功に導く3つのポイント

Googleビジネスプロフィールは、機能が豊富であるがゆえに使いこなすことが難しそうに見えます。
しかし、それぞれの項目をきちんと登録、更新することでGoogleから高い評価を得られ、検索結果に上位表示される可能性が高くなります。
まずは、毎日欠かさず自社のGoogleビジネスプロフィールをチェックすることから始めてみましょう。

この章では、その際に注意すべきGoogleビジネスプロフィール運用を成功に導くポイント3つをご紹介いたします。
具体的には以下の通りです。

  • NAP情報を統一する
  • ネガティブな口コミにも丁寧に返信する
  • Googleビジネスプロフィールを放置しない

それでは、それぞれについて解説します。

NAP情報を統一する

1つ目はNAP情報を統一することです。

NAPとは、

  • Name(店舗や会社の名前)
  • Address(所在地)
  • Phone(電話番号)

  • の頭文字を取ったものです。

    これらを統一することで、Googleビジネスプロフィールの掲載順位を決定する「関連性」や「視認性の高さ」が向上し、Googleのクローラー(サイトを巡回して、順位を決めるための要素を収集するプログラム))に評価されやすくなります。

    例えば、Googleビジネスプロフィールでは「株式会社○○○」と記載しているのに、公式サイトでは「(株)○○○」と記載していた場合、NAPが統一されていないものとしてクローラーに正しく認識されないため注意が必要です。

    NAPを統一する際は、Web上に掲載している全てのNAPの「全角半角、カタカナ、ひらがな、スペース」などすべて統一しておきましょう。

    ネガティブな口コミにも丁寧に返信する

    2つ目はネガティブな口コミにも丁寧に返信することです。 ユーザーから投稿される内容は高評価の口コミだけではありません。時にはネガティブな内容の口コミが投稿されてしまうこともあります。 下記のグラフは、総務省が出している「平成28年版 情報数新白書のポイント」のインターネットショッピングサイトを対象とした「買い物をする際のレビューをどの程度参考にするか」を表したグラフです。 このグラフからどの世代も過半数がレビューを参考にして買い物をしているということが分かります。

    引用元:総務省

    下記の画像は実際に投稿された口コミです。

    【A店】

    【B店】

    この口コミを見たとき、あなたはA店とB店のどちらに足を運びたくなるでしょうか。 おそらく多くの方は返信のないB店よりも、きちんと返信しているA店を選択するでしょう。 なぜなら、ネガティブな内容の口コミに返信することで、ユーザーからの意見を真摯に受け止め、更なるサービス向上に努めようとしていると判断できるからです。

    このように、ネガティブな内容の口コミにも誠実な返信を行い、ユーザーからの信頼を獲得していきましょう。

    Googleビジネスプロフィールを放置しない

    3つ目はGoogleビジネスプロフィールを放置しないことです。
    Googleビジネスプロフィールを放置してしまうと以下のような事が起こり得ます。

    • Googleビジネスプロフィール内に投稿されている写真と実物の外観や内観が異なるため、誤解のもとになる
    • 悪意のある口コミ投稿により、売り上げ不振に陥る
    • 第三者によって店舗情報を改ざんされてしまう

    など、Googleやユーザーからの信用を失いかねません。
    Googleビジネスプロフィールの運用は店舗運営に大きな影響を与えます。

    もしも自社で運用が難しい場合は、MEO対策業者に一度相談してみることをおすすめします。

    Googleビジネスプロフィール運用のまとめ

    Googleビジネスプロフィールは、自社の店舗情報をGoogle検索やGoogleマップなどの検索結果に表示できる無料のツールです。 検索結果の目立つ位置に表示されるため、問い合わせや経路案内などの行動を起こしやすく、「投稿・情報・インサイト・口コミ・メッセージ・写真・ウェブサイト」などの機能を利用することで、非常に高い集客効果が期待できます。

    また、Googleビジネスプロフィールの運用をプロに任せることで、効果的かつ効率的に集客を増やせるだけでなく、専門家のサポートで、最新の機能やトレンドを常に把握し、自社に最適な運用が可能になります。

    もしも自社でのGoogleビジネスプロフィール運用にお困りの方は、ぜひ弊社・株式会社トリニアスにご相談ください。
    4,000社以上の店舗にMEO対策サービス・MEOprimeを提供してきた実績ですぐに集客へとつなげられる可能性が高いです。店舗情報の登録からプロフィールの最適化など幅広くサポートいたしますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

    井波 雅臣

    井波 雅臣

    2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

    MEO(Googleビジネスプロフィール)