美容室の現状はサロン数、美容師数共に年々増加傾向にあります。

そのため、美容業界で生き残るためには趣向を凝らしたさまざまな工夫が必要になってきます。

美容業界で生き残り、集客を行うための具体的な対策は競合店との差別化やデジタル集客・アナログ集客の集客方法を巧みに操る事が重要です。

美容室の集客方法にお困りな方々に今よりも2倍集客が見込める対策16選を紹介いたします。

美容室の現状

美容室の現状を考えると、以下の3つが問題と言えるでしょう。

  1. 美容室数・美容師数の増加
  2. 広告費の高騰
  3. メニュー拡大

美容室とスタッフの増加に伴って、競合に勝つための「広告費の増加」・差別化を図るための「メニューの充実」など負担を強いられているのが現状です。

それぞれ解説します。

美容室と美容師の増加による影響

厚生労働省が出した美容室件数に関するデータのグラフ

出典:厚生労働省ホームページ

美容室の件数と美容師の人数は年々増加しています。

厚生労働省のデータによると、2010年の美容師数が456,872人に対し、9年後の2019の542,089人と9年間で85,217人増加しています。

また、美容室件数も2010年で223,277件、2019年で254,422件なので増加し続けています。

美容師、美容室どちらの数も増加しているため、人手不足は解消されないまま運営が続いてるのが現状です。

その中で成功するには、独自の強みを考えてアピールしていく必要があります。

また見つけてもらう必要があるので、インターネット上に情報を掲載して露出を増やしていきましょう。

美容室のメニュー拡大

美容室のメニュー拡大

美容室は、件数が増え続けているため埋もれないように「強み」を作り、アピールする必要があります。

その影響もあり、美容意識が高い現代のニーズに合わせて、マツエクやマツパ、マッサージ、ネイル、眉カットなどの様々なオプションを提供する美容室が増えました。

オプションメニューだけでなく、「エクステが得意」「透明感のあるカラーが得意」「ハイライトが得意」「似合わせカットが得意」「韓国風のカットが得意」など様々な強みをアピールする美容室が増えました。

メニュー拡大やメニュー強化などで、何か強みとなるメニューを作り他社との差別化をしましょう。

美容室の広告費用の現状

>美容室の広告費用の現状

男性は1年に平均5.28回、女性は1年に平均4.47回美容室に行くというデータが出ており、人にとっては2~3か月に1回ペースで美容室に行くため、そのたびに美容室を探すのが面倒に感じる人が多いです。

そのため1回限りではなくリピーターになる可能性が非常に高い業界です。

なので美容室は、広告費を計算する際に「リピーター」を考え下記のような計算をする必要があります。

〇顧客数×来店回数×客単価=売上
〇売上÷顧客数=LTV
※LTVとは・・・顧客生涯価値(契約開始~終了までにその顧客がもたらす価値)

また、2回来店されたとしても生活環境の変化でリピートできない顧客ももちろん存在するため、自店の平均リピート回数を算出する必要があります。

1年~2年の年齢別の平均リピート回数を出し、それぞれの売上とLTVを上記計算式で計算しましょう。

年齢別の数値が出せたらどの年齢層がリピート率が高いのかを把握し、その年齢層に合わせた集客施策をすることでLTVが向上します。

例)
1か月の20代の顧客数100人×12か月=1,200人
1,200人×5回(1年の平均来店回数)×10,000円(客単価)=6000万円(売上)
6000万円÷1,200人=5万円
LTV5万円

LTVが出せたらCPAの計算をしましょう。

〇CPA = 広告費 ÷ 新規顧客数
※CPAとは・・・顧客獲得単価(1人の顧客を獲得するのにかかった費用)

美容室の目標CPAは、LTVの5~20%が目安と言われています。

なので、上記例で言うと理想の広告費は、2,500円~1万円と計算できます。

5万×5%=2,500円
5万×20%=10,000円

この値を基に理想のCPAを算出しましょう。 例)3,000円(理想の広告費)×500人(1か月の顧客数)=15万円 するとCPA=15万円と計算できます。

このようにLTVやCPAを計算し、赤字にならないよう自店が出せる広告費を算出しましょう。

美容室の集客が成功する背景

美容室の集客は、ターゲット層の把握が重要です。

美容室は、地域や規模、ターゲットによって集客方法が異なるため、地域性なども加味して集客方法を選ぶ必要があります。

また美容室は、新規顧客だけでなくリピーターの獲得が成功の鍵となるので、新規顧客対策とリピーター対策の両方を視野に入れましょう。

美容室は「ターゲットの把握」で集客を成功させる

美容室は、規模や地域、サービス内容によってターゲット層が異なるため、まずはターゲットを把握しましょう。

今よりも集客をするために、年齢層・男女比・地域性(ファミリー・学生)など、現状どういった顧客が利用しているのか把握しておく必要があります。

現状を把握した上で、理想の集客成果(規模拡大なのか、現状規模で来店数を増やすのか)と集客費用を出し、それをもとに集客法を探しましょう。

SEO対策、MEO対策、SNSが普及している現代では、クオリティマーケティングというお金ではなくクオリティで勝負する集客方法もあるため、お金をかけたからといって必ず集客が期待できるわけではありません。

しっかりとターゲットを理解し、店舗に合った集客方法を行えば広告費を抑えつつ集客を成功さえられますので、まずはターゲットを把握しましょう。

美容室は既存顧客に向けて「アナログ」でアピールする

美容室は既存顧客に向けて「アナログ」でアピールする

リピーターの獲得には、今行っているサービスプラスαのサービスを“アナログ”で提供しましょう。

アナログとは、チラシや紙のポイントカード、割引カード、紹介カードなどが該当します。

デジタルが流行する時代だからこそ、「紙の割引券」や「紙のお誕生日おめでとうカード」などを渡すことで他社との差別化ができ、また記憶にも残りやすくなります。

この時にできるだけ手作り感が溢れるような”モノ”であると既存顧客に喜んでもらえるでしょう。

既存顧客に向けては、「喜んでもらえる物を渡す」ことが有効です。

再来店を考えてなかった顧客でも、割引クーポン等が届いたことにより再来店の気持ちが高まります。

割引クーポンにプラスして、担当者の直筆でメッセージが書いてあると特別感が増すので良いと思います。

美容室は新規顧客に向けて「デジタル」でアピールする

美容室は新規顧客に向けて「デジタル」でアピールする

新規顧客は、まだ店舗のことを知らないため競合他社と比較し、沢山の選択肢の中から探します。

そのためまず店舗を知ってもらうために、不特定多数の人にアピールをしていく必要があります。

不特定多数の人にアピールする方法はGoogleマイビジネス・ポータルサイト・SNSなどの「デジタル」でアピールしていく必要があります。

デジタルは無料で利用できるものが多いため、店舗のターゲット層を再度確認を行い、インターネット上での露出を増やしてみましょう。

ターゲット層とインターネット上での反応を見て、より良い集客方法を見つけましょう。

美容室におすすめのアナログ集客方法8選

リピーター獲得に有力なアナログの集客方法を8つご紹介します。

もちろん地域やターゲットによっては、新規顧客にもアナログが合うこともあります。

それぞれの特徴を知り、自店に一番合う集客方法を見つけましょう。

チラシ

チラシの路上配布やポスティングも有効な集客方法の一つです。

ただ【どこで(Where)・誰が(Who)・どのように(How)】配布するのかが重要になってきます。

また【店舗の強み・コンセプト・スタッフ紹介・お客様の声】などを具体的にチラシに記入し、お客様に興味を持ってもらうことも大切です。

店舗のターゲット層を明確にし、それに沿ったチラシ作成をしてお客様にアピールしましょう。

名刺

あらかじめ全スタッフの名刺を作成しておき、担当したすべてのお客様にそのスタッフ専用の名刺を配布することもリピーター獲得につながります。

店舗の名刺でも良いですが、スタッフ別で作成することにより特別感を与えることができます。

名刺の裏に担当スタッフのシフトを記載したり、SNSのアカウントを記載してデジタルに繋げるのも良いでしょう。

スタンプカード

ご来店してくださったお客様にメニューやサービスを提供するのみではなく、スタンプカードを作成することでリピート率が高まります。

「〇ポイント溜まったら〇円割引」「〇ポイントで〇〇サービスプレゼント」などの特典をつけてみましょう。

スタンプカードには行った施術内容を記載しておくことで、次の来店時の施術の効率化が図れます。

(例)3/15 color H1 T4

また来店日も記載し、次回はいつ頃が良いといった来店目安を記載し、再来店を意識させることも良いアピール方法です。

会員制度

会員制度にすることでリピート率が上がります。

常連客を大切にしているからこそ、お客様にランク付けをし来店頻度の高いお客様を優先できるので、スタンプカードの還元率が高いなどの会員制度を作成してみましょう。

また会員制度は、特別感や高級感を感じられるためブランディングを行いたい美容室におすすめです。

少し値段も高く、ヘア以外のサービスも充実して1人のお客様に対するサービス量が多い店舗は会員制度を導入し、顧客とより密に接しましょう。

お礼状

ご来店されたお客様1週間前後にお礼状を送ることで再来店に繋がります。

来店の感謝・体験されたメニューの満足感を引き出す言葉・自宅で行えるケアアドバイスなどを記入しましょう。

また担当スタッフの直筆・ご来店された際に話したパーソナルなメッセージがあると尚、特別感が増しお客様に喜んでもらえるでしょう。

更に、1か月~2か月後に状況いかがですか?といったメッセージを送るのも良いタイミングで再来店を意識させることができますので、配信してみましょう。

キャンペーン/割引

・新生活応援キャンペーン割引
・誕生日月〇割引
・2か月以内再来店で〇割引

などのキャンペーンや割引を行うことにより、新規客を既存客へ底上げすることが可能になります。

あくまで、リピート率を高める対策なので新規客への割引はオススメしません。

最初から割引してしまうと、既存顧客への割引がしにくくなり、どんどん単価が低くなってしまいます。

リピート率を高めるためにも、適切な価格を保つためにもリピーターが得する割引やキャンペーンを行いましょう。

稀に新規来店よりリピートの方が価格が高い美容室もありますが、リピーターはいらないと思った美容室のみ、そのような新規の方が安い価格設定にしましょう。

誕生日プレゼント

既存のお客様に誕生日DMを送るのも有効な集客方法の一つです。

ただお客様のお誕生日をお祝いするメッセージだけでは再来店を促すことが難しいです。

「お誕生日月の〇月までにご来店されると〇割引・サンプルプレゼント」などお祝い+サービスやプレゼントを伝えることにより、再来店を促すと同時に特別感を与えることができます。

プレゼントやサービスの提供が難しい美容室は、担当者直筆のメッセージを書いて送りましょう。特別感や喜びを与えられる誕生日プレゼントを送ってみましょう。

紹介割引

既存客が新規客を紹介すると双方が〇割引といったサービスも集客に有効です。

この方法は広告費がかからず、新規獲得+既存客の再来店を促す可能性があるため美容室に特にオススメの集客方法です。
自宅から行きやすい・実際に行っている人のクチコミ(情報)があるため、サービス内容が新規客に気に入ってもらえるとリピーター客につながりやすいです。

特に技術面を重要視される、エクステや特殊なカラー、トリートメント、パーマなどはヘアカットやヘアカラーよりも、クチコミが良い美容室を時間をかけて探します。

事例を知りたい人が多いため、紹介割引を行うことで他者に紹介する人が増え、効率よく集客が行えます。

美容室におすすめのデジタル集客方法8選

新規顧客の獲得に有力なデジタル(WEB)での集客方法を8つご紹介します。

デジタルは無料で行えるものが多いですが、効果が出るまで時間がかかる方法がほとんどです。

ただ、クオリティ次第で大手に勝てる可能性が高い方法が高いので時間をかけてゆっくり育てていくのがポイントです。

特徴を知り、店舗に合う集客方法を探しましょう。

ポータルサイト

ポータルサイトとは、集客などを目的とし店舗流入の入口となるサイトのことです。

  1. ホットペッパービューティー
  2. minimo
  3. 楽天ビューティー

上記の3サイトが多くのユーザーが利用している有名なポータルサイトです。

ポータルサイトに情報を載せるには掲載費を支払う必要が出てきます。

実際の金額もポータルサイト自体に問い合わせないとわかりません。

ポータルサイトに執着しすぎると、掲載費がかさみお金をかけすぎてしまう恐れがあるので注意しましょう。

Youtube

Youtubeでは、美容師が解説する自分でできるヘアセット動画やヘアアレンジ動画をわかりやすく解説する動画が人気です。

また美容師の1日やメイク動画、美容室あるあるなども人気で、スタッフのファンを創り集客するといった流れを作ってYoutubeを利用しましょう。

美容に関心があるユーザーは、様々な美容系の動画を閲覧しています。

なので、Youtubeに動画を投稿することで、他の美容室に通っているユーザーを自分の美容室に引き込める可能性があります。

まずはユーザーの役に立つ、ヘアセットやヘアアレンジ動画を投稿してみましょう。

Instagram

SNSの利用者が増加したことで、Instagramでタグ検索をするユーザーが増えています。

Instagramはキャプション(文字)と共に動画や写真をアップすることができるのでユーザーにとってわかりやすい且つ見やすいツールです。

投稿する際には率先してハッシュタグを活用し、ユーザーにヒットするようにしましょう(#ヘアカラー・#髪質改善・#ヘアアレンジ・#ヘアセット など)。

また、ハッシュタグと一緒に店舗の「住所・電話番号・営業時間・料金」などを一緒に記載していると尚良いです。

Instagramは費用が掛からないので、スタッフ全員でアカウントを共有し隙間時間で投稿してみましょう。

Tiktok

Tiktokではヘアアレンジ方法・ヘアセット方法・美容師がおすすめするシャンプー・正しいシャンプーの仕方などの短い動画でまとめ何度も繰り返し見たいノウハウ系動画がおすすめです。

またノウハウ系動画の他に、ヘアカット・ビフォーアフターなどのイメージチェンジ系動画美容室あるあるといったおもしろ動画も店舗の雰囲気や親しみやすさが伝わりユーザーに好まれています。

TikTokは音楽に乗せ、リズムよく、楽しい動画を投稿するのが暗黙のルールとなっています。

この他に投稿時間を統一・毎日投稿など工夫をしユーザーに見てもらえるような動画つくりをしましょう。

無料で集客が見込めるツールなのでアプリをダウンロードし、投稿してみましょう。

Tiktokのアカウント作成はコチラ

LINE公式アカウント

LINEは2011年にサービスを開始して以来、世界で230以上の国と地域で利用されているコミュニケーションツールです。

日本国内の利用者数は8,600万人以上であり、これは日本の人口の68%以上を占めている最大級のソーシャルメディアです。(2021年調べ

LINE公式アカウントはアプリをダウンロード、もしくはPCサイトから簡単に始めることができます。

店舗用の公式LINEを作成し、ご来店してくださったお客様に友達追加してもらうことで予約や集客につながります。

定期的に「スタッフのシフト・オトクなクーポン・取り扱いのある商品説明」などのメッセージを送り、「リッチメニュー・リッチメッセージ」を活用し集客につなげましょう。

この時に大切なことは文章が硬くならないように注意することです。

あまり文章が硬すぎると親近感が薄れてします。

気軽にユーザーが予約・コメントがしやすいようなLINE公式アカウント作りをすることが重要です。

LINE公式アカウントは無料で始められるプランもあるの気になった方はスタートしてみましょう。

リスティング広告

リスティング広告とは、検索エンジンの広告枠の事です。

この集客方法は、広告掲載費を多く払うことによって検索数が多いキーワードが上位表示されます。

ただ、競争率が高いキーワードだと、検索画面トップではなく下に表示される可能性もあります。

枠の購入か、1クリックあたり〇〇円という料金設定のため、同業者やスタッフがクリックしてしまった場合も料金が発生してしまいます。

費用を費やし、検索上位に表示させるリスティング広告はスピーディーに集客したい店舗におすすめです。

しかし、最近のユーザーは「広告」を嫌う傾向があります。

そのためネガティブな印象を持たれやすいというデメリットもあげられます。

リスティング広告を集客に活用する場合は、メリット・デメリットの両方を考慮した上で活用しましょう。

⑦ホームページ

ホームページ「WEB上の店舗の入口」であるため、なるべく最新のデザインで綺麗なホームページを作成しましょう。

特に美容業は「おしゃれ感・スタイリッシュ感」が必須の業界となりますので、ホームページのデザインも店舗の雰囲気に合わせてこだわりましょう。

ただ、ホームページを作成するだけでは直接的に集客には繋がりにくいです。

ポータルサイトやSNS・Googleマイビジネスなどの入口となるツールからホームページに流入させるという流れが多いため、確実に必要というものではありません。

裏を返せば、入口となるものからホームページに流入していることは、来店の見込み・意欲がかなりあるということになります。

その来店見込み・意欲がある状態時に期待を上乗せできるホームページを作成しておく必要があります。

Googleマイビジネス

GoogleマイビジネスとはGoogleが提供する実店舗にお客様を向かい入れるための無料サービスのことです。

誰でも簡単に登録でき、店舗情報(住所・電話番号・営業時間など)を発信することができます。

スマホであらゆることが検索する人が増えた現在、Googleマイビジネスに店舗情報を登録しておくとGoogleがユーザーの検索ワードに合うおすすめの店舗を上位表示させるといった仕組みで検索結果が表示されています。

このことからGoogleマイビジネスに登録していないとお客様の機会損失に繋がります。

Googleマイビジネスは無料で誰でも簡単に店舗集客につなげることが可能なサービスです。

スタッフ内で代表者を一人決め、店舗情報・投稿・写真・クチコミといったGoogleマイビジネス内でできるサービスを活用し、集客に努めましょう。

まとめ

美容室の件数や美容師数が増加し続けているため、競合が増えその中で生き残るために広告費をかけすぎたり、また他社との差別化を図るためにメニュー拡大をしたり、人件費をかけてSNSを始めたり、常に様々なアクションを起こし続ける必要があるというのが美容室の現状です。

また美容室は1年で5回というのが平均値のため10年で約50回も訪れます。

そのたびに新しい美容室を探すわけではないためリピーター獲得が大いに期待できるのが美容室の集客です。

なので、リピーター獲得のためにアナログ集客方法で、新規獲得のためにデジタル集客方法で、といったように新規と既存で集客方法を変えてリピーターの獲得にも力を入れる必要があります。

美容室におすすめの集客方法をアナログ6種、デジタル6種と数多くご紹介しましたので、自社に合う集客方法を見つけ試してみましょう。

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MEO対策・ビジネスプロフィール・ストリートビュー
Instagram・LINE・HP/LP制作に関しては、
当メディアの運営会社 株式会社トリニアスにご相談ください。

スマートフォンの普及に伴って、MEO(マップ検索エンジン最適化)対策は店舗集客の手段として欠かせないものとなってきました。
MEO対策は自社内でもできる難易度ですが、時間や人員の確保が必要になります。
本記事をご覧になっている方の中にも、MEO対策を代行してくれる業者に依頼してみようと検討されている方が多いかと思います。
しかし「MEO対策を行いたいけど、費用が心配」「MEO対策費用の相場が知りたい」など、費用について気になる方も多いでしょう。

そこで本記事では「MEO対策の費用相場と料金を抑えるポイント」をテーマに、実際に負担する金額の相場や業者選びのコツをご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

そもそもMEO対策とは

MEOとはMap Engine Optimization(地図エンジン最適化)の略で、Googleマップ検索で自社の店舗情報の上位表示を目指すための施策をMEO対策といいます。
MEO対策は自社リソースでまかなうことも可能ですが、確実に効果を出すには手間も時間もかかります。MEO対策業者は専門の知識を活かして、そういった悩みを解決し、サポートしてくれます。
MEO対策を初めて行う方にとってMEO対策業者は心強い存在です。

MEO対策の費用相場はどれくらい?

この章では、MEO対策の費用相場と費用が発生する仕組みについて解説していきます。

MEO対策の費用相場

まず、MEO対策の費用相場は「初期費用で0〜5万円」「月額で3〜5万円」です。一年単位では、「36〜60万円」ほどかかります。
費用が高いように見えますが、ほかのネット集客対策にくらべるととても安いのがMEO対策の特徴です。
たとえば、一定の料金を支払うことでGoogle検索・マップで自社の店舗情報を上位表示できるリスティング広告は月額約20〜50万円ほど必要です。Google検索で自社のウェブサイトの上位表示を目指すSEO対策なら、月額10〜30万円ほどかかってしまいます。
MEO対策の費用が月額3〜5万円と安い理由は、SEO対策のように高度な知識や技術が必要ないことが挙げられます。

MEO対策の費用の仕組み

MEO対策は時間やお金をかけても100%上位表示が確約されるわけではないので、費用を「成果報酬プラン」と「固定プラン」に分けている業者が多く見られます。

  • 成果報酬プラン・・・上位3位以内を成果とし、上位表示したら1日1000円~2000円
  • 固定プラン・・・上位表示など関係なく 1か月3万円~5万円
  • 成果報酬プラン

    成果報酬プランは、設定したキーワードで上位表示できたときだけ費用が発生するプランです。具体的には、上位表示した日だけ1000円〜2000円課金されることがあります。
    固定プランの支払いに不安がある方や、コストパフォーマンスを重視する方におすすめのプランです。

    成果報酬プランのデメリットは、自社の所在地が競合他社が少ないエリアだったり、ニッチな業種の場合だったりすると、すぐに上位表示を達成してしまう場合があることです。
    固定プランよりも課金額が上回ってしまう場合があるので、自社周辺の競合調査をしたうえで料金プランを検討してみましょう。

    固定プラン

    固定プランはひと月に決まった費用を支払うプランです。
    費用相場は先述のとおり、月額3万〜5万円のところが多いです。
    固定プランは毎月支払う費用が一定なので、他の業者と料金の比較がしやすいというメリットがあります。
    デメリットは、結果が伴わなくても料金を支払う必要がある点です。とはいえ、細かなデータ分析や定期的なレポートなど、充実したサービスを提供している業者が多いので、料金に見合った手応えを感じられることが多いでしょう。

    MEO対策の費用を決める6つの要素

    MEO対策の費用はおよそ月3〜5万円ですが、対策内容やサポート範囲は業者によって大きく異なります。
    オプションで追加料金が発生する業者もいれば、初期費用でGoogleビジネスプロフィールの最適化や屋内ストリートビュー撮影など幅広く行ってくれる業者もいます。
    そこで、この章ではMEO対策業者を決める要素について解説します。
    具体的には以下の6点です。

    • ①初期費用
    • ②対策キーワード数
    • ③契約期間
    • ④順位計測システム
    • ⑤対策内容
    • ⑥追加料金

    それでは、それぞれについて解説していきます。

    ①初期費用

    1つ目は初期費用です。
    MEO対策で利用するGoogleビジネスプロフィールの登録は無料で行えるため、初期費用が無料の業者が多く見受けられます。
    検討しているMEO対策業者で初期費用がかかる場合は、料金とサポート内容をよく比較してみましょう。中でも、成果が出るまで無料で対策できる「初期費用無料+成果報酬プラン」がおすすめです。

    ②対策キーワード数

    2つ目は対策キーワード数です。
    MEO対策におけるキーワードとは、自社のGoogleビジネスプロフィールを上位に表示させるために店舗情報に設定する単語の組み合わせのことです。

    どの業者も、平均して6〜10個ほどのキーワードでMEO対策を行います。
    対策キーワードの数は、少なすぎても多すぎても悪影響を及ぼすおそれがあります。
    キーワード数が少ないとユーザーが流入しにくくなったり、多すぎても広く浅くな対策内容になってしまったりするおそれがあるからです。
    MEO対策業者の中には、すぐに上位表示できるがだれも検索しないキーワードを設定される場合があるので、「集客につながりやすいキーワード」なのか「そもそも検索されるキーワード」なのかを必ず業者に確認することが大事です。

    ③契約期間

    3つ目は契約期間です。
    MEO対策の平均契約期間は6か月〜1年ほどですが、長ければ長いほど費用が安くなるという仕組みではありません。
    契約する前にあらかじめ、契約期間による料金の最安値と最高値の両方を確認しておきましょう。
    例えば、

    • 初期費用無料+一日1500円の成果プラン×1年契約=0円~54万7,500円
    • 初期費用無料+月3万円の固定プラン×半年契約=3万~18万円

    このように、対策にかかる金額はプランと契約期間によってさまざまです。
    「業者に依頼してちゃんと成果が出るか不安」「お試しでMEO業者を利用してみたい」という方は、1〜3ヶ月ほどの短期間で契約できる業者・プランがおすすめです。

    ④順位計測システム

    4つ目は順位計測システムです。
    MEO対策は、毎日表示順位を計測することで「現状順位把握→分析→上位表示対策」の流れを作りながら、上位表示を目指します。
    MEO対策において順位計測システムは必要不可欠なため、ほとんどのMEO対策業者が導入しています。
    この順位計測システムは、「自社開発システム」を利用している業者と「他社システム」を利用している業者に分かれます。

    自社開発システムがある業者はシステムの改善をしながら様々なデータを取得してくれます。しかし、その新しく開発し取得したデータを貰うために追加料金の発生や、プランの変更などが生じることがあります。
    このことから、取得するデータの内容や、そのデータを基にどのような対策をしてくれるのかを事前に確認しておきましょう。

    ⑤対策内容

    5つ目は対策内容です。
    MEO対策は、Googleビジネスプロフィールの編集が主な対策ですが、その編集頻度や質は業者によって様々です。

    プランの範囲内で写真を何枚でも投稿してくれる業者もあれば、写真の50枚以上の投稿は追加料金が発生する業者もいます。
    また、Googleビジネスプロフィールの編集だけでなく、外部施策としてポータルサイトへの登録まで行う業者もいれば、順位計測システムにも料金がかかる業者なども存在します。
    プラン内の費用でどのようなMEO対策をしてくれるのか、事前にしっかり確認しましょう。

    ⑥追加料金

    6つ目の要素は追加料金です。
    MEO対策はGoogleビジネスプロフィールを編集するだけではなく、ほかにもさまざまな施策を行うので追加料金がかかることが多いです。

    例えば、A社では月3万円の固定プランでSNS代行まで行ってくれるが、B社では月3万円の固定プランで写真を50枚投稿するのに追加料金がかかる、というようなこともあります。
    そのため、追加料金がかかるのはどのようなサービスなのかを事前に確認しておく必要があります。
    追加料金が発生するのは具体的に以下のサービスが挙げられます。

    • ホームページやランディングページの作成
    • 計測システムのオプション機能(順位計測以外)
    • SNS運用代行
    • 屋内ストリートビュー撮影
    • Googleビジネスプロフィールに投稿する写真の撮影

    このように、集客に繋がりやすくするためのオプションをプラン内で行ってくれる業者を選びましょう。

    MEO対策業者を選定する5つのポイント

    MEO対策について調べているときに「効果が無かった」「必要以上に高い金額がかかってしまった」というネガティブなクチコミを見たという方は多いでしょう。
    この章ではMEO対策業者を選定する5つのポイントについて解説します。
    主に以下の通りです。

    • ①過去の実績
    • ②得意とする業種
    • ③ノウハウの提供
    • ④効果測定方法が明確
    • ⑤ガイドライン遵守

    それでは、それぞれについて解説していきます。

    1.過去の実績

    1つ目は過去の実績があることです。
    MEO対策業者を選ぶ際は、過去の実績をホームページやサービスサイトで紹介しているか確認しましょう。
    実績を紹介していない業者はサービスの開始歴が浅いか、結果が出せてないことが多いです。そのため、実績を提示している業者を選ぶのが安全でしょう。

    MEO対策の実績はホームページに載っている「対策数(導入数)」「対策キーワード数」で判断し、なるべく導入件数が多い業者を選びましょう。

    2.得意とする業種

    2つ目は、MEO対策業者が得意とする業種を確認することです。
    MEO対策はGoogleビジネスプロフィールを編集して上位表示を目指す対策ですので、競合の状況や業種についての知識があると、より良いGoogleビジネスプロフィールを作成できます。
    あらかじめ得意な業種を確認することで、対策後のギャップをなくすことができます。
    特に、Googleビジネスプロフィールの仕様が大きく変わる「ホテル」や「飲食」と、医療広告ガイドラインがある「医療」は対策経験があるのか確認すると良いでしょう。

    3.ノウハウの提供

    3つ目はノウハウの提供があることです。
    MEO対策業者を選ぶ際は、どこまでノウハウを開示してくれるのかを確認しましょう。
    MEO対策に関する記事の配信や、セミナーの開催、メールでの情報配信など様々なノウハウ開示方法があるため、どのような情報提供をしているのか事前に確認してみましょう。

    4.効果測定方法が明確

    4つ目は効果測定の方法が明確なことです。
    MEO対策効果の測定方法を明確に提示してくれる企業を選びましょう。
    効果測定に用いるローカル検索結果は、IPアドレス(位置情報)によって変わってきます。
    中には、広い地域では上位表示されないからと測定範囲を狭めることで「上位になった」と報告するMEO対策業者も存在するので、効果測定の位置をハッキリと示してくれる業者に依頼しましょう。
    効果測定の位置に不満がある場合は、自分が納得するまでしっかり相談することがポイントです。

    5.Googleガイドラインの遵守

    5つ目は業者がGoogleガイドラインを遵守していることです。
    MEO対策業者がGoogleビジネスプロフィールのガイドラインを把握しているのかを確認しましょう。
    下記のようにGoogleビジネスプロフィールには、掲載できる情報についていくつかルールが存在します。

    • 実際のお店やサービス、看板や販促品などで使用され認知されているブランド表記と一貫性のあるビジネス情報を掲載します。
    • 店舗住所やサービス提供地域が詳細かつ正確に記載されていることを確認します。
    • 中核事業に当てはまるカテゴリを、できるだけ少なく選択します。
    • ビジネス プロフィールはビジネスにつき 1 つのみ作成します。1 つのビジネスに対して複数のプロフィールを作成すると、Google マップと Google 検索でビジネスの情報が表示される際に問題が発生することがあります。

    引用元:Googleビジネスプロフィールガイドライン

    ガイドラインに違反してしまうとGoogleビジネスプロフィールの評価を下げてしまうため、上位表示が難しくなるおそれがあります。
    自社の評価を下げないためにも、Googleガイドラインの認識があるか事前に確認し、しっかり説明してくれる業者を探しましょう。

    MEO対策業者と安く契約する3つのポイント

    前述しましたが、MEO対策業者に依頼する場合の相場は月額およそ3〜5万円です。とはいえ、できるだけMEO対策にかける費用は安く抑えたい方がほとんどでしょう。
    この章では費用を節約するための重要な3つのポイントについて解説していきます。

    • ①必要なサービスだけを選ぶ
    • ②複数社から見積もりをとる
    • ③長期契約を検討する

    それでは、それぞれについて解説していきます。

    1.必要なサービスだけを選ぶ

    1つ目は必要なサービスだけを選ぶことです。
    MEO対策業者によるすべてのサービスは、必要に応じて取捨選択することで費用を抑えることができます。
    例えば、キーワード分析やコンテンツ作成など自社で対応可能なタスク以外の、より専門的な知識が必要な部分だけを業者に依頼するという方法もあります。
    そうすることで、相場よりも安い費用でMEO対策業者のサービスを受けられるでしょう。

    2.複数社から見積もりをとる

    2つ目は複数社から見積もりをとることです。
    複数のMEO対策業者の見積もりを比較することで、よりコストパフォーマンスが高い業者を選ぶことができます。
    候補としているMEO対策業者の中から、最低でも3社ほどで相見積もりをするのがおすすめです。悪質な業者を回避できるだけでなく、より安い費用で優良なMEO対策業者との契約ができるでしょう。

    3.長期契約を検討する

    3つ目は、長期契約を検討することです。
    MEO対策業者は長期間の契約をすることで月々の費用を抑えることが可能です。
    ただし、長期契約する場合はその業者のサービスが信頼できることや契約解除の条件を事前に確認しておくことが重要です。

    MEO対策業者のおすすめ5選

    MEO対策の費用は、どの業者もほとんど変わりなく費用相場は月3〜5万円ですが、その対策内容は業者によって大きく異なります。
    そのため、費用だけでなく提供してくれるサービス内容やサポート面まで依頼をする前に確認しておくことが重要です。
    本章では、MEO対策サービスを提供している弊社が独自に選んだおすすめな対策業者をご紹介します。

    1.株式会社トリニアス

    <サービスの特徴>
    弊社・株式会社トリニアスは、MEO対策、ホームページ制作、クチコミ管理などのトータルサポートを提供しています。

    記事の配信やウェブセミナー、メール、LINE、電話でMEO対策に店舗集客方法やマーケティングについてのノウハウを提供しているため、ウェブ集客にお悩みの初心者から上級者まで全ての事業者の方におすすめの対策業者です。
    親身になって店舗の悩みを解決してくれます。

    • 導入実績:4,000社以上
    • 上位表示率:90%以上
    • 初期費用:無料
    • 費用:15,000円~30,000円

    株式会社トリニアスの詳細はこちら

    2.GMO TECH株式会社

    引用元:サービスサイト

    <サービスの特徴>
    GMO TECH株式会社は、AIを活用したWebマーケティングDX事業の会社で、MEO Dash! byGMO」というMEO対策サービスを提供しています。
    Googleマップ検索で店舗情報を上位表示するための最適化施策を行うもので、高度分析機能を搭載した管理ツール「MEO Dashboard」や、カスタマーサクセスによるフォロー体制などが特徴です。

    また、国内MEO市場において、累計取引社数NO.1や上位表示率No.1などの実績を持っています。

    • 実績:国内取引企業数No.1
    • 上位表示率:97%以上
    • 費用:要問合せ

    3.株式会社プロモスト

    引用元:サービスサイト

    <サービスの特徴>
    株式会社プロモストは、MEO/SEO/SNS広告/Google広告などのWEB事業を提供しています。
    Yahoo!ロコの対策やYahoo!の広告運用などGoogleに留まらずYahoo!対策も依頼できます。さらに風評被害対策などウェブ対策全般の相談ができるので、MEO対策以外のWEB対策を検討している人におすすめのMEO対策業者です。

    • 実績:計49,414キーワード対策
    • 初期費用:無料
    • 費用:45,000円~480,000円(成果プランor固定プラン)
    • 契約期間:6~12か月
    • 対策キーワード数:6

    4.株式会社トライハッチ

    引用元:サービスサイト

    <サービスの特徴>
    株式会社トライハッチは、MEO、SEO、インターネット上での評判管理/SNS広告/リスティング広告などだけでなく、独自のシステムを開発しています。

    独自開発のシステムをMEO対策業者にも提供しているため、ひと月に100万キーワードのデータを保有し、その分析結果を基に、キーワード選定やMEO対策を行ってくれます。また、順位計測システムを日々更新し新機能を追加し続けています。
    競合の分析や売上予測が可能なため店舗に関するあらゆるデータがほしいという方におすすめです。

    • 導入数:1,300店舗以上
    • 上位表示率:92%
    • 初期費用:無料
    • 費用:1,100円〜43,780円
    • 対策キーワード数:6〜10

    5.株式会社ニュートラルワークス

    引用元:サービスサイト

    <サービスの特徴>
    株式会社ニュートラルワークスは、サイトの企画立案から構築、広告運用やSEOなど、デジタルマーケティング全般の事業を展開しています。
    担当者はWebマーケティング業界でさまざまな企業の集客を改善してきた実力者揃いで、上位表示やオンラインでの集客方法を熟知しています。
    また、「WEB制作相談室」というメディアを運営し、WEB全般に対する独自のノウハウを保有しているため、WEB対策が初めての方にもおすすめです。

    • 初期費用:別途お見積もり
    • 費用:1,000円〜
    • 対策キーワード数:6

    MEO対策の費用は抑えたいけど失敗したくないときは

    「MEO対策を業者に依頼したいけど、費用はなるべく抑えたい」
    「でも実績があって信頼できるMEO業者を選びたい」

    と考えている方は多いでしょう。

    せっかくお金を払ってMEO対策をするのであれば、ぜったいに損はしたくないですよね。

    そんなあなたにおすすめなのが、弊社が提供するMEO primeです。

    MEO primeとは、株式会社トリニアスが2017年に提供を開始し、現在約4,000社が導入しているMEO対策を主とした店舗経営支援サービスです。

    学習塾結婚相談所ヘアサロン英会話教室内科探偵事務所塗装会社リフォーム会社ジム訪問マッサージ自動車販売不動産まつげサロンブランド買取建設・工務店マンゴー農園プログラミングスクール行政書士神社など多くの業種が対象で、
    北海道から沖縄まで、日本全国の店舗ビジネスを展開する企業が導入しました。

    MEO primeでは、MEO対策の成果が出なければいっさい費用を支払う必要がない成果報酬型の料金プランを展開しています。

    実質、MEO対策サービスを無料でお試しいただくことが可能です。

    とはいえ、安さを重視するあまり、サービス品質をともなわないMEO業者も多数あります。

    しかし、弊社のMEO primeはこれまで4,000社以上の企業様に導入いただき、96%もの成果達成率をほこっています。

    高いコスパと実績を重視するなら、ぜひMEO primeをご検討ください。

    ▶MEO primeのサービス内容や料金プランの詳細はこちら

    【MEO prime】の特徴

    ①Google検索結果の上位表示対策
    約4,000社を対策してきた株式会社トリニアスが、ビジネスごとに最適な対策キーワードをご提案し、ご相談の上決定したキーワードで上位表示対策を行います。

    ②週1回のGoogleビジネスプロフィール情報更新
    常に最新情報をGoogleビジネスプロフィールに掲載するために、週に1回以上更新いたします。ご提供いただいた情報や、HPやSNSへご掲載されている情報を反映いたします。

    ③順位計測ツール【ranktool】
    Googlemapの表示順位と、ユーザーが起こしたアクション数をご確認頂ける順位計測ツールの【ranktool】を無料でご利用いただけます。
    店舗毎に専用のページを作成し、対策開始時にURL・ID・PASSをお渡しいたしますので、いつでもどこでも簡単に順位をご覧いただけます。

    ④コンサルによる定期サポート
    月1回程度、弊社のコンサルチームがサポートを行います。
    MEO対策の対策状況の確認に留まらず、店舗経営の課題を一緒に解決いたします。

    会社概要

    会社名 株式会社トリニアス
    所在地 〒169-0072
    東京都新宿区大久保2-4-15 サンライズ新宿5F
    代表取締役 山口 慎一郎
    資本金 1000万円
    事業内容 デジタルマーケティング
    事業デジタルクリエーション事業
    パートナー事業
    コンテンツ事業
    ライフコンシェルジュ事業
    主要サービス MEO対策【MEO prime】
    サジェスト対策【suggest prime】
    Instagram運用代行【SNS prime】
    ストリートビュー撮影代行【street prime】
    クチコミ管理ツール【Survey prime】
    ホームページ https://trinias.co.jp/
    Facebook https://www.facebook.com/meoprime/
    Twitter https://twitter.com/MEOPrime_2021

    MEO対策費用のまとめ

    今回はMEO対策費用について解説してきました。
    MEO対策の費用相場は「月額3〜5万円」で、どの業者も費用はほとんど変わりません。
    ただしサービスやサポート内容が大きく異なるため、よく調べて確認する必要があります。
    初期費用や追加料金が発生する場合もあるため、提示された費用で行ってくれるのかを確認することが重要です。平均契約期間は6か月〜1年なので、その契約期間で最大いくら払うことになるかまで事前に計算し、予算と照らし合わせましょう。

    MEO対策の導入にお悩みの方は弊社・株式会社トリニアスにご相談ください。
    弊社では、Googleビジネスプロフィールの運用代行やストリートビューの撮影など、Googleでの集客をサポートするサービスを提供しております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

    お問い合わせ・ご相談はこちら

    MEO対策・ビジネスプロフィール・ストリートビュー
    Instagram・LINE・HP/LP制作に関しては、
    当メディアの運営会社 株式会社トリニアスにご相談ください。

    O2OマーケティングとはSNSやホームページなどのオンラインから実店舗などのオフラインにユーザーを導くマーケティング手法のことです。
    現代はインターネット社会のため調べものをするユーザーが多く、主にスマホで情報収集をし、実店舗に来店するといった流れが多く行われています。
    ここではオンラインで情報収集したユーザーを実店舗に促し、商品の購買につなげる動機付けをするO2Oマーケティングのメリットや成功のコツを詳しくご紹介します。

    O2Oマーケティングとは

    以前は新規客を店舗に促すために、新聞広告や折り込みチラシなどのチャネルから購買につなげていました。

    2000年前後からインターネットの爆発的普及により、そうしたチャネルは新規客を実店舗に促す効果が小さくなり、オンラインを使ったアプローチへシフトする企業や店舗が増加しています。

    ここでは現代社会に合ったマーケティング手法であるO2Oマーケティングのメリットやコツを詳しく説明します。

    O2Oマーケティングとは

    O2Oマーケティングとは、「Online to Offline Marketing」の略で、SNSやGoogle検索、アプリなどのオンラインから実店舗のオフラインに消費者を導くマーケティング手法のことです。

    インターネットが普及したことにより、オンラインで情報収集を行いオフラインの実店舗に来店する流れが増えたため、近年注目を得ているマーケティングの一つです。

    O2Oマーケティングとは

    O2Oマーケティングの必要性

    現在、日本人の約63.3%の人がスマートフォンでインターネットを利用しています。

    総務省のデータによると、2019年時点で80歳以上のインターネット利用率は57.5%と非常に高く、「インターネットは若者が使うもの」という概念が覆されています。

    インターネットの利用率が上昇していることにより、多くの企業や実店舗がSNS公式アカウントやECサイト、公式ホームページを開設しています。

    そのため、インターネット上の情報が飽和状態となり、オンラインで情報収集を行うユーザーが増えました。

    この背景から誰もが簡単に情報を手にすることができるようになったため、オンライン上での商品購入を経験した人も多いのではないでしょうか。

    また現在は「近くの〇〇」というスマートフォンに搭載されているGPS機能を利用した検索が主流となりつつあり、現在地から店舗まで誘導してくれるなどオンラインからオフラインに促す仕組みに変化しています。

    そのためマーケティング業界で、O2Oマーケティングが注目されています。

    インターネット利用率グラフ

    インターネットの利用率が上昇していることにより、多くの企業や実店舗がSNS公式アカウントやECサイト、公式ホームページを開設しています。

    そのため、インターネット上の情報が飽和状態となり、オンラインで情報収集を行うユーザーが増えました。

    この背景から誰もが簡単に情報を手にすることができるようになったため、オンライン上での商品購入を経験した人も多いのではないでしょうか。

    また現在は「近くの〇〇」というスマートフォンに搭載されているGPS機能を利用した検索が主流となりつつあり、現在地から店舗まで誘導してくれるなどオンラインからオフラインに促す仕組みに変化しています。

    そのためマーケティング業界で、O2Oマーケティングが注目されています。

    オムニチャネルとの違い

    オムニチャネルとは、SNSやホームページ、ECサイトなどのインターネットだけではなく、メールやスマホアプリ、実店舗などオンライン・オフライン関係なく、さまざまなチャネルを連携しユーザーにアプローチするマーケティング手法のことです。

    O2Oマーケティングとオムニチャネルの違いを月50件ほど検索されており、よく間違われる言葉です。

    O2Oマーケティングは、公式SNSやECサイト、ホームページなどのオンラインから実店舗に誘導することを目的としていますが、 オムニチャネルは一人の消費者に対し、公式SNSやECサイト、ホームページなどはもちろん、実店舗やカタログ、イベントなど幅広い接点から、消費者に対してアプローチをする手法のことです。

    この接点が多いほど、企業や店舗を知ってもらうことができることが、オムニチャネルの特徴です。

    また、オムニチャネルとマルチチャネルは混同しやすいですが、オムニチャネルは、各チャネル同士と連携し消費者にアプローチをすることであり、マルチチャネルは単純に各チャネルごと独立して消費者にアプローチをすることです。

    オムニチャネルとマルチチャネルの違い

    O2Oマーケティングメリット

    O2Oマーケティングとオムニチャネルの違いは理解できたでしょうか。

    O2Oマーケティングを行うメリットは、新規顧客の獲得や即効性、各ユーザーに合ったアプローチ方法で集客が行えるという点です。

    O2Oマーケティングを行う上での3つのメリットをそれぞれ詳しく説明します。

    新規顧客の獲得が見込める

    O2Oマーケティングは、オンラインからオフラインに誘導するマーケティング手法のことを指しますが、オンラインでの集客は、新規顧客を獲得するのに最適です。

    チラシ配りや看板などのオフライン集客方法だと、スタッフが動ける範囲内での拡散になり限られたユーザーにしかアピールすることができません。

    しかし、オンライン集客方法では物理的な距離は関係ないため、日本全国、全世界の不特定多数の人に簡単に拡散できます。

    そのため、オンライン集客方法を利用することにより、もともと企業やブランドを知らなかった人やもともと興味がなかった人など、さまざまな人にアピールすることが可能になります。

    即効性がある

    SNSやECサイト、ホームページなどのオンラインではクーポンをすぐに作成することができ、届けるための時間や人件費をゼロにすることができるため、即日ユーザーにクーポンや最新情報を届けられます。

    即日でクーポンや最新情報を届けられるため、「店舗限定!○○%OFFまで残りあと、2日!」といった近日中の情報も発信ができ、ユーザーを実店舗に促すことがで見込めます。

    このように期間が設定されている割引やクーポン、特典はその期間に集中して実店舗へユーザーを促す見込めるため、オフラインに誘導しやすいコンテンツです。

    またそれと同時に、オンライン集客方法は該当する期間のクーポンの利用率や来店率などを簡単に計測を行うことができるため効果測定が簡単に行えるといったメリットもあります。

    さらにオンラインは割引クーポンなどを実際に利用したユーザーが投稿・拡散する可能性があるため、多くのユーザーに枝分かれで情報を伝えることができ、企業やブランドを知らない人にも簡単にアプローチすることができます。

    一人ひとりにあった方法でアプローチ

    現代のインターネットは位置情報や検索履歴、個人情報を基にユーザーが求めているであろう有益な情報が表示される仕組みになっています。

    分かりやすいのがInstagramやYoutubeのおすすめ欄です。

    検索履歴や登録している年齢などを基にユーザーが興味を持つであろう投稿をおすすめ欄に表示するような仕組みになっているため、InstagramやYoutubeに店舗情報を掲載すると、その関連ワードを検索したユーザーのおすすめ欄に勝手に表示されます。

    またLINEもその一つで、LINEは位置情報を基に関連するニュースや広告をタイムラインに表示しています。

    このようにオンライン集客方法は、位置情報や検索履歴、登録されている個人情報を基にユーザーが興味があるであろう投稿が表示されるような仕組みになっています。

    そのためあらゆるオンライン集客方法を利用することで、ユーザー一人ひとりにあった方法でアプローチできます。

    O2Oマーケティング成功のコツ

    O2Oマーケティング成功のコツは、オンラインからオフラインだけでなく、その後のフォローや逆にオフラインからオンラインへの誘導を行いリピーターを獲得するまで注力することです。

    オンライン→オフライン→オンラインの流れを作るために重要な3つの考え方を解説します。

    O2Oマーケティング成功のコツ

    リピーターの獲得を狙う

    オンラインで商品を購入することはとても便利ですが、どこか業務的でドライな印象を与えてしまいやすいです。

    実店舗などのオフラインでは、店頭スタッフや専門家から直接ユーザーにアドバイスや商品の特徴などの接客をすることが可能なため、「欲しいものも買えたし、買い物をする時間までもが楽しかった!」「自分に合った商品のアドバイスがもらえた!」とユーザーにプラスαの満足感を与えられます。

    つまり、温かみや親切といったポジティブな感情をユーザーに抱いてもらいやすいのが実店舗の特徴です。

    商品購入とプラスα(時間や気持ち)を提供することで「またここで買いたい!」という心理状況を作ることを可能にします。

    さらにオンラインでの商品を検討後、実際に店舗で目的を達成したユーザーは、達成感からECサイトなどのオンラインにてポジティブな内容のクチコミ投稿をしやすいでしょう。

    今まで企業やブランドを知らなかったユーザーにリアルなクチコミを届けられ第三者が実店舗に足を運ぶ可能性を広げてくれます。

    また、商品を購入したユーザーが、その企業やブランドを知らなかったユーザーに対してリアルなクチコミを届ける可能性があり、第三者が実店舗に足を運ぶ見込みができます。

    新規客からリピーター客といった段階を踏めるため今後の長期的な関係と売上と利益の増大に効果が見込めます。

    そのため、顧客をオフラインからオンラインに戻しリピーターを獲得することがO2Oマーケティング成功のコツです。

    一人当たりの単価増加を狙う

    「狙っていた商品と…これも買っちゃお!!」と“ついで買い”をした経験はみなさんあるのではないでしょうか。 この“ついで買い”をしてしまう心理現象を「テンション・リダクション効果」といいます。

    このついで買いは、事前に商品を知っているからこそできることなので、オンライン上で一度商品を見て来店したユーザーは、ついで買いをしやすいと考えられます。

    例えば、「Instagramで定番メニューについての投稿がバズったカフェに来店したユーザーが、定番メニューだけでなく本日限定の特別メニューも食べたいと思い、本日限定特別メニューも注文した」という流れが客単価を上げる一つの要因です。

    人は「期間限定」という言葉に弱いため、特別メニューや特別割引を良く利用します。

    そのため実店舗に来店した際に、オンラインに投稿していない特別メニューや特別割引を見つけたら利用する人が大半でしょう。

    その心理を狙って、実店舗に誘導した後まで戦略的に対策することがO2Oマーケティング成功のコツです。

    オフラインからオンライン流入を狙う

    ショッピング

    O2Oマーケティングとは、オンラインからオフラインの実店舗に誘導するといったマーケティング手法です。

    ですが、このO2Oマーケティングは現在、「オフラインからオンラインに誘導するマーケティング手法」とも言われ始めています。

    実はこの通常の逆を指す、オフラインからオンラインに誘導するO2Oマーケティング施策が有効な場合もあります。

    その一例が、株式会社CODE SHARE(コードシェア、本社東京都、代表取締役 江島晋一)が運営するファッション通販サイト fifth【フィフス】です。

    fifthはもともとECサイトをメインとしたレディースアパレル事業を展開し、売り上げを伸ばしていました。

    ですが、コロナの影響で世界全体の考えが大きく変わった2020年の8月1日に期間限定の実店舗を初出店しました。

    このfifthが初出店した店舗は普通の実店舗ではなく、ECサイトを利用した「非接客型」の無人店舗でした。

    商品を手に取りフィッティングまで行えるが、購入はfifthのECサイトを開き、購入商品のバーコードを読み取るといった内容です。

    この非接客型の無人店舗はまだ施策段階ではありますが、店舗を訪れたfifthを知らないユーザーを強制的にECサイトに誘導することにより、ただ店舗で商品を販売するだけでなくいつでも買えるオンラインを強制的に認知させているので、今後のリピート率が上昇することが期待できます。

    ECサイトが無い有人の店舗でも、InstagramのフォローやLINEの友達追加などで半強制的にオンラインに誘導することでいつでも店舗の最新情報を把握できるため、リピート率が上昇するでしょう。

    このように、オンラインからオフラインだけでなく、全く逆のオフラインからオンラインの誘導も視野に入れることがO2Oマーケティング成功のコツです。

    出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000010057.html
    https://ecnomikata.com/ecnews/27172/

    O2Oマーケティング6つの方法

    O2Oマーケティングはオンラインからオフラインにユーザーを誘導マーケティング手法です。

    では、どういった方法を用いて店舗集客をするのか、具体的な事例から6つの手法を詳しくご紹介します。

    クーポン

    クーポンとはInstagramやTwitter、公式LINE、公式アプリなどで割引クーポンを配信し、ユーザーを店舗に誘導することを指します。

    例えばInstagramで「この投稿をスタッフに見せて対象商品○○%OFF!」などと店舗に促すクーポンを発行すると、簡単にオンラインからオフラインに誘導することができます。

    また、店舗来店時にLINE@の友達追加やInstagramのフォローなどを登録してもらい、定期的にクーポンを発行することによって、再来店も期待できるのがメリットです。

    自然にユーザーをオンラインからオフラインに誘導できるため、新規顧客と既存顧客の獲得だけでなく、リピーターの獲得までできる方法です。

    SNS

    SNSはTwitter・Instagram・Facebook・LINE@などを利用してクーポンや最新情報を配信することを指します。

    例えば、Instagramで「○○商品予約販売スタート!」LINE@ですでに登録済みのお客様情報から「お誕生日月のお客様○○割引クーポン配布!」といったクーポンやイベント等の配信をすることができます。

    タイムリーに商品やサービスをユーザーに投稿することができ、短期間でユーザーを実店舗へ促す効果が見込めます。

    SNSを利用してクーポンや最新情報を投稿することによって、そのブランドに興味があるユーザーや既存顧客に対してだけでなく店舗を知らないユーザーまで獲得ができる方法です。

    ECサイト

    ECサイトとは公式ホームページなどや独自の商品サイトで商品を販売するサイトを指します。

    例えば、「ECサイトで商品を購入しようと思ったけどこのサイトでは完売してる…」といったユーザーに向けて近隣の店舗の在庫状況をリアルタイムでユーザーが確認することができると、店舗への誘導につながります。

    ECサイトでは膨大な数の中から探している商品を絞り込み、サイト内で購入といった流れが一般的です。

    しかし中には実物を確認してから購入をしたいというユーザーも多く存在します。

    そういったユーザーを実店舗に促すためにECサイトと店舗を連動させることが大切であり、これが実現できると新規顧客と既存顧客の獲得だけでなく、リピーターの獲得までできるといった方法です。

    位置情報

    位置情報とはスマートフォンに搭載されているGPSを利用してプッシュ通知を送ることを指します。

    例えば、「近くの○○店で○時間限定○○特別セール実施中!」といった内容の情報を通知することで、ユーザーのスマートフォンの画面上部に表示することができます。

    事前にユーザーの位置情報提供の許可が必要にはなりますが、「セール情報や最新情報を配信する」「現在地から近い店舗」というこの2点が来店を促すきっかけになるため、集客効果が大いに期待できます。

    店舗に来店したことがあり、かつLINE@や公式アプリをダウンロードしている顧客を再度店舗に誘導できるといった手法です。

    公式アプリ

    公式アプリとは店舗独自のアプリを作成し、クーポンを発行したりポイントを貯めることができたり、ユーザーを新規顧客からリピーターに昇格させることを指します。

    例えば、ポイントを貯められるだけでなく商品の購入までできるアパレルの公式アプリや、ポイントを貯められるだけでなくアプリインストールが条件の会員割引が受けられる飲食店など公式アプリの活用方法は業種によって様々あります。

    人は一日に110回スマホを開くと言われており、起きている時間が16時間だと仮定すると一時間で6回程度スマホを開いていることになります。

    1時間に6回開くスマホに公式アプリがあるだけで、「あ、このブランドの服見てみよう」「あ、アプリ入っているしこの飲食店行こう」と再来店へ誘導できる確率が上がります。

    アプリを一度インストールしてもらうことで何もしなくとも視界に入れるため、自然に再来店へ誘導できる方法です。

    店頭受け取り

    店頭受け取りとは公式ホームページにしか在庫がない商品や近場の店舗で興味がある商品の在庫が無い場合、その商品の在庫をユーザーの近くの店舗に配送し、実際にユーザーがその商品を実店舗で確認することができるサービスを指します。

    例えば、「この商品興味があるけど、インターネット上だけで実物を見ずに買うのはリスクがあるな…」というユーザーに店頭受け取りサービスを活用してもらうことで、実店舗へ促すことが可能になります。

    興味を持った商品が思っていたものと違っていた場合でも、何か他の商品を購入・検討する可能性があり、強制的にユーザーを店舗へ誘導+購入させることが可能な方法です。

    まとめ

    O2Oマーケティングとは、SNSやGoogle検索、アプリなどのオンラインから実店舗のオフラインに消費者を導くマーケティング手法のことです。

    現在約63.3%の日本在住の人がスマホでインターネットを利用しており、情報飽和となった今では、インターネットで情報収集を行うことが主流となっているためO2Oマーケティングが必要とされました。

    O2Oマーケティングのメリットは、新規顧客の獲得や即効性、各ユーザーに合ったアプローチ方法で集客が行えるといった点です。

    そんなO2Oマーケティングの成功のコツは、オンラインからオフラインだけでなく、その後のフォローや逆にオフラインからオンラインへの誘導を行いリピーターを獲得することまで注力することです。

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    今まで通りの集客方法で効果が出なくなって、集客方法を見直している不動産会社が多いのではないでしょうか。

    そのような方に向けて、2021年最新版の不動産業界の集客方法について解説します。

    客単価が高く、少しの変化で数億売上が変わる不動産業で、集客を成功させる3つのポイントと、おすすめの集客方法9選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

    不動産業界の市場とカスタマー動向

    不動産業界は世界情勢や世界経済などの影響を受けやすいので、世の中の変化とともに集客方法を改善しなければ成功し続けることが難しい業界です。

    そこでまず初めにこの章で2021年最新版の、不動産に影響する世界や日本の問題を見て行きましょう。

    人口減少と少子高齢化による経済縮小

    総務省が出している人口推計のグラフ
    出典:総務省統計局.人口推計(令和2年(2020年)10月平成27年国勢調査を基準とする推計値,令和3年(2021年)3月概算値) (2021年3月22日公表)

    まずは、日本の人口減少と少子高齢化による影響についてです。

    日本の総人口は2011年以降、9年連続で減少しています。

    2010年は約1億2800万人でしたが、2020年9月には約1億2570万人で、10年間で約200万人以上減少しています。

    この減少のスピードは世界トップと言われています。

    独立行政法人労働政策研究・研修機構が出す、世界の老人人口の表
    出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構.第2-5表 老年人口(65歳以上人口)|データブック国際労働比較2017|JILPT

    更に日本は少子高齢化も世界トップで進んでいると言われており、日本人口の約28.5%が高齢者と言われています。

    入学や転勤などの影響で住居を転々とする若者が減っており、以前から購入している持ち家に住み続けている高齢者が増えているので、少子高齢化問題も不動産業に大きな影響を与えています。

    この人口減少と少子高齢化の2つの問題により、ターゲット人口が減少しているので、不動産会社同士のカスタマー争奪戦に打ち勝つ集客施策を考える必要があります。

    インターネットの普及による情報飽和

    パソコンの写真

    次は情報の飽和化による影響についてです。

    インターネットが普及したことにより、「誰でもインターネット上に情報を発信できる状態」になりました。

    その影響で、現在ではインターネット上の情報が飽和状態となり、嘘の情報が出回る信用問題や若者のスマホ離れなど様々な点が問題視されています。

    ホームページ、ブログ、SNS、メディアサイト、ポータルサイトなど様々な方面から様々な情報が発信されているため、正しい情報を見つけるためにも、ユーザーは沢山のサイトから情報を集め比較検討し、自分が納得できるまで情報収集を続けるようになりました。

    その影響から、アプリで家を探したり、家探しのコツやインテリアについてSNSで検索するなどインターネットでの情報収集が増えているため、飽和状態の情報の中から選んでもらえる対策が必要になっています。

    カスタマーの価値観の変化

    近年情報飽和やコロナの影響で、カスタマーの価値観が大きく変わりました。

    例えばここ最近は、引っ越しするより今の家を住みやすくしようとリフォームを考えたり、マイホームを買う人が増えたと言われています。

    これは情報飽和の現代では検索エンジンやSNS上に沢山の情報があるため、「おしゃれな家」「マイホーム」「DIY」などに憧れを持つ人が増えたことが影響しています。

    また、コロナの影響でリモートになったことで貸しスペースを借りたり、家族との接点をなくすためにマンスリーマンションやホテルに滞在する人も増えました。

    この情報飽和とコロナの影響でカスタマーの価値観は、「賃貸」から「マイホーム」「リフォーム」「貸しスペース」「マンスリーマンション」と色々な方面へと広がりました。

    このカスタマーの価値観に合わせ、不動産も取り扱う内容を変えていく必要があると言われています。

    不動産業は、情勢や経済に大きく影響を受けるため、その変化に合わせることが重要です。

    そのような不動産業でも集客を成功させる3つの秘訣を次の章で解説します。

    不動産の集客が成功する3つの秘訣

    カスタマーの価値観の変化に影響されやすい不動産業が、集客を成功させるための秘訣を3つご紹介します。

    ただ、集客施策を行うだけでなく、なぜその集客方法が有効なのかなどの本質を理解しましょう。

    ターゲットの把握

    不動産の集客が成功する3つの秘訣の1つ目は、「ターゲットの把握」です。

    不動産業は、会社によって「ターゲット」が異なります。例えば、アパートなのか、マンションなのか、一軒家なのか。

    また学生街なのか高級住宅街なのか、賃貸なのか売買なのか、などと売るものが変わるのでターゲットも異なります。

    ターゲットが異なると、アプローチ方法も変える必要があります。

    若者の一人暮らし向けならSNSやアプリが良く、ファミリー向けや親御さんと家を決める学生向けなら、MEOやSEO対策などの検索エンジンの対策か、看板やチラシなどのアナログ対策が良いです。

    このようにターゲットを把握することで自社に合う施策が分かり、集客が成功しやすくなりますので、自社のターゲットを考えてみましょう。

    インターネット上での露出を増やす

    不動産の集客が成功する3つの秘訣の2つ目は、「インターネット上での露出を増やす」ことです。

    情報飽和の影響やスマホの普及、コロナウイルス感染拡大による自宅待機などの影響で、インターネット上での情報収集をする時間が長くなりました。
    実際に来店するまでにインターネット上で、営業時間やアクセス、クチコミなどの店舗の情報を調べ、じっくり比較検討する人が増えています。

    また、リフォームや家の選び方、家賃や光熱費を安く済ませるコツなどの知識ネタを見る人も増えているためただ商品を載せるだけでなく不動産独自のノウハウを公開することも重要です。

    認知してもらうためにも、選んでもらうためにも、インターネット上に情報を沢山掲載することで集客が成功しやすくなります。

    PDCAを回す

    不動産の集客が成功する3つの秘訣の3つ目は、「PDCAを回し続ける」ことです。

    不動産業は、事業内容や提供地域によってターゲットが異なるので、合う集客方法を見つけるのが難しいと言われています。

    また、日本経済や世界情勢などの影響を受けやすいため合う施策が合わなくなる可能性も高いため常にPDCAを回し続け、今の自店には、どんな集客方法が合うのかを模索し続けることが重要です。

    ですので、どの施策でもどんなに良い成果が出ている施策でもPDCAを回し続けることで成功しやすくなり、そして成功し続けられます。

    不動産におすすめの集客施策10選

    不動産は、とにかく「視覚」でアピールすることが重要です。

    「言語情報は7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%」というメラビアンの法則で視覚が強いように、視覚に訴える方法が一番興味を引きやすいです。

    看板でもチラシでもSNSでもとにかく「視覚」に訴えることが重要です。

    このポイントを踏まえたうえでさまざまな集客方法を見て行きましょう。

    ポスティング

    費用相場 5万~10万(チラシ作成代)
    商材 賃貸・売買・リフォーム・新築マンション
    ターゲット ファミリー、同地域に住んでいる人

    不動産におすすめの集客方法1つ目は、「ポスティング」です。ポスティングとは、チラシをポストに投函する方法です
    狙っている人にチラシを配布できる点がポスティングの特徴です。

    高級住宅に住んでいる人が安い物件を探すことは滅多にないため、チラシの内容とターゲットは良く考える必要があります。
    ターゲットは、ファミリーは良いですが、一人暮らしの特に若い世代はアプリで物件を探すためあまり向いていません。

    またポスティングは、禁止令の出ている地域や住宅の敷地内に侵入してしまうと「住居侵入罪」が科されてしまいますので、よく確認してから行いましょう。

    ティッシュ/チラシ配り

    費用相場 5万~10万(ティッシュ/チラシ作成代)
    商材 賃貸・売買・新築マンション
    ターゲット 同地域に住んでいる人

    不動産におすすめの集客方法2つ目は、「ティッシュ/チラシ配り」です。
    ティッシュ/チラシ配りとは、駅やお店の前で歩く人に向けて直接ティッシュやチラシを配る方法です。

    街中でものを配る際は、道路使用許可を貰ってから行わないと犯罪になりますので必ず許可を貰ってから配るようにしましょう。

    またインターネットで何でも情報を得られてペーパーレスが進んでいる現代では、チラシを貰う人が減っています。
    そのためどのような場所でどのようなデザインのチラシやティッシュを配るか良く考える必要があります。

    参考:警視庁、道路使用許可、制限外積載等

    イベント・セミナー

    費用相場 無料(貸しスペースを借りた場合のみ賃料)
    商材 勉強会、個別相談会、見学ツアー、賃貸、リノベ、売買、不動産投資
    ターゲット

    不動産におすすめの集客方法3つ目は、「イベント・セミナー開催」です。

    イベント・セミナーとは、「リノベ物件の見学ツアー」や「個別相談」「不動産投資の勉強会」など様々な内容で、顧客と不動産が直接コミュニケーションを取る場のことです。不動産におすすめの集客方法3つ目は、「イベント・セミナー」です。

    2020年はコロナの影響で直接でのイベント・セミナーの実施は難しくはなりましたが、逆にオンラインでの開催が身近になり、簡単にできるようになりました。

    オンラインでのイベント・セミナーは、お互いに出向く必要がないので、不動産に行きたいけどなかなか行けない人にもアプローチでき、また移動時間がないためとても効率良く行えます。
    オンラインであれば無料でも行えますので、コロナの影響を利用してオンラインセミナーやオンラインイベントを開催してみましょう。

    看板

    費用相場 10万~50万(駅中だと数百万)
    商材 新築マンション、不動産の名前
    ターゲット 最寄り駅に訪れた人、全年齢層

    不動産におすすめの集客方法4つ目は、「看板」です。看板とは、最寄り駅や得意とする地域の街中に宣伝用のパネルを飾ることです。

    家探すときに住みたい地域の最寄り駅や、近くの駅で不動産会社を探す人が多いです。
    そのため、近くの駅などで看板立てておけば、SNSで知った人も誘導しやすく、また何も探さずとりあえず最寄駅に来た人に看板を見て選んでもらうこともできます。

    同業他社よりも大きな看板が最寄り駅にあるだけで、顧客にアピールできるため、他社との差別化のためにも最寄り駅に看板を置くことをおすすめします。

    ホームページ/SEO対策

    費用相場 5万~20万円
    商材 賃貸、売買
    ターゲット 20代~50代

    不動産におすすめの集客方法5つ目は、「ホームページ/SEO対策」です。

    ホームページ/SEO対策とは、「地域+賃貸」や「地域+不動産」などと検索したときにホームページを表示させる対策をSEO対策と言います。

    コロナの影響でリサーチの時間が長くなったため、いつどれくらい見られても良いように、ホームページを充実させる必要があります。

    不動産会社のホームページは、家を探すというより不動産会社についての情報を得るためのものです。
    ポータルサイトやアプリで家を探して、不動産会社のホームページでちゃんとしている会社なのかを見るという流れです。

    なので、ホームページに家を載せるのも良いですが、SNSやアプリから来てもホームページで特徴やアクセスを見るため、会社の特徴や売りを伝える内容で綺麗なホームページが良いでしょう。

    リスティング広告

    費用相場 月20万円~50万円
    商材 賃貸・売買
    ターゲット 20代~50代
    価格相場月20万円~50万円
    商材賃貸・売買
    ターゲット20代~50代

    不動産におすすめの集客方法6つ目は、「リスティング広告」です。

    リスティング広告とは、「高円寺 1LDK 賃貸」などの検索結果に“広告”という文字がついて、ホームページが上部に表示される検索エンジンの広告です。

    「高円寺 1LDK 賃貸」「副都心線 1LDK 賃貸」などの検索結果に

    「高円寺での一人暮らしにおすすめの賃貸/1LDK」
    「東京メトロ副都心線沿いのおすすめ賃貸/一人暮らし」

    と検索結果の上部に表示されていると、探し求めている内容が書かれているサイトだと思い、広告の文字関係なくクリックされます。

    キーワードによって広告額は異なるので、Googleキーワードプランナーを利用し、金額を確認してみましょう。

    ポータルサイト

    費用相場 月額2万~(枠やサイトによって異なる)
    商材 賃貸・売買
    ターゲット 20代~40代

    不動産におすすめの集客方法7つ目は、「ポータルサイト」です。

    ポータルサイトとは、SUUMOやいい部屋ネット、ホームズなどの様々な不動産会社の物件をまとめて紹介している顧客と不動産会社の仲介役のサイトを指します。
    現代の人はこの各種ポータルサイトで部屋探しをする人が多いため掲載することで認知を増やせます。

    また、不動産のポータルサイトはリスティング広告やCMなどの広告を多く出しているためサイト名を既に知っている人が多いので、会社の認知度が低くても集客できるのがメリットです。

    不動産のポータルサイトの金額は、

    ・枠(表示位置)によって変わる
    ・月額(掲載件数に制限がある)
    ・成果報酬(問い合わせ数)

    などそれぞれ違うので、載せたいポータルサイトに直接問い合わせてみましょう。

    アプリ

    費用相場 月額2万~(枠やサイトによって異なる)
    商材 賃貸・売買
    ターゲット 20代~40代

    不動産におすすめの集客方法8つ目は、「アプリ」です。

    アプリとは、上記ポータルサイトのスマホアプリ版を指します。

    検討段階が長く、念入りに調査を行う現代人はスマホで多くの調べ物をします。そのため賃貸を探す際も引っ越しまで時間がある人はスマホでじっくり家を探します。

    ですのでスマホ時代の現代で不動産アプリの利用は必須とも言えるでしょう。大手だと、SUUMOやHOME’S、at home、アパマンショップなどがアプリに展開しています。

    他にも、GoodroomやR-STORE、Canaryなどは、SNSの広告を出しているため若者に見られやすいです。
    アプリに展開しているポータルサイトに登録することで、アプリからも検索エンジンからも流入が期待できます。

    また物件登録数の多いアプリの方が多く利用されますので、登録するポータルサイトは良く選びましょう。

    SNS

    費用相場 無料(広告は有料)
    商材 賃貸・売買・お得情報・コツなどの情報
    ターゲット 20代~30代

    不動産におすすめの集客方法9つ目は、「SNS」です。

    不動産会社のSNSは、視覚で訴えるインスタとTikTokがおすすめです。

    物件を紹介する動画や部屋探しのコツ、契約時の注意点などのコンテンツが良く拡散されます。

    そしてSNSのメリットは、正しい情報やカスタマーのためになる情報を発信していることから「信頼」を獲得できるという点です。

    お得情報やスタッフの顔をSNSで公開している不動産と、SNSに露出が全くなく情報がほぼない不動産だと、前者の方が顔も名前も出ているため信頼しやすく来店も気軽にできるようになります。

    またSNSでは、写真や動画などで何度もみることで好印象を持つという「ザイオンス効果」が期待できます。

    ただ、SNSは簡単に炎上してしまうのでよく注意する必要があります。

    MEO対策

    費用相場 無料~月5万(業者依頼は有料)
    商材 賃貸・売買・リフォーム・会社名
    ターゲット

    不動産におすすめの集客方法10個目は、「MEO対策」です。

    MEO対策とは、「地域+サービス名」「地域+業種」などで検索したときの検索結果に表示されるマイビジネスを編集して検索結果の上位を目指す対策です。

    Googleマイビジネスは、会社名で直接検索されたときにも表示されるため情報を掲載しておくべきです。

    MEOは、検索結果でSEOより上部に表示されるためクリック率が高いと言われています。

    また家を探している人には沢山の家が掲載されているサイトのSEOの方が良いですが、不動産会社を探している人には、一目で3社の「名前」「住所」「電話番号」「クチコミ」などを比較できるMEOの方が良いでしょう。

    業者に依頼せず個人でもできる対策のため、無料で行えます。

    まとめ

    不動産は世界情勢や日本経済に影響されやすいので現代の不動産業界は、“少子高齢化”や“人口減少”、インターネットの普及により飽和状態となった“情報”などの影響を受けたカスタマーの価値観の変化に大きく影響されます。

    そんな不動産会社の集客が成功するには、ただ集客方法を試すだけでなく本質理解をするために

    ターゲット層の把握
    インターネット上での露出を増やす
    PDCAを回す

    の3つが重要となります。

    不動産業は、地域やターゲット、事業内容によって合う集客施策が異なりますので、様々な集客方法を知って試していきましょう。

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    Googleビジネスプロフィールのクチコミは集客や信頼度に大きく影響します。良いクチコミを増やすことで評価が高まり、新規顧客の獲得につながるでしょう。  

    一方で、悪いクチコミが投稿されることもありますが、適切に対応すれば信頼回復につなげることができます。

    本記事では、クチコミを増やす方法や悪いクチコミへの対処法をわかりやすく解説します。

    ぜひ最後までご覧ください。

    Googleビジネスプロフィールのクチコミ対策が重要な3つの理由

    Googleビジネスプロフィールで店舗の集客効果をアップさせる方法はいくつかありますが、なかでもクチコミ対策は以下の3つの理由からとても重要です。

    ユーザーにとって有益な情報源となる

    クチコミは、それ自体がほかのユーザーにとって有益な情報になります。

    なぜなら、ユーザーは来店する店舗を選ぶ際、店舗側が発信している情報だけでなく第三者のユーザーが発信した情報であるクチコミを参考にする場合が多いからです。

    実際に総務省のアンケート結果では約8割の人が商品やサービスを購入するときにユーザーのクチコミを参考にしていることが明らかになっています。

    店舗側が発信する情報ももちろん重要ですが、店舗の情報をより高めるためにも多くのユーザーが参考にするクチコミを集めることが重要です。

    Google検索・マップに上位表示されやすくなる

    Googleはユーザーから良いクチコミをたくさん投稿されている店舗/企業を「優良なビジネス」と認識するので、Google検索・マップの検索結果に上位表示されやすくなります。

    実際に、アメリカの「MOZ社」という調査会社のレポートでは、Googleビジネスプロフィールの表示順位にクチコミが大きく影響しているという結果を明らかにしています。

    ですが、クチコミによって上位表示されやすい理由はそれだけではありません。

    じつはGoogleでの「検索キーワード」が含まれているクチコミがあると、対象のビジネスが上位表示されやすくなります。

    よりわかりやすく説明するために、実際にGoogleマップで「おしゃれなカフェ」と検索した以下の画像を見てみましょう。

    すると画像左側に、いくつかのビジネスプロフィールが上位表示されました。

    注目すべきはユーザーから寄せられたクチコミの部分です。

    ここに表示されるクチコミは、すべて「おしゃれ」「カフェ」のキーワードが書かれた内容のものです。

    つまり、クチコミが増えることによって文章中のキーワードが抜粋されやすくなり、結果として自社のビジネスが上位表示されやすくなるということです。

    店舗の課題点に気づける

    どれだけ質の高い店舗であってもユーザーによって受ける印象は異なるので、ときには批判的なクチコミを書かれる場合もあります。

    もちろんいわれのない誹謗中傷や暴言などは例外ですが、それを素直に受け止める姿勢も重要です。

    なぜなら、悪いクチコミの内容こそ店舗が見落としている改善点かもしれないからです。

    ユーザーから寄せられた「もっと〇〇して欲しい」「××のほうが良いと思った」といったクチコミに対し、丁寧に対応しましょう。

    店舗としての質が向上するだけでなく、ユーザーからも厚い信頼を得られるでしょう。

    Googleビジネスプロフィールの良いクチコミを増やす5つの方法

    店舗の集客や売上アップにおいて重要であるクチコミは、可能な限り良い印象や感想のものを増やしたいと考えるものです。

    この章では、Googleビジネスプロフィールで良いクチコミを増やすための5つの方法を紹介します。

    最良のサービス提供を心がける

    来店したユーザーから良いクチコミを集めるためには、店舗として最良のサービス提供を心がける必要があります。

    基本的にユーザーはクチコミをすることにメリットがないので、自ら率先してクチコミをしてくれることはあまりないでしょう。

    だからこそ、来店したユーザーが思わず良いクチコミをしたくなるように「接客態度」「注文の待ち時間」「サービス・商品」など店舗の質をアップさせることが重要です。

    普段からこれらが疎かになっていないか、いま一度チェックしてみましょう。

    来店したユーザーに直接依頼する

    Googleビジネスプロフィールのクチコミを増やすためには、来店したユーザーに直接依頼しましょう。

    とはいってもほとんどのお客さんは、自社のビジネスの印象はどうあれ、クチコミを書くこと自体少ないのが事実です。

    ですが、そんななかにも「あなたのビジネスに貢献したい」「いい思いをしたからほかの人とも共有したい」と考え、クチコミを書いてくれるユーザーが存在します。

    そういった貴重なユーザーを取りこぼさないためにも、たとえ効果が薄くてもお声掛けをすることが大切です。

    直接クチコミを依頼するだけなら費用もかからないので、根気強く続けてみましょう。

    QRコードを作成する

    クチコミを増やすためには、Googleビジネスプロフィールのクチコミをするページに直接アクセスできるQRコードを作成する方法が有効です。

    QRコードを作成して「クチコミのご協力をお願いします」という案内とともに、テーブル席などに設置しておくことでユーザーに直接依頼する手間が省けるため、従業員の負担を軽減できます。

    また、QRコードであればスマホで読み取るだけなので、店舗のURLの入力や検索をする手間が省け、ユーザーにとってもクチコミを投稿するハードルが低く感じられます。

    店舗業務が忙しくて接客中にクチコミの依頼ができない方や、直接依頼してもなかなかクチコミが増えない方はQRコードの作成・設置を試してみましょう。

    店内にチラシやPOPを掲示する

    Googleビジネスプロフィールのクチコミを増やすためには、店内にクチコミを促すチラシやPOPを掲示する方法も有効です。

    具体的な掲示場所は「店舗の出入り口」「レジ」「トイレ」など、来店したユーザーが利用しやすく、目につきやすい場所が効果的です。

    一方でチラシやPOPは作成に手間がかかってしまうことがデメリットですが、「ユーザーに直接依頼する」「QRコードを作成する」といった方法と併行することで相乗効果が期待できるでしょう。

    下記に簡単にPOPを作成できるリンクをご用意していますので、ぜひダウンロードしてみてください。

    ユーザーから寄せられたクチコミに返信する

    Googleビジネスプロフィールにはユーザーからのクチコミに返信する機能があるので、こまめに返信することも有効です。

    本来、クチコミへの返信は義務ではありませんが感謝を込めて返信することで、それを見た他のユーザーにも「反応してくれるならクチコミを投稿してみよう」と感じてもらいやすくなります。

    ただし、クチコミに返信するときはすべてに同じ文章を使用したり、定型文を乱用したりすることはやめましょう。

    あまりにも事務的な文章や的外れな内容の文章を返信すると、感謝を伝えるつもりがかえってユーザーの印象が悪くなってしまいます。

    店舗業務の負担を軽減するために定型文は活用すべきですが、使い回しと思われないように1つ1つのクチコミを読んだ上で適切な内容の返信を心がけましょう。

    Googleビジネスプロフィールのクチコミを増やすときの注意点

    Googleビジネスプロフィールのクチコミは、店舗やサービスの信頼性を高めるためにとても重要です。しかし、クチコミを増やす際にはいくつかの注意点があります。

    適切な方法でクチコミを集めることで、Googleのガイドラインを守りながら、より多くのユーザーからの評価を得られます。

    この章では、Googleのクチコミを増やす際の2つの注意点について解説していきます。

    クチコミを自作自演してはいけない

    自作自演のクチコミによって数を増やす行為(いわゆるサクラ)は、Googleのクチコミに関するガイドラインで禁止されています。

    複数のアカウントで自店舗の良いクチコミをしたり、他店の悪いクチコミをしたりする行為が自作自演にあたりますが、それらはユーザーにとって不利益な情報です。

    Googleはあくまでもユーザーに有益な情報提供を求めているので、そういった違反が発覚した場合はビジネスプロフィールの利用停止やアカウントの削除といった厳しいペナルティが課せられます。

    これまでGoogleビジネスプロフィールに費やしてきた時間や労力が無駄にならないよう、クチコミを集める手段には十分な注意が必要です。

    クチコミの見返りとして特典を提供してはいけない

    来店したユーザーにクチコミをしてもらう見返りとして特典を渡す行為も、Googleのクチコミに関するガイドラインで禁止されています。

    特典とは現金や金券などはもちろん、割引券・クーポン券なども含まれます。

    これらと引き換えに「良い評価のクチコミをしてください」とユーザーに持ちかけることは、公平な情報提供を求めるGoogleのポリシーに反するので、ペナルティの対象となってしまいます。

    有益な情報提供によって顧客の獲得につなげるためにも、クチコミを集めるときは正しい方法でユーザーに呼びかけることが重要です。

    Googleビジネスプロフィールに悪いクチコミを書かれたときの3つの対処法

    Googleビジネスプロフィールを運用していると、良いクチコミだけでなく悪いクチコミが投稿されることがあります。店舗やサービスに満足していない人が投稿することが多いため、適切に対応しないと、ほかの利用者にも悪い印象を与えてしまうかもしれません。

    悪いクチコミは放置せず、誠実に対応することで信頼を築くことができます。

    この章では、悪いクチコミが投稿されたときの対処法を3つ紹介します。

    謝罪とサービス改善の旨を返信する

    悪いクチコミに対しては、誠意をもって謝罪のコメントを返信しましょう。

    クチコミをした本人の不満を解消するだけでなく、第三者のユーザーに対しても「きちんと対応しているお店だな」と好印象を与えることができます。

    一方でどれだけクチコミの内容が不愉快だったとしても、反論したりそのまま放置したりしてはいけません。

    ネガティブな意見を素直に受け止めるのは難しいことですが、感情的にならず、まずは謝罪することが大事です。

    それと同時に「今後は○○を改善してまいります」といった、サービス改善をする旨も添えて返信してみましょう。

    悪いクチコミが結果的に店舗の信頼向上につながるきっかけになります。

    返信の例文についてはこちらの記事もご参照ください。

    Googleにクチコミの削除を依頼する

    Googleビジネスプロフィールには、まれに店舗に対する明らかないたずら行為や、虚偽の内容が書かれた悪質なクチコミなどが書かれることがあります。

    そういったクチコミが以下のポリシーに違反している場合は、Googleに依頼することで削除してもらえる可能性があります。

    ・スパムと虚偽のコンテンツ
    ・関連性のないコンテンツ
    ・制限されているコンテンツ
    ・違法なコンテンツ
    ・テロリストのコンテンツ
    ・露骨な性的表現を含むコンテンツ
    ・不適切なコンテンツ
    ・危険なコンテンツおよび中傷的なコンテンツ
    ・なりすまし利害に関する問題

    クチコミの削除を依頼する場合は、以下の手順を試してみましょう。

    ・Googleマップで自社の店舗名を検索する
    ・「クチコミ」タブの中から削除依頼をする
    ・クチコミを選択する
    ・削除依頼をする
    ・クチコミの右上にある「3点マーク」を選択する
    ・「クチコミを報告」を選択する
    ・削除依頼する理由を選択する

    この作業を完了することで、Googleがポリシーに違反したクチコミだと判断した場合のみ、ビジネスプロフィール上から削除されます。

    なお、「低い星評価」「悪い内容だが事実であるクチコミ」などはGoogleに依頼しても削除できないので注意しましょう。

    良いクチコミをたくさん集めて目立たないようにする

    Googleビジネスプロフィールの悪いクチコミが投稿されたときは、良いクチコミをたくさん集めて目立たないようにする方法も効果的です。

    悪いクチコミはGoogleに依頼しても必ず削除されるとは限らないため、今後もGoogleビジネスプロフィール上に残り続ける場合があります。

    しかし、たとえ1件の悪いクチコミがあったとしても良いクチコミが99件あれば、多くのユーザーは大多数の意見である良いクチコミを参考にするはずです。

    悪いクチコミをされてもめげずに、それを上回るほどの良いクチコミを増やしていきましょう。

    Googleビジネスプロフィールのクチコミ投稿で身元が判明?安全に利用する方法とは

    Googleビジネスプロフィールのクチコミは、店舗や企業にとって重要な情報源です。

    しかし、クチコミを投稿する際に「個人情報が特定されてしまうのでは?」と心配する方もいるでしょう。

    安心してクチコミを投稿するためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。  

    クチコミ投稿で身元がわかることはある?  

    Googleビジネスプロフィールのクチコミは、基本的に匿名ではありません。Googleアカウントを利用して投稿するため、表示名やプロフィール画像が公開される仕組みです。

    とはいえ、本名がそのまま表示されるわけではなく、Googleアカウントで設定した名前が表示されます。  

    ただし、以下のような場合、クチコミの投稿者が特定される場合があります。  

    • 本名をそのままGoogleアカウントに設定している 
    • クチコミの内容に個人情報を含めてしまった
    • 普段使用しているメールアドレスと紐づいたGoogleアカウントを利用している

    このようなケースでは、知人や関係者に身元を知られることがあるため注意が必要です。  

    安全にクチコミを投稿する方法  

    安心してGoogleビジネスプロフィールにクチコミを投稿するためには、いくつかの対策を講じることが大切です。  

    1. Googleアカウントの表示名を確認・変更する 

    Googleアカウントの名前は設定画面から変更できます。個人情報を守るためには、本名ではなくニックネームやイニシャルを使用するのがおすすめです。  

    2. プロフィール画像を工夫する  

    プロフィール画像に自身の顔写真を設定していると、誰が投稿したか分かってしまうことがあります。クチコミを投稿する際は、風景写真やイラストなどに変更すると安全です。  

    3. クチコミの内容に個人情報を含めない 

    クチコミの文章内に、自身の名前や住所、連絡先などの個人情報を書かないようにしましょう。また、特定の日時や詳細な状況を記載すると、身元が推測されやすくなるため注意が必要です。  

    4. Googleアカウントを使い分ける  

    ビジネス用と個人用でGoogleアカウントを分けておくのも有効です。

    たとえば、仕事関係のクチコミはビジネス用アカウント、趣味やプライベートに関するクチコミは個人用アカウントを使うことで、身元が特定されにくくなります。  

    Googleビジネスプロフィールのクチコミは、利用者が実際の体験をシェアし、他の人の判断材料になる貴重な情報です。適切な方法で投稿すれば、身元が特定される心配なく、安全に利用できます。  

    安心してクチコミを活用し、良いお店やサービスを広めていきましょう。

    Googleビジネスプロフィールのクチコミが反映されないときの4つの対処法

    Googleビジネスプロフィールに投稿されたクチコミが、すぐに反映されないことがあります。クチコミが表示されない原因はいくつか考えられますが、適切な対処を行うことで解決できる場合があります。

    この章では、クチコミが反映されないときに試したい4つの方法を紹介します。

    Googleのポリシー違反がないか確認する

    Googleはクチコミに関する厳しいポリシーを設けています。不適切な内容が含まれていると判断された場合、クチコミは公開されません。

    次のような内容が含まれていると、Googleのガイドラインに違反している場合があります。

    • 誹謗中傷や攻撃的な表現(特定の個人や企業に対する過度な批判)
    • 広告や宣伝を目的とした内容(他のサービスへの誘導など)
    • 虚偽の情報(実際には訪問していない店舗のクチコミなど)

    クチコミがポリシーに違反していることがある場合は、違反していれば投稿者に可能な範囲で修正を依頼することが有効です。

    Googleヘルプコミュニティを活用する

    ここまでの方法を試しても改善されない場合は、Googleヘルプコミュニティに該当する事例がないか検索してみましょう。

    ヘルプコミュニティには、過去に同じような問題が発生したユーザーの質問や解決法が載っています。

    よほど特殊なトラブルでない限りは具体的な解決策が見つかるでしょう。

    反映されるまで待ってみる

    Googleのシステムはクチコミを自動でチェックし、問題がなければ順次反映していきます。しかし、場合によってはクチコミの表示まで数時間~数日かかることがあります。

    特に、以下のようなケースでは時間がかかることが多いです。

    クチコミの反映が遅れるケース

    • Googleのシステムに負荷がかかっている場合

    大量のクチコミが同時に投稿されたり、Googleのサーバーに負荷がかかっていると、表示が遅れることがあります。

    • 新しく作成されたGoogleビジネスプロフィールの場合

    開設したばかりのGoogleビジネスプロフィールでは、クチコミの審査が厳しくなることがあるため、通常よりも反映に時間がかかることがあります。

    どうしても解決しない場合の問い合わせ方法

    クチコミが長期間反映されない場合は、Googleに直接問い合わせることも可能です。

    Googleに問い合わせる方法

    ・Googleビジネスプロフィールの管理画面にログインする
    ・「ヘルプ」メニューを開く
    ・「サポートに問い合わせる」ボタンをクリック
    ・必要な情報を入力し、クチコミが反映されない問題について問い合わせる

    問い合わせのポイント

    • クチコミが反映されない具体的な状況を伝える。
    • 可能であれば、クチコミを書いたGoogleアカウントの情報を共有する。
    • どのくらいの期間、クチコミが表示されていないかを説明する。

    それでも解決しない場合は、Googleのサポートに問い合わせることで対応してもらえることもあります。

    クチコミは、Googleビジネスプロフィールの信頼性を高めるためにとても重要な要素です。適切な対応を行い、クチコミが正しく反映されるように管理していきましょう。

    まとめ

    Googleビジネスプロフィールのクチコミ対策は、集客や信頼向上のために重要です。

    良いクチコミを増やすためには、満足度の高いサービスを提供し、来店客に自然な形でクチコミを依頼する方法が効果的です。さらに、Googleビジネスプロフィールの投稿機能を活用し、クチコミを促すメッセージを掲載すると良いでしょう。  

    一方で、悪いクチコミが投稿された場合は、感情的にならず、冷静かつ丁寧に対応することが大切です。具体的な改善策を提示し、誠実な対応を心掛けることで、企業の信頼を高められます。

    適切なクチコミ対策を行い、Googleビジネスプロフィールを有効活用しましょう。

    弊社・株式会社トリニアスではGoogleビジネスプロフィールの運用代行サービスを提供しております。

    競合との差別化や、顧客の関心を引きつけるためには、専門的な知識と運用が求められます。当社の運用代行サービスを利用することでビジネスの成長をサポートします。

    ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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    飲食店を経営しているが、集客について困っているという方がこの記事にたどり着いたのではないでしょうか。

    そんな集客についてお困りのオーナー様向けに、飲食店で集客するために重要な7つのポイントをご説明します。

    この7つのポイントを抑えて集客施策を行えば、より効果を感じられるでしょう。

    では、早速飲食店の現状についてからご説明していきます。

    1.飲食店の集客法とは

    飲食店イメージ

    全国に何店舗あり、現代のユーザーはどのようにお店を探しているのか、など飲食店にまつわる市場状況をしっかり把握できているでしょうか。

    現代では、SNSやGoogle検索をほとんどの人が利用しているため日本全国の店舗情報を簡単に検索できます。

    また新幹線や飛行機などの交通機関も充実しているため日本全国どこでも行きやすくなっています。

    そのため、どの地域の人がいつ来店されるか予想ができない状態です。

    なので、店舗の近くに同じようなお店ないから大丈夫と思っていても、評価も高くバズっている店舗があれば少し遠くてもユーザーその店舗に行ってしまいます。

    そのため飲食店の現状を把握し、広い目線で様々な情報を察知する必要があります。

    ということでこの章では、飲食店の現状についてご説明していきます。

    飲食店の店舗数

    飲食店の店舗数(総務省統計局より引用)

    出典:総務省統計局ホームページ

    現在の飲食店の総数は、日本全国で約50万店舗です。

    日本全国の数値とは言え、居酒屋は約9万件と単純に47都道府県で割っても約2000件ずつある計算になります。

    また数が多いと言われているコンビニの店舗数は全国で56,884軒です。

    なのでカフェはコンビニと同じくらい全国にあるということがわかります。

    これだけ多いことから「他店との差別化」に力を入れなければいけません。

    SNSでバズっている店舗なのか、ビジネスマンの昼食として人気なのか、とっても安いのか、店内がおしゃれなのか、などなど「個性」といえる点は沢山あります。

    そんな「個性」を理解しておくことで、どんな集客方法を行ってもアピールするべきところをしっかりアピールできるようになります。

    アピールできるようになれば、他店と比較された際にユーザー選んでもらえるようになるでしょう。

    自店の「個性」を出してみましょう。

    飲食店集客の法則

    「購買行動」というものをご存知でしょうか。

    購買行動とは、ユーザーが認知から購入までの行動を表したものです。

    この購買行動は1920年代から提唱されており、時代の変化に合わせて様々なモデルが提唱されてきました。

    現代に合っている購買行動として、「ULSSAS」というモデルがあります。

    これは、

    U:UGC
    L:Like
    S:Search1
    S:Search2
    A:Action
    S:Spread

    と6つの行動を表したもので、「SNS」と「Google/Yahoo!検索」での行動が主です。

    このULSSASを基に
    あるパンケーキ屋の購買行動を
    考えてみましょう。

    UのUGC

    UGCとはユーザーが勝手にSNSなどに投稿してくれることを指しますので、パンケーキを食べたユーザーAがSNSに投稿し、 その投稿を見た新しいユーザーBがパンケーキ屋さんを認知します。

    LのLike

    Likeはいいねを指しますので、ユーザーAのパンケーキの投稿をユーザーBがいいねします。

    SのSearch1

    まず1回目は認知をしたSNSで検索します。

    どういうパンケーキなのか。そもそも美味しいのか。人気なのか。店内は可愛いのか。などなど様々な情報を集めます。

    SのSearch2

    2回目のSはGoogleやYahoo!などの検索エンジンでの検索を指します。

    1回目のSでパンケーキ屋さんの良さを知り、2回目のSで実際に来店するかを判断するといったイメージです。

    実際に見られる点は、アクセスや金額、営業時間などが上げられます。

    SNSよりHPの方が正しい情報で、また1つのサイトで基本情報を確認できるのでユーザーは2回目のSearchを行います。

    AのAction

    HPやマイビジネスでアクセスを調べたら実際にお店に行きます。

    SのSpread

    「広がり」を意味し、いわゆる「拡散」が当てはまります。
    ユーザーBがパンケーキの写真を撮り、SNSに載せたらまたそこからユーザーCが見て来店。

    この循環を表したのがULSSASです。

    このULSSASを知ることでユーザーの来店までの行動を理解し、そしてどのような対策をしていくべきなのかが分かります。

    1回目のSearchと2回目のSearchでSNSとGoogle/Yahoo!検索が出ているためSNSと検索エンジンの対策が良いのではと考えられたのではないでしょうか。

    このようにユーザーの行動を知ることでより集客施策を上手く利用できます。

    ULSSAS以外にも様々な購買行動がありますので探してみてください。

    再来店への誘導方法

    前項でご説明したULSSASは新規の獲得方法です。

    では、リピーターはどのように獲得していくのでしょうか。

    1度来店したお客様が2度目の来店をする確立は40%程度と言われています。
    ですが、2回来店した人が3回目来店する確立は80%と言われています。

    なので、確立40%の2回目を獲得するために行動を起こしていかなければいけません。

    そこで重要なのが、再来店するほどのメリットを感じてもらうという点です。

    例えば、店内がすごく素敵でインスタ映えするけど、店員の態度が悪くコーヒーも美味しくないカフェだったら1回行って写真撮って、もう2度と行くことはないでしょう。

    行こうとしている知人にも、スタッフの態度悪いし美味しくないよ。と伝えるのではないでしょうか。

    逆に、スターバックスコーヒーはほとんどのお客様がリピーターになります。

    価格は安くないのにリピーターを獲得できているその理由は、様々あります。

    例えば、

  • パートナー(スタッフ)の対応がとても良い
  • コーヒーが美味しい
  • 落ち着いていて入りやすい雰囲気
  • 提供が早い
  • 自分好みにカスタムできる
  • などが上げられます。

    どんな人に対してもメリットがあるスタバは多くの新規顧客を獲得し、そしてリピーターをも獲得することができます。

    店舗は来店したたった1回でお店の評価が決まります。

    その1回で仕留めるためにスタバのように「完璧」にしておくことが重要です。
    「完璧」にしておくことで、自然とSNSで拡散され、自然とポータルサイトに高評価のクチコミが投稿され、自然と「知人の紹介」が増えます。
    このような流れを作れたら、再来店を獲得するための施策はしなくても良くなります。

    「完璧」を目指すために重要な7つのポイントを次の章でご説明します。

    自店に置き換えて考えていきましょう。

    2.飲食店集客の7つのポイント

    前項でご説明した「完璧」を目指すことが新規を獲得するためにもリピーターを獲得するためにも重要です。

    その「完璧」を目指すために重要な7つのポイントをこの章でご説明します。

    この7つのポイントを抑えることでどの集客方法を行っても自然と集客できるようになりますので、自店に置き換えて考えていきましょう。

    ニーズ把握

    ニーズは学生街にあるのかビジネス街にあるのかで変わったり、近隣に同業が何店舗あるのかなどで変わります。

    例えば、「ランチに力を入れたいカフェ」であれば

    ・学生街→若い人向けだから安いけど美味しくて入りやすい店内
    ・ビジネス街→OL向けだからヘルシーだけど美味しくてお洒落な店内

    というように考えられます。

    ニーズを把握することで、ターゲットに合ったものを提供することができ、ターゲットが気にしてないところに無駄に工数をかけることなく効率よく「完璧」に近づけます。

    キャッシュレス導入

    現在、約10人に9人がキャッシュレス決済を利用しており、そのうち約7割がキャッシュレス決済を週1回以上利用していると言われています。

    またキャッシュレス決済に対応したお店を6割近くの人が意識下で選択しているというデータも出ています。

    「キャッシュレス」を導入しているだけで選ばれる時代になっているのでシステムを導入しましょう。

    そして導入したらアピールをしなければ意味がないので、ホームページや予約サイト、SNS、看板、ポスターなど各方面にアピールをしましょう。

    コンセプト設定

    コンセプトは、「小学校みたいな居酒屋」や「駄菓子が食べれる居酒屋」のように明らかなコンセプトでなくて良いです。

    スタバのコンセプトは
    「サードプレイス」
    で家庭や職場の次の場所という意味があります。

    このようにどういう立ち位置になりたいか、どういうことを提供したいか、などを明確にするためにコンセプトを考える必要があります。

    考えるときは5W1Hで考えましょう。

    店舗集客_店舗コンセプト

    そしてこのコンセプトを考えることで、スタッフへの意識統一もできます。

    皆がコンセプトを理解していればスタッフの対応にも差が出ることがないので、どの店員でも居心地が良いと感じ再来店に繋がりやすくなります。

    名物メニュー

    ・厚さ◯cmの牛タン
    ・ふわふわのパンケーキ
    ・サイズが大きすぎる唐揚げ
    ・辛すぎる味噌ラーメン
    などなど日本には色んな名物メニューがあります。

    たとえ全国に拡散されなくても、近くの会社で「ラーメンと言えば◯◯だよね。」と言われるような存在になることが重要です。

    和食の定食ランチをビジネス街で提供しているとしたら、「カツが大きすぎるかつ丼」や「たまにある海鮮丼」など様々な方法で名物メニューを作ることで、レア感が生まれ、来店に繋がりやすくなります。

    SNSやマイビジネスなどに掲載するときにもおすすめメニューとしてアピールすることができるので、名物メニューを決めておきましょう。

    外観内観

    やはり外観内観が素敵でないとどんなに料理が美味しくても、
    どんなにスタッフの対応が良くても 「汚い…」というイメージが付き、なかなか来店に繋がりません。

    クチコミで料理が褒められてても「店内が汚い」という意見があれば知人を連れていく気にならず選ばれません。

    そして、来店する際に外観をSNSや検索エンジンで見ていて、実際に来店したら外観が古くなっていて行く気がなくなるなんてこともあり得ます。

    なので外観も内観も適度に綺麗に、お洒落にしておく必要があります。

    特に若い女性向けのカフェなどは外観内観を綺麗にすることを意識しましょう。

    ランチとディナーの両立

    ランチとディナーの両方提供している店舗は、
    上手く両立させるために戦略を考える必要があります。

    例えば、ランチを格安で提供していて、クチコミでランチが安いと広まるとします。

    すると、「ランチが安い」「ランチには良い店」というイメージが付きディナーで行く人が減ります。

    なので「ランチもディナーも良い」というクチコミを拡散させる必要があります。

    直接のクチコミもそうですが、インターネット上のクチコミも操作する必要があります。

    例えディナーである程度集客が出来てもクチコミをインターネット上に書いてもらわないと、何も知らない新規顧客はランチでしか来店しません。

    ランチとディナーの両立をするには、クチコミを操作するために書いてもらうよう促すなどの対策を行う必要があります。

    またそれぞれのコンセプトを決め、何が違うのか、ディナーではランチと違いどんなことを提供できるのかを明確にし、ポスターやチラシにしたり、SNSに投稿してみましょう。

    入口把握

    この時の入口は「顧客が店舗を見つけ来店するときのきっかけ」です。

    美容院はよくこの入口を知るためのアンケートを取っています。
    みなさんもアンケートに答えたことあるのではないでしょうか。

    質問項目は、「何回目の来店か」「何で見つけたか」「なにで来店を決めたか」などを設定する店舗が多いです。

    このアンケートで入口を把握することでどの集客方法を強化するべきかがよくわかります。

    逆に今行っている集客方法の効果も測ることができるので、様々な集客方法を行っている店舗ほどアンケートを実践して入口を把握することが重要です。

    紙のアンケート用紙でもGoogleフォームなどインターネット上でできるアンケートフォームでも良いのでまずは入口把握を目的にアンケートを導入してみましょう。

    3.飲食店におすすめな7つの集客方法

    さて、飲食店集客の7つのポイントをお伝えさせて頂きましたので次は、実際の集客方法について解説します。

    飲食店は、オフラインのチラシや知人からの紹介でも、オンラインのSNS、検索エンジン、アプリでも集客を行えます。

    とはいっても、店舗のコンセプトや拠点によって合う対策が変わりますので、それぞれの特徴を分かりやすく解説していきます

    チラシ

    チラシは、 「駅前で配布」「新聞の折込」「ポストに投函」などの利用方法があります。

    チラシは配布するために移動しなければいけないため、店舗の近くに住む人や会社が近くにある人などの、拠点近くにいる時間が長い人に向けて発信ができる、発信していくものです。

    チラシの内容としては、「オープンのアナウンス」や「新メニューのアナウンス」「キャンペーンなどのお得情報」が最適です。

    拠点近くにいる時間が長い人は、そこにお店があることを知っているはずなので、店舗の紹介というより、その店舗で何ができるのか、何を得られるのかを伝える内容にするのがポイントです。

    また、HPやSNSがある店舗はQRコードやURLなどを掲載して、アナログからデジタルに誘導するという活用方法もあります。

    ただデメリットとして、

  • 拡散されにくい
  • 顧客に届けるまで時間がかかる
  • 一定の範囲内にしか周知できない
  • お金がかかる
  • 街頭配布NG
  • などが上げられます。

    街頭配布可の地域で、地域の人にちょっとお知らせしたいくらい時に利用するのがおすすめです。

    デリバリー

    デリバリーは、デリバリーサービスに登録している店舗から食品を購入し、指定された場所まで配達してもらうサービスです。

    なので、そのサービスに登録をしておけばそのサービス内で検索され認知してもらえます。

    コロナウイルス感染拡大の影響でデリバリーサービスの需要が高まりました。

    デリバリーサービスを知っている人は86%で、実際に利用したことある人は約50%とやはり高めの数値です。
    (対象:18歳~49歳の1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉))

    参考:MMD研究所

    お店の認知をしてもらうためにも、いつか来店してもらうためにもデリバリーサービスに登録してみましょう。

    デリバリーサービス例
  • Uber Eats
  • 楽天デリバリー
  • dデリバリー
  • 出前館
  • menu
  • FOODNEKO(フードネコ)
  • ポータルサイト

    ポータルサイトは、店舗情報・クチコミ・メニュー・予約をサイト内で完結できる予約(クチコミ)サイトです。

    ホットペッパービューティーや食べログ、SUUMOなどはすでにサイトの認知度が高いため、サイト内で検索をする人が多く見られます。

    無料で掲載できたり、プラン制度のポータルサイトもありますので、まずは無料~低額で登録してみましょう。

    ただデメリットとして、ポータルサイトはお金を払えば払うほど良い位置に表示するという点があります。

    HPや予約サイトを持っていないのであれば、ポータルサイトに登録することをおすすめしますが、ポータルサイトにかける費用はよく考えましょう。

    ポータルサイトを大きくするためにお金をかけるのではなく、自店が大きくなるためにお金を使いましょう。

    ただ、すべてのポータルサイトがこの仕組みというわけではないのでお金をかける前にしっかり調べましょう。

    また、ポータルサイトに無料でも登録しておくことで、多少は認知を獲得できるので無料のサイトから登録してみましょう。

    ポータルサイト例
  • ホットペッパー
  • ホットペッパービューティー
  • 食べログ
  • ぐるなび
  • SUUMO
  • athome
  • イーパーク
  • ホームページ

    ホームページは、店舗の情報を伝えるためだけのものではなく、来店を決意させるためのものです。

    インターネット上には沢山の情報があるためユーザーはとにかく比較をしてしっかり見極めてから購入/来店を決めます。

    比較記事などで情報収集をしてからホームページに訪問し、メニューや雰囲気、料金を良く確認して来店を決めます。

    そのため、ホームページ集客は店舗に必須だと言えるでしょう。

    SNSで認知されてもホームページで料金やメニューを確認し、知人を連れていっても大丈夫な店舗なのかを見極めます。

    比較したあとに良く見られるため、他店との違いを示すようにコンセプトを伝えたり、強味を伝えたりする必要があります。

    ただ、ホームページ作成は決して安くはありませんので費用面をよく考えて作成しましょう。

    LINE@

    LINE@は店舗の公式LINEを作成して、主にリピーター向けにお得情報を発信するためのものです。

    現在のLINEの利用率は77.4%とかなり高く、インターネットを利用している人のほとんどがLINEを利用している状況です。

    ほとんどの人が連絡手段として利用しているため、通知をONにしていたり、1日の利用時間もかなり長いので、LINEに送るだけで多くの人に見てもらえます。

    ただ、LINE@は友達追加をしてもらわないといけないのでリピーター向けや来店しようと考えている人向けになってしまいます。

    新規を獲得するには広告を出す必要がありますが、リピーターを獲得するには無料の公式LINEを作るだけで良いのでリピーターを獲得したい店舗は登録をしてみましょう。

    SNS

    SNSの中で特に飲食店におすすめなのはInstagramです。

    飲食店は、文字で魅力を伝えるより写真で魅力を伝えるべき業種です。

    なので、写真が主なInstagramが飲食店に合っており、実際に料理名のタグで何百万件と投稿されています。

  • #焼肉 575.2万件
  • #カフェ 投稿2132万件
  • #コーヒー 投稿790.7万件
  • #パン 投稿510.1万件
  • #和食 投稿493.7万件
  • 飲食店はどこの地域の人がいつ来るか分からない業種なので、SNSのメリットである「拡散力」を利用しましょう。

    SNSを利用している人が来店したら、そのお店を勝手に自分のアカウントで紹介してくれます。

    そのユーザー同士で共有し合うことをUGCと言い、「再来店への誘導方法」の項でご説明しましたが、このUGCを取り入れるのが最近トレンドとなっています。

    MEO

    MEO対策とは、「原宿 カフェ」や「原宿 焼肉」などと間接的に検索した際にGoogleマップと一緒に表示される、上位3店舗に表示させる対策です。

    Map Engine Optimization(マップエンジンオプティマイゼーション)の略で直訳すると「マップエンジンを最適化する」という意味になります。

    MEO対策という言葉は知らない方が多いと思いますが、恐らく皆さん間接検索で飲食店を探したことあるのではないでしょうか。

    実際にGoogleで検索している人の約84%が間接検索で情報収集をしていると言われています。

    そして、その検索結果に表示される店舗情報を掲載できるツールが「マイビジネス」でこのマイビジネスには様々な情報を掲載できます。

    業種によって掲載できる内容は異なり、飲食店では基本情報、メニュー、記事投稿、写真などを投稿できるようになっています。

    このマイビジネスの編集はとても簡単なのでインターネットが苦手な経営者様でも簡単に編集できます。

    常に最新情報を発信し、いつ誰が検索をしてもマイビジネスで魅力を伝えられるようにすることで集客を行えます。

    最新情報を発信できるマイビジネスで情報を更新し続け、利用率が高い間接検索の検索結果での表示順位を上げるMEO対策を行えば、集客ができるでしょう。

    まとめ

    集客を成功させるために顧客が来店するまでの行動を知り、その購買行動に沿った集客施策を始めましょう。

    そして、その集客施策を始める前に7つのポイントを知り実施しましょう。

  • ニーズ把握
  • キャッシュレス導入
  • コンセプト設定
  • 名物メニュー
  • 外観内観
  • ランチとディナーの両立
  • 入口把握
  • この7つのポイントを実践することで「何が売りなのか」や「どうやって人が集まっているのか」などが明確になり伝えたいことをストレートにアピールできるようになります。

    アピールしたいことが明確になると今回ご紹介した7つの集客方法が成功する確率が高まりますのでこの記事の上から順に1つずつ行動していきましょう。

    お問い合わせ・ご相談はこちら

    MEO対策・ビジネスプロフィール・ストリートビュー
    Instagram・LINE・HP/LP制作に関しては、
    当メディアの運営会社 株式会社トリニアスにご相談ください。

    Googleが撮影している世界中を歩けるGoogleストリートビューの屋内版(インドアビュー)は、Google認定フォトグラファーのGoogleストリートビュー撮影代行会社が撮影し、Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)に掲載をしています。

    Googleストリートビュー屋内版とは

    Googleストリートビュー屋内版とは、Googleが撮影している世界中を歩けるGoogleストリートビューの屋内版で、店内や施設内を360°見れるサービスです。

    Google検索とGoogleマップから見ることができ、ホームページやブログに貼り付けることもできるサービスで、飲食店学校小売店歯科医院学習塾不動産会社宿泊施設スポーツ施設介護施設神社お寺自動車・バイク幼稚園・保育園美容院・サロン医療施設など様々な業種で導入が進んでいます。

    ストリートビュー屋内版の歴史

    Googleストリートビュー屋内版は、2010年に「おみせフォト」という名前で始まりました。

    その後2014年に「インドアビュー」という名前に変わり、そして1年後の2015年に屋外のストリートビューと統合し、現在の「Googleストリートビュー」という名称になりました。

    そして「バーチャル」という言葉が普及している今Googleは、Googleストリートビューの屋内版を「体験型バーチャル ツアー」と呼んでいます。

    引用:Googleストリートビュー公式サイト

    Googleストリートビュー屋内版の特徴

    この章では、Googleストリートビュー屋内版の見方やメリット、費用相場について解説します。

    Googleストリートビュー屋内版はどこで見れる?

    Googleストリートビューの屋内版は、Google検索Googlemapから見ることができます。

    店舗名を検索する「直接検索」でも、「新宿 歯医者」などと間接的に店舗を検索する「間接検索」でも見れます。

    ですので、間接的に店舗を検索され、他店と比較検討された時でも見てもらえるので、他社と差別化するためにも活用できます。

    【Google検索】

    Googleストリートビューの見方_ナレッジパネル

    Google検索で店舗名を検索すると右側に店舗情報が載ったナレッジグラフ(Googleビジネスプロフィール)が表示されます。
    そのナレッジグラフの「写真を表示」をクリックすると写真と一緒にGoogleストリートビュー屋内版を見れます。

    「新宿 居酒屋」などと間接的に店舗を検索した際にも同じように写真のところから見れます。

    【Googlemap】

    Googleストリートビューの見方_Googleマップ

    GooglemapでもGoogle検索同様、店舗を検索すると見れます。
    表示された店舗情報のトップの大きな写真をクリックするとGoogle検索と同じ画面で写真と共にGoogleストリートビュー屋内版を見ることができます。

    Googlemapも同じように、間接検索でもみることができます。

    Googleストリートビュー屋内版は導入するべき?

    引用:Googleストリートビュー公式サイト

    Googleがストリートビューの効果についてこのようなデータを公表しています。

    ①ユーザーの62%は店内の写真が見られるリスティングを好みます
    ②リスティング(ビジネス情報)に写真とバーチャル ツアーが入っていると、ユーザーの興味を引く確率が 2 倍になります。
    ③リスティングに情報が揃っていると、信頼感が 78% も高くなります。
    ④Google マップでのビジネスの検索のうち、平均で 41% が店舗等の訪問につながります。
    ⑤リスティングに写真とツアーが含まれていると、商品購入を検討してもらえる確率が 29% 高くなります

    引用:Googleストリートビュー公式サイト

    このGoogleが提示するデータを見る限り、Googleストリートビュー屋内版の導入はユーザーに行動を起こさせるために重要なサービスであることが分かります。

    ですので、Googleストリートビューの導入は集客したい企業には必要であると言えるでしょう。

    Googleストリートビュー屋内版のメリットは?

    現代で集客するうえで必要不可欠であるGoogleストリートビュー屋内版のメリットを5つご紹介します。

    1.ユーザーの関心を引く
    Googleストリートビュー屋内版は、バーチャル体験ができるため、Googleビジネスプロフィールやホームページに導入するだけでユーザーの興味を引くことができます。

    2.店内の雰囲気が伝わる安心感
    ホテルやレストランなどを事前に予約する際に、理想にマッチしているお店なのか、清潔できれいなお店なのかなど様々な点をGoogleストリートビュー屋内版でじっくり見ることできるので、事前予約をするユーザーに安心感を与えられます。
    また、事前に店内の雰囲気を伝えられるため「思っていたお店と違かった」というクレームの発生も同時に防げます。

    3.ランニングコストがかからない
    ランニングコストとは、「維持するために必要となるコスト」を指します。
    Googleストリートビュー屋内版は、公開したあとに内装工事がない限り、編集も更新も必要ないため半永久的に継続して利用できます。
    また、弊社で撮影した場合は、「撮影費」はかかるものの「維持費」はかからないため、1回のみの支払いで完了できます。

    4.ホームページやブログにも利用できる
    Googleストリートビューの屋内版は、Googleビジネスプロフィールだけでの利用ではなく、ホームページやブログへの掲載も行えます。
    Googleビジネスプロフィールに掲載しているものであれば「埋め込みリンク」を獲得することができます。
    せっかく費用をかけて撮影するので、ホームページなどにも掲載し、有効活用しましょう。

    5.見込み客に見つけてもらえる
    Googleストリートビュー屋内版は、Google検索やGoogleマップでの上位表示を目指すMEO対策にも効果があります。
    動画やストリートビューなどの写真以外のコンテンツは、ユーザーの理解度を増やせるコンテンツのため、高評価を受けると言われています。
    そのため、Googleストリートビュー屋内版を導入するだけで自然と表示順位を上がる可能性があるため、「渋谷 カフェ」などと間接検索を行う“見込み客”に見つけてもらいやすくなります。

    Googleストリートビュー屋内版の費用相場は?

    Googleストリートビュー屋内版の撮影費の多くは、撮影ポイント数によって金額が変わります。
    規模が大きめのお寺や神社、学校、幼稚園、病院などは10万円前後、規模が小さめの歯科医院などの医療機関は5万円前後で撮影ができます。

    ただし、規模が小さいとはいえ部屋数が多いと撮影ポイントが増えるため、費用はかさみます。
    逆にいえば、お寺や神社などの敷地面積は広くても見晴らしが良い場所は撮影ポイントを減らすことが出来ます。

    ただ、Googleストリートビュー屋内版は、撮影ポイントを減らしすぎるとスムーズな移動ではなくなり、見ていて酔うストリートビューになってしまいます
    弊社では、分かりやすくプランを3つご用意していますが、お客様の店舗や予算に合わせて撮影ポイント数を決めています。
    ですので、少しでも導入をご検討されている場合は、まずは無料で見積もり相談を行うことをおすすめいたします。

    トリニアスのGoogleストリートビュー屋内版撮影代行サービス

    弊社、株式会社トリニアスはGoogle認定フォトグラファーで、Googleストリートビュー屋内版の撮影・編集・アップを行っています。

    弊社は、Googleストリートビュー屋内版の導入がまだ進んでいない2016年4月に撮影代行サービスを開始し、
    Googleビジネスプロフィールの編集があまり出来ていない店舗が多かったため、2017年10月から「MEO prime」というMEO対策の提供を開始しました。

    撮影費用

    株式会社トリニアスは、3つのプランをご用意しています。
    ただ、この3つのプランは、ご新規様に相場をお伝えするための参考情報にすぎません。

    敷地面積、部屋数、導線などお店によって異なるため、必ず図面をお送りいただき、ポイント数と予算を相談しながら撮影費用を確定していきます。

    弊社のGoogleストリートビュー屋内版の撮影事例をご紹介いたしますので、
    移動時のスムーズさなども併せて、様々な点を細かくチェックしてご検討ください。

    撮影事例

    飲食店学校小売店歯科医院学習塾不動産会社宿泊施設スポーツ施設介護施設神社お寺自動車・バイク幼稚園・保育園美容院・サロン医療施設

    事例①歯科医院

    長谷川みらい歯科・矯正歯科
    〒329-1105 栃木県宇都宮市中岡本町3710−94

    事例②幼稚園

    陽西保育園
    〒320-0063 栃木県宇都宮市陽西町1−76 幸倫会陽西保育園

    事例③寺院

    金剛院
    〒295-0003 千葉県南房総市千倉町白子661

    まとめ

    Googleストリートビュー屋内版とは、Googleが撮影している世界中を歩き回れるストリートビューの屋内版のことを指し、店内や施設内を360°見るバーチャル体験ができるサービスです。

    このGoogleストリートビュー屋内版を飲食店を始め、歯科医院、宿泊施設、サロン、幼稚園などがGoogle認定フォトグラファーに頼んで導入している理由として、写真やストリートビューはユーザーの行動を変えられるという点があげられます。

    また、徐々に知名度が上がっているMEO対策というマイビジネスを編集してGoogle検索の表示順位を上げる対策にも影響があるため、Googleストリートビューの屋内版を導入する店舗が増えているのでしょう。

    Google認定フォトグラファーに頼んだ場合、規模が大きめのお寺や神社、幼稚園、病院などは10万円前後、規模が小さめの歯科医院などの医療機関は5万円前後で撮影ができます。
    ランニングコストはかからないので業者に何度もお金を払うことは基本的にありません。

    Googleストリートビュー屋内版の撮影は、撮影ポイント数によって費用が変わるため、少しでも撮影にご興味ある方は、何よりも先に無料見積もりをしてみましょう。

    お問い合わせ・ご相談はこちら

    MEO対策・ビジネスプロフィール・ストリートビュー
    Instagram・LINE・HP/LP制作に関しては、
    当メディアの運営会社 株式会社トリニアスにご相談ください。

    2020年12月11日に
    「第5回デジタルマーケティング勉強会~MEO基礎知識編~」
    というテーマで弊社の井波が第5回目のオンラインセミナーを開催しました。

    今回のオンラインセミナーでは、弊社のMEO対策のご契約を頂いている企業様に、Googleマイビジネスの説明や弊社ができること、そしてデータの送り方等、今後弊社でMEO対策を行っていくうえで知っておいて欲しい情報についてお伝えさせていただきました
    また質問コーナーを設けておりますので、その際に頂きましたご質問とその回答と共にセミナーの内容をダイジェストでお届けします!

    1.MEOについて

    MEO対策とは…
    MapEngineOptimization(地図エンジン最適化)の略で、「高田馬場 歯医者」のように間接的に店舗を検索した際の検索結果にGooglemapと一緒に表示されるマイビジネスの順位を上げる対策です。

    ①MEOでの集客イメージ

    Google検索やGooglemapで店舗検索を行うとマイビジネスが表示されます。
    そのマイビジネスを利用して店舗検索を行う人が増加しており、1ビジネス当たり平均毎月1009回見られているというデータも出ています。

    平均1009回見られているとはいえ、その後来店に繋がっているかはそのビジネス次第です。
    マイビジネスに写真や営業時間、HP、電話番号などの有益な情報を掲載しているビジネスと、店舗名と住所しか載っていないビジネスであればユーザーは前者を選びますよね。

    ということで、マイビジネスに検索ユーザーに有益な情報を掲載することでマイビジネスで集客ができるということです。

    そして、そのマイビジネスに情報を載せたりして「間接検索」の検索結果で上位に表示されるようにMEO対策をすることで、平均1009回を上回る閲覧率を獲得できます。

    まとめると…
    ①1ビジネス当たり毎月平均1009回ユーザーに見られており、その1009回を無駄にしないためにマイビジネスに情報を掲載する必要がある。
    ②またその1009回よりもっとユーザーに見られる機会を増やすために、
    同業他社よりも優位な位置に表示されるようにMEO対策を行っていく必要がある。

    2.Googleマイビジネスについて

    Google マイビジネスは、 Google 検索や Google マップなど Google のサービスにビジネスやお店などの情報を表示し、管理するための無料のツールです。

    https://www.google.com/business/?ppsrc=GPDA2

    店舗名で直接検索しても、「新宿 カフェ」などのように間接的に検索をしても
    「Googleマイビジネス」が表示されます。
    またGooglemapで直接検索でも間接検索でもどちらでもGoogleマイビジネスは表示されます。

    ①マイビジネスで見れる情報

    実際のセミナーでは、Googleマイビジネスでみれる項目の説明、使い方、コツなどをご説明しましたがこのセミナーレポートでは、項目のみをご説明します!

    1. 住所
    2. 電話番号
    3. 営業時間(臨時休業も反映できる)
    4. 店舗、施設名
    5. 略称
    6. 属性
    7. カテゴリ
    8. 予約サイトやHP
    9. 販売している商品
    10. 提供しているサービス
    11. 写真、動画
    12. 記事投稿
    13. 地図(経路案内)
    14. クチコミ
    15. メニュー
    16. ビジネス説明文
    17. 質問と回答
    18. COVID-19の安全情報
    19. 混雑時間         等

    マイビジネスは、設定する「カテゴリ」によって見れる情報が変わります。

    例えば、
    ・飲食店にだけ表示される「メニュー」
    ・ほとんどの業種が使えるがホテルには表示されない「記事投稿」
    ・東京ディズニーランドのマイビジネスに表示されている「アトラクション」
    などなど、設定するカテゴリによって見れる情報が異なります。

    どういう使い方をする項目なのか、またどういう情報を掲載したらよいのか、などお悩みありましたらお気軽に弊社にご相談ください。

    ②トリニアスにできること

    では、前項でご紹介した項目を基に弊社でできることについてご説明します。弊社、株式会社トリニアスにできることは、WEB上にある情報をマイビジネスに掲載することです。

    WEB上にある情報や、ご提供頂いた情報を定期的にマイビジネスに投稿し週1回以上マイビジネスの情報を更新しています。
    マイビジネスを更新し続けることは上位表示にも影響しますが、弊社はWEB上にある情報かご提供頂いた情報しか発信できません。
    そのため現場(店舗)からの情報提供が必要なのです!

    また、弊社では外部施策として「ポータルサイトへの登録」を行っております。
    サイテーションと呼ばれる「色んなサイトに掲載されているから有名な店舗なんだ!上位表示しよう!」とGoogleに判断してもらうためにポータルサイトに登録を行っています。

    他にも、Googleストリートビュー屋内版の撮影/編集やLP/HPの作成なども行っておりますので、何かお悩みございましたらお気軽にご相談ください!

    ③店舗側にしかできないこと

    そして店舗側にしかできないことは、情報の作成です。
    前項でお伝えした通り、弊社にはWEB上にある情報しかマイビジネスに掲載できません。勝手に情報を作成することもできないので、情報の作成は現場でしかできないことです。

    ただ、セミナーにご参加頂いている方のほとんどは経営者です。
    「そんな作成する時間がないよ」という方も多いと思いです。
    そういう方は、毎日5分~10分だけでもMEO対策の為に動いてみませんか?
    5分だけ店内の写真を撮ってみたり、5分だけキャンペーンについて考えてみたり。
    従業員にその5分をお願いしている企業様もいらっしゃいます。
    未来のスタッフのために、未来の顧客のために、1日5分だけスタッフの時間を割いてみましょう!

    ④掲載する情報とは

    前項で、毎日5分だけ時間を使い情報を作成しましょう!と言いましたが、実際にどのような情報を作成したらよいのか分からないというオーナー様が多くいらっしゃいます。
    そのような方のために事例をご紹介します。

    ①顧客との関わり

    顧客との関わりを示すことで、”来店したとき”をイメージしやすくなります。
    また顧客との良い関係を築くには、良いサービスを提供していることが条件となりますので、顧客との関わりを示すことで間接的に、良いサービスを提供している店舗なんだと証明することができます。

    ②コロナウイルスに関する情報

    コロナウィルスに関する情報や店舗で行っている感染対策についての情報を発信することで、「安心感」を与えることができます。

    十分に対策しているということを証明することができ、そして営業していることの証明にもなります。

    ③勉強会や店内の清掃など、顧客が見えない部分に関する情報

    店内の清掃は「清潔感」を伝えられ、勉強会は「サービスのクオリティ」に対しポジティブな印象を持たせることができます。

    そして普段見えない部分を見れることで”興味”がわきます。
    「スタッフで新メニューのアイデアを出し合いました!」なんて内容も良いですね!

    ④アクセス

    初めて来店する際は、必ずと言っていい程アクセスを見ると思います。
    まだ来店を決めていない比較検討段階でもアクセスを見て、何駅が近いのか、駅から何分なのかなどを見ると思います。

    そのようなときにHPを開くこともなくマイビジネスのみで伝えられたら本格的に検討してもらえるでしょう。

    また駅名を入れた記事を作成しておくことで、「○○駅 歯医者」等と検索された際に引用され上位表示にも影響してきます。

    3.質疑応答

    Q.ポータルサイトへの登録とは例えばどういうサイトですか?
    A.現在は、NAVITIMEやyelp、bizloop、everytownなどに登録をしています。
    何か登録したいポータルサイトがあればサポート致しますのでお気軽にお問い合わせください!
    
    Q.月1で投稿フォーマットが送られてきますが月1以上記事内容を送っていいのでしょうか?
    A.もちろん大丈夫です。
    1日に一気に送って頂いて、週1で配信してほしいとかでもOKです。
    情報や写真はあればあるほど良いのでいつでもお送り頂いて構いません!
    

    4.まとめ

    最後に、今回のセミナーの内容を以下のようにまとめました。

    1、MEOについて

    →MEO対策とは…MapEngineOptimization(地図エンジン最適化)の略で、「高田馬場 歯医者」のように間接的に店舗を検索した際の検索結果にGooglemapと一緒に表示されるマイビジネスの順位を上げる対策。

    ★現在Google検索やGooglemapで検索をするとマイビジネスが表示されるシステムになっているので、情報を掲載するだけで自然と集客できる

    2、マイビジネスの使い方

    →Google マイビジネスとは、Google 検索や Google マップなど Google のサービスにビジネスやお店などの情報を表示し、管理するための無料のツール。

    ★業種(カテゴリ)によって掲載できる項目が変わる。

    ★弊社はWEB上にある情報と提供していただいた情報しかマイビジネスに載せられない。⇒新しい情報の作成は店舗にしかできないこと。だから毎日5分でもMEO対策の為に時間を作り情報を作成することがおすすめ。

    5.最後に

    今回のオンラインセミナーでは、弊社のMEO対策のご契約を頂いている企業様に向けて、MEO対策の効果をより感じていただくために「マイビジネスでできること」についてお話をしました。

    「マイビジネスでできること」を知ることで、どのようなことをするべきなのか、またどのようなことをしたら効果をより感じれるのかを理解できるのではないでしょうか。
    情報の作成が難しい…という方は弊社にご相談頂いたり、SNSを良く活用している若い方などに相談してみるのも良いでしょう。

    弊社では他にも、ご契約頂いている企業さまのインタビュー記事や集客やMEOに関する情報なども発信しております。
    セミナーの参加希望やお困りごと、ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください!
    今後も定期的にオンラインセミナーを開催してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

    お問い合わせ・ご相談はこちら

    MEO対策・ビジネスプロフィール・ストリートビュー
    Instagram・LINE・HP/LP制作に関しては、
    当メディアの運営会社 株式会社トリニアスにご相談ください。

    どの集客方法が良いのか分からない…
    MEO対策?SEO対策?Instagram?広告?ホームページ?チラシ?

    もしこのように、店舗の集客方法についてお悩みでしたら、本記事で一緒に自店に合う集客方法を探していきましょう。

    令和の店舗集客方法とは

    店舗集客方法
とは

    令和の店舗集客方法は、昔から続いている「折込チラシ」「ティッシュ配り」「テレビCM」などのアナログ手法と「SNS」「Googleマイビジネス」「WEB広告」などのデジタル手法の2つに分けられます。

    インターネットやスマホが普及する前の1900年代ではテレビや新聞が絶大な集客力を持っていましたが、2000年以降はGoogleやブログに表示される広告が主流となり、今ではInstagramやTwitter、LINEなどのSNSの広告が絶大な集客力を持っています。

    ほかにも令和では、20代~30代の9割が利用しているYoutubeの影響で、動画での宣伝やYoutuberとのコラボも集客力を持っています。

    令和で店舗集客を成功させるポイント

    店舗集客を成功させるポイント

    サービスの質を向上させる

    店舗集客を成功させるポイント1つ目は、「サービスの質を向上させる」です。

    とても当たり前のことですが、これは昨今はSNSやクチコミ投稿サイトで誰でも何でも投稿出来てしまう世の中なのでとても大事なことです。

    サービスの質が良くなければ、悪いクチコミが広がり、リピーターも獲得できないため、サービスの質が良いことは集客するうえで大前提となります。

    現在、食べログやホットペッパービューティーなどのクチコミ投稿サイトやInstagramやTwitterなどのSNS、Googleマイビジネスなどが普及しているため、誰でも簡単にクチコミや感想を世に発信できるようになっています。

    悪いことをして知名度を上げる「炎上商法」という言葉が出来るほど、SNSやクチコミの影響力は大きいです。
    近年では、お客様やスタッフのSNS投稿で知名度が上がることもあります。自店のスタッフが悪いことをして炎上してしまわないようスタッフの管理も必要です。

    良い印象で知名度を上げられるよう、まずはサービスの質を向上させましょう。

    販促への投資を惜しまない

    店舗集客を成功させるポイント2つ目は、「販促への投資」です。

    販促とは、販売促進の略で、顧客に店舗やサービスを知ってもらう機会を作り、購入意欲を促すことです。

    お金や時間をかけて広告を出すことで客数が増え売上や利益が増えますので、惜しみなく販促にお金や時間を使うことがとても重要です。

    「効果があるか分からないからやってない」という方や「どうせ効果ないからやらない」という方も多くいらっしゃいますが、何もしないともちろん売上も利益も増えず、今まで通りとなってしまいます。

    むやみやたらにお金を出したり、スタッフの時間を使うのも良くないですが、売上を上げたい方や利益を増やしたい方は、まずは販促への投資をしっかり考えてみましょう

    売上が上がる店舗集客方法9選

    本章では、店舗集客に効果のある集客方法9選をご紹介します。

    「どの集客方法が良いのか分からない」という方や「どんな集客方法があるのか知りたい」という方はぜひ参考にし、ご自身の店舗に合う集客方法を探してみましょう。

    チラシ

    売上が上がる店舗集客方法の1つ目「チラシ」は、「新聞の折込」「ポストに投函」「スーパーなどに置く」「路上配布」「地域の看板に貼る」などの利用方法があります。

    チラシは、近くにお住いの方やリピーターの方に有力なので、新店舗オープンの案内新メニューの開発クーポン発行イベントの告知などの宣伝に最適です。

    大正時代から続いている集客に効果的なチラシ配布ですが、ポスト投函や路上配布は違法となり得るもので、印刷や配布時にも時間やお金がかかるため、逆効果にならないようしっかり事前に調べてから行動を起こしましょう。

    費用

    チラシの費用相場は5万~10万です。
    業者に依頼するとデザイン費と印刷費がかかり、店舗スタッフがデザインや印刷を行っても紙代だけはかかってしまいます。
    費用を見てからどこまで業者に依頼するかを決めましょう。

    特徴

    ・新規顧客よりリピーターの集客に向いている
    ・配り方によっては違法となり得るものなので事前調査と注意が必要

    看板・ポスター

    売上が上がる店舗集客方法の2つ目「看板・ポスター」は、「ビルの外観」「駅」「道路」「懸垂幕」「スタンド」「屋上」「ウィンドウサイン」などの利用方法があります。

    看板やポスターは、オークション形式のため、場所や大きさによって費用が異なります。

    ビルの外観などの大きな看板は1件10万円前後かかり、その中でも目立つ位置の広告枠は更に費用がかかります。
    ただ逆に、駅のポスターなどは場所やサイズによっては7日で1万円などと、個人でも出せるほどの金額です。

    認知拡大のための看板もありますが、来店する際の目印としてもとても有力です。
    駐車場の位置や店舗の位置を示すためのスタンドやウィンドウサインなどはどの店舗も導入することをおすすめします。

    費用

    サイズや場所によって費用が異なり、1件10万前後や7日で1万などと費用の幅は広いです。
    チラシ同様、紙代やデザイン費がかかり、看板は位置によっては施工費が上乗せされます。
    サイズや場所、デザイン会社、印刷業者によって費用が異なるため、事前に確認しましょう。

    特徴

    ・枠のサイズや位置によって費用が異なる
    ・お金をかければかけるほど目立つ場所に看板を出せるので、広告費をかけられる店舗向き
    ・店舗の知名度を上げたい店舗向き
    ・目印になるので店舗の位置や駐車場の位置を示すためにも利用できる

    ホームページ

    売上が上がる店舗集客方法の3つ目「ホームページ」は、どの店舗にもどの業種にも必要です。
    ホームページがあることで1.4倍売上が上がっているというデータがでている程、店舗集客においてホームページは必要不可欠と言えます。

    現代のスマホユーザーは来店前に、【事前予約の有無・営業時間の確認・アクセス方法や住所の確認・クチコミ 等】をGoogleやInstagramなどで検索します。

    そのため、たとえ紹介やSNSで知った店舗でも、来店前にホームページを見られる可能性が高いと言えます。
    ホームページのクオリティや色味で店内も想像されてしまうので、定期的に更新し、綺麗で新しい状態を維持しましょう。

    費用

    費用相場は、20万~100万円です。サイトの質により費用は変化しますが、インターネット上の名刺と言われるホームページに費用をかける店舗が多いため、100万前後かける店舗も多くいます。
    デザインや構築に費用が掛かりますが、独自ドメイン(URL)の取得にもお金がかかります。
    ホームページを高額で作成する業者もいるので作成依頼をする前に総額をヒアリングしてじっくり見極めましょう。

    特徴

    ・アナログからでもデジタルからでも来店前に必ずと言っていいほど見られる
    ・ホームページが当たり前になっているため無いだけでマイナスイメージを持たれる可能性がある
    ・ホームページがあることで売り上げが1.4倍伸びるというデータがある
    ・ホームページの質で店舗の質が想像される

    まとめサイト

    売上が上がる店舗集客方法の4つ目「まとめサイト」は、どこの地域の人も訪れる可能性がある飲食店や小売り、旅行業、観光地から近い位置にある店舗、ECサイトも持っている店舗などに合います。

    都道府県や業種、イベント内容や商品内容でまとめられているため「たまたま見た人」を多く取り込めます。

    たまたま見た人に「行きたい」と思わせ、遠い場所からでも来店してもらうことができるのがまとめサイトです。

    またECサイトで商品を販売している店舗であれば、まとめサイトで知ってもらいECサイトに流入させるという流れができます。

    業種別のまとめサイトや地域密着型のまとめサイトなど、それぞれ特徴がありますのでご自身の店舗に合いそうなまとめサイトを探してみましょう。

    費用

    サイトによって費用が異なり、また表示位置やサービス内容によっても異なるため相場は、1万~50万程度と幅広いです。
    記事作成費と、掲載位置、枠のサイズ、掲載以外のサービス(SNS投稿など)などで費用が決まるため、お金をかければかけるほど良い位置に表示されるのが特徴です。

    特徴

    ・遠い地域の人が来店する可能性が広がる
    ・業種別や地域別などまとめサイトによってサービス内容や記事の書き方、閲覧数など特徴が異なる
    ・ECサイトやホームページへの流入が期待できる
    ・観光地や多くの人が訪れる場所だと人が出向きやすい場所なのでまとめサイトから集客しやすい

    ポータルサイト

    売上が上がる店舗集客方法の5つ目「ポータルサイト」とは、入口となるサイトのことでGoogleやYahooなどの検索エンジンと、SUUMOやホットペッパービューティー、食べログなどの予約サイトが該当します。

    なので、大手ポータルサイトがある飲食・美容・不動産・医療・ホテルなどに合う手法です。

    地域やサービス内容で絞った検索や、事前予約、営業しているのかの確認、今空いているのかの確認など、利用方法はさまざまですが、大手ポータルサイトは確実に利用されているため、露出を増やすために登録してみましょう。

    特に飲食店や美容サロン、医療関係などはポータルサイト内から選ぶ人が多いため掲載しているだけで集客が期待できます。

    ただポータルサイトは、費用をかければかけるほどポータルサイトが育つだけで店舗自体は育ちません。

    ポータルサイトの力を借りていると、店舗の名前が売れるのではなく、「ポータルサイト内で一番上に表示されていて、評価やクチコミが良かったから」という理由での集客方法になってしまい、ポータルサイトの力を借りて集客している状況になってしまいます。

    店舗自体の名を広げるために、“程よく”ポータルサイトを利用しましょう。

    費用

    まとめサイト同様、サイトにより費用が異なり、また表示位置やサービス内容によっても異なるため相場は、0円~10万程度と幅広いです。
    内訳もまとめサイト同様、登録費と、掲載位置、枠のサイズ、掲載以外のサービス(SNS投稿など)などで費用が決まるため、お金をかければかけるほど良い位置に表示されるのが特徴です。
    ポータルサイトは、無料掲載もありますが、無料と有料のページはひと目でわかる程、質が全く違います。
    とりあえず掲載したいという方や他の施策もやりたいという方は比較的安いプランで契約し、ポータルサイト一つで店舗集客したいという方は良い位置に表示されるように投資しましょう。

    特徴

    ・大手ポータルサイトは広告を出して名が売れてるため、掲載するだけで集客が期待できる
    ・インターネット上の露出が増える
    ・費用をかければかけるほど良い位置に表示される
    ・ポータルサイトに頼りすぎると、店舗の名前が売れない可能性がある。

    自社公式アプリ

    売上が上がる店舗集客方法の6つ目「自社公式アプリ」は、リピーターを集客したい店舗におすすめです。

    人が1日にスマホを確認する平均回数が110回と言われているため、単純に考えると110回アイコンを見てもらえる機会があるということです。

    アプリを入れてもらうだけで認知され続けるので、アプリを入れているから、ポイントが貯まるからといった理由での再来店が期待できます。

    費用

    自社公式アプリの費用相場は50万円以上です。
    ショッピング系なのか、カタログ系なのか、メッセージ系なのかなどによって費用は異なります。
    自社公式アプリは、OSのアップデート対応費やトラブル対応費、ドメイン費、サーバー費などの維持費と運営のための人件費が高くつくため、作成費用だけでなく維持費のことも考えて作成する必要があります。

    特徴

    ・リピーター集客向け
    ・予約やポイント制度を導入することで再来店のきっかけになる
    ・アプリで予約できるようにすることで、予約サイトや人件費、電話料金にお金をかけなくて済む

    LINE公式アカウント

    売上が上がる店舗集客方法の7つ目「LINE公式アカウント」は、リピーターを集客したい店舗におすすめです。

    2020年のモバイル社会研究所のSNS利用率調査によると72.6%の人がLINEを利用していると言われています。

    日本在住の多くの人が連絡手段として利用しているLINEにて情報を配信ができるのがLINE公式アカウントです。

    参考:モバイル社会研究所

    LINE公式アカウントは友達追加が必要なので、一度来店された方や、来店したことが無くても既に店舗を知っている方に向けて、キャンペーン情報やイベント情報などを配信をするサービスです。

    無料でも利用でき、業種や地域問わず活用できるので、登録をしてみましょう

    費用

    メッセージ送信数が1000通以内なら無料ですが、小規模でない限り有料になると考えましょう。
    無料プラン、5000円、15000円の計3つのプランがあり、最初は無料でお試しをして、その後5000円プランに切り替えということももちろん行えます。
    大手でなければ5000円プランで十分かと思われますので、いきなり有料プランを契約するのではなく、足りなくなってから次のプランに移行するようにしましょう。

    特徴

    ・キャンペーン情報やイベント情報を配信
    ・72.6%の人がLINEを利用しており、SNSの中で断トツで利用率が高い
    ・無料でも利用できる(※配信量などによっては有料)
    ・スマホアプリのため業種や地域問わず活用できる

    SNS運用

    売上が上がる店舗集客方法の8つ目「SNS運用」は、ファンを獲得したい店舗におすすめです。

    SNSは、店舗の認知に関係なく不特定多数の人に配信するサービスなので、多くの人が興味を持つ万人受けな内容を配信しましょう。

    暇つぶしとしてSNSを利用する人がほとんどなので、雑学などの知識系や日常の出来事などが人気になりやすいです。

    例えば「歯磨き」という内容でも、「歯磨きのコツ」「歯磨きの重要性」「おすすめの歯磨き粉」「歯磨きに関係する面白エピソード」「歯科が解説する歯磨きの仕方」など様々あり、ただ歯科医院を紹介するよりも万人受けの内容の方が人気になりやすいです。

    プロの知識を公開することで、信頼してもらえるようになりファンを獲得できます。

    インスタやTiktok、Twitter、Facebookなど様々ありますので、同業他社がバズってるSNSをリサーチし、活用しましょう。

    費用

    費用は基本的には無料です。広告出稿は有料で、1万~1000万などと自分で設定できるためとても幅広いです。

    特徴

    ・ファンを獲得できる
    ・不特定多数の人に配信するため知識系や、面白エピソードが人気になりやすい
    ・内容よりも、画像や文章の書き方が重要
    ・プロの知識を公開することで信頼を得られる
    ・SNSの種類は沢山あるので、同業他社がバズっているSNSから積極的に利用すると良い
    ・SNSはとにかく拡散されるため炎上に注意する

    Googleマイビジネス(MEO対策)

    売上が上がる店舗集客方法の9つ目「Googleマイビジネス」は、新規顧客を集客したい店舗におすすめです。

    Googleマイビジネスとは、Google検索やGooglemapに表示される店舗情報を掲載できるツールです。

    店舗名で直接検索する方法でも、「地域+サービス名」「地域+業種」などの間接的に店舗を検索する方法でもGoogleマイビジネスが検索結果に表示されるためGoogleで店舗を探している人に認知されやすいです。

    その検索結果での表示順位を上げる対策がMEO対策です。

    Googleマイビジネスに情報を掲載し、MEO対策を行うことでよりGoogle検索ユーザーに見てもらえる機会が増え、新規顧客の集客が期待できます。

    費用

    Googleマイビジネスは、広告を出すと有料となりますが、利用自体は無料です。
    MEO対策はご自身で行えば無料ででき、業者に依頼すると3万~5万円で対策できます。
    業者に依頼するする場合のプランは主に成果報酬と固定報酬の2つに分かれます。
    成果報酬型:日額800~2,000円 前後
    固定報酬型:月額20,000~70,000円 前後
    初期費用はほとんどの業者が無料で、SEO対策やWEB広告と比べると比較的安く対策できます。

    特徴

    ・新規顧客の集客向け
    ・Google検索やGooglemapの検索結果に表示される
    ・直接検索でも間接検索でも表示されるため新規顧客の認知獲得が期待できる
    ・自分で対策すれば無料でできる

    業種別おすすめ集客方法

    現在数多くの店舗集客方法が存在します。

    そこで本章では、どの集客方法が良いのか分からないという店舗経営者に向けて、業種別のおすすめ集客方法をご紹介します。

    ぜひ参考にし、ご自身の店舗に合わせて考えてみましょう。

    飲食店におすすめの集客方法

    店舗集客方法_飲食店

    飲食店は新規のお客様を獲得するために、SNSを利用した不特定多数の人へアプローチがおすすめです。

    新幹線や飛行機が普及した影響で簡単に国内移動ができるようになり、どんなに小さな飲食店であっても他地域からはるばる来店する人も多くなりました。

    さらにインスタ映えという言葉ができたように、映える見た目の食べ物は人気になりやすいです。

    来店したユーザーが提供された料理を撮影し、SNSに投稿することで他人に紹介していることになり集客に繋がります。

    飲食店の集客は自身からの発信だけでなく、投稿してもらえるように割引やサービスなどを行うのも良いでしょう。

    医療関係におすすめの集客方法

    店舗集客方法_医療関係

    医療関係は基本的に地域密着型なので、新規顧客の集客よりもリピーターや紹介の集客が重要となります。

    沢山の人に届けるのではなく、地域の方に届けるような集客方法が良いためGoogleマイビジネスの登録がおすすめです。

    Googleマイビジネスに情報を登録し、「地域+サービス名」「地域+業種」のキーワードでMEO対策を行えば、地域の人が検索をした際に検索結果に情報が表示されます。

    たとえ紹介やチラシ、看板、実店舗で店舗を知ったとしても、来店前に営業時間などを検索するのが現代のユーザーです。

    来店前に検索してくれたユーザーを逃さないために、Googleマイビジネスに最新情報を掲載し続けましょう。

    美容業におすすめの集客方法

    店舗集客方法_美容業

    美容業は、新規顧客の集客も重要ですが、リピーターや紹介の集客も重要なのでSNSがおすすめです。

    美容業は必ず必要というものでもないため、地域密着型も全国展開型もありますが、どちらも不特定多数の人に情報を届けることが重要です。

    またリピーターも視野に入れることで広告費をかけすぎず店舗が回るようになります。

    美容業は必ず必要というものではありませんが、満足感を与えられるため再来店に繋がりやすい業種でもあります。

    そのため、集客方法としては再来店を獲得するためにSNSで紹介してもらったり、リピーター限定のクーポンを発行すると良いでしょう。

    ホットペッパービューティーで初回割引している美容サロンが多く見られますが、リピーターを集客するには新規よりも安くする必要があるためそのような点も考えた価格設定をしましょう。

    宿泊施設におすすめの集客方法

    店舗集客方法_宿泊施設

    宿泊施設は美容業同様、新規顧客の集客とリピーターや紹介の集客が重要なのでSNSがおすすめです。

    宿泊施設は飲食店以上に色んな地域の人が来店される業種です。

    そのため拡散範囲を全国にする必要があるのでSNSが良いでしょう。

    SNSでは宿泊施設側が投稿するのではなく、投稿してもらうという方法で名を広げていきましょう。

    また宿泊施設は予約する前に「施設内の写真」「料理の写真」「料金」「アクセス」を見られるので、SNSだけでなくGoogleマイビジネスの登録やHPの作成、予約機能の導入などをしておくと良いでしょう。

    まとめ

    現代の店舗集客方法は、SNSやGoogle検索からの流入が多いため【クオリティマーケティング】がトレンドです。

    ですが、デジタルマーケティングは都心向けで若年層向けです。

    なので、ターゲットが高齢者の店舗や比較的都心から離れている、もしくは拠点地域外からの集客は考えていないという店舗はアナログマーケティングが向いています。

    ・アナログマーケティング…チラシ、看板
    ・デジタルマーケティング…ホームページ(SEO)、まとめサイト、ポータルサイト、自社アプリ、LINE@、SNS運用、Googleマイビジネス(MEO)

    そして、飲食店、医療関係、美容業、宿泊施設のすべてに共通している集客方法は「Googleマイビジネス」です。

    SNSやチラシ、ポータルサイトなどはそれぞれ向き不向きがありますが、Googleマイビジネスはどの業種のどの地域の店舗にも向いています。

    なので、SNSはやらない…お金をかけたくない…地域密着型の店舗だからな…と考えている方にはGoogleマイビジネスの登録をおすすめしています。

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    2020年12月4日に
    「第1回デジタルマーケティング勉強会~MEO基礎知識編~」
    というテーマで弊社の井波が第1回目のオンラインキックオフセミナーを開催しました。

    今回のオンラインセミナーは、2020年10月~12月にご契約頂きました顧客様向けのキックオフセミナーとして、MEO対策の基礎知識と計測システムの使い方についてお伝えさせていただきました。
    質問コーナーを項目ごとに設けておりますので、その際に頂いた質問とその回答と共にキックオフセミナーの内容をダイジェストでお届けします!

    1.デジタルマーケティングとは

    デジタルマーケティングとは、
    SEO・MEO・SNSなどのデジタルで行うマーケティング手法。

    従来はチラシや看板などのアナログマーケティングが主流でしたが、
    時代の変化によりデジタルマーケティングが主流となりつつあります。

    そんな時代にあったマーケティング手法の「デジタルマーケティング」についてご説明します。

    ①デジタルマーケティングの必要性

    では、まずデジタルマーケティングが必要とされている理由です。
    その理由とは「スマホの普及率の上昇」です。

    こちらのグラフは総務省が出している電子機器の保有状況に関するデータです。
    スマートフォンの保有率を見てみると、2010年には9.7%だった保有率が、2019年には83.4%にまで上昇しています。約9倍です。

    引用:総務省

    スマホの利用率が上がったことで、
    「誰でもいつでもどこでも情報を検索、情報を発信できる」
    という状況が当たり前になりました。

    そのため、沢山の情報がWEB上にあり、その沢山の情報の中から自分に合うものを自分で選ぶことができます。

    このようなことから、MEOやSEO、SNSなどの対策をするデジタルマーケティングがスマホ時代を生きるユーザーの店舗検索方法にマッチしていると分かります。
    これが必要とされている理由となります。

    ②オークションマーケティングとクオリティマーケティング

    では次に、
    デジタルマーケティングを学ぶ上で重要なオークションマーケティングと、クオリティマーケティングについてご説明します。

    オークションマーケティングとは…広告枠をオークション形式で買う方法

    ・CM・リスティング広告・ポータルサイト
    メリット:投資した分ほぼ確実に広告が出せる
    デメリット:それなりの資金が必要になる

    クオリティマーケティングとは…お金を払っても必ず上げられると保証できるものではないもの、ファンを作る方法

    ・SEO・MEO・SNS運用
    メリット:大手と中小企業が公平に競える
    デメリット:手間がかかる

    この2つのマーケティング手法を知ると「どっちが良いの?」と思いませんか?
    実際どちらも重要ですが、クオリティマーケティングはどの店舗も意識をしましょう。

    その理由は、「広告は飛ばす」というユーザーが増えているからです。
    YouTubeやGoogle検索などの広告は、ユーザーが知りたい情報の”邪魔”をしてしまう可能性があります。そのため広告を飛ばすユーザーが増えています。

    そんな飛ばされてしまう可能性があるが上位には確実に表示される枠を高額で買い続けることができる(=広告にお金をかけられる)店舗はオークションマーケティングをやってみましょう。
    もし広告にあまりお金を割きたくない場合は、クオリティマーケティングから始めてみましょう!

    質疑応答

    Q.現在オークションマーケティングを行っているが得策ではないのでしょうか
    A.得策ではないとは言い切れませんが、クオリティマーケティングも意識すると良いです。
    業種や店舗の知名度によって合うマーケティング手法は変わりますので、もし心配であれば、オークションとクオリティのそれぞれの数値を出してみて良い数値の方を続けるなどと施策を行ってみてください。
    もしよく分からないなどお悩みあればご相談ください。一緒に見つけて行きましょう!
    

    2.MEO対策の効果を高め方

    MEOとは…

    Map Engine Optimizationの略でマップエンジンを最適化という意味です。

    「高田馬場 居酒屋」など間接的に店舗を検索する方法の“間接検索”の検索結果にGooglemapと一緒に表示される店舗情報を日々更新し、表示順位を上げる対策です。

    同業他社より上位に表示されるよう対策するMEO対策の効果を高める2つのポイントについてご説明します。

    ①クチコミの増加

    クチコミは、実際にサービスを受けた顧客のみが投稿できるツールです。
    本当の店舗の評価が見れるので、Googleもクチコミの評価を重要視しています。
    なので、マイビジネスを利用し、上位表示を目指すにはクチコミの増加を意識していく必要があります。

    そこでまず始めに、同業他社は★評価とクチコミ数がどれくらいあるのかをチェックしてみましょう。その数値を目安に増やしていきます。
    増やし方は「クチコミPOP」と「お声がけ」です。

    弊社では、クチコミPOPを作成してご契約頂いた企業様にお配りしております。
    クチコミPOPをレジや席に設置し「クチコミ」というのを認識させます。

    ただ、このクチコミPOPを置くだけでは、実際に行動には移してくれません。
    なので、「お声がけ」をしていきましょう。

    お声がけのポイントは「常連客」からお声がけしていくことです。
    実際に月に1.2件ずつクチコミを増やせている企業様に、常連客から声をかけると良いと教えていただきました。
    確かに何度もお話したことがあり、そして店舗やスタッフを良く知ってくれている常連客なら協力してくれるはずです。

    「投稿したら割引」などとクチコミを増やすためのキャンペーンを行うことは違反行為ですので、お声がけだけ行っていきましょう。

    クチコミPOPだけでなく、カードを作成してみたり、ポスターを作成してみたり、SMS配信をしてみたり。
    様々な方法がありますので、ぜひ導入してみてください!

    ②定期的な記事投稿

    記事投稿はどんな内容でも写真と文字で投稿ができる機能です。
    クチコミだけでは伝わらない顧客との関係性や、最新情報、アクセス方法などを投稿します。

    投稿すると良い内容例
    ①コロナ関連
    ②顧客と店舗スタッフの距離感
    ③勉強会などに取り組んでいる姿勢
    ④アクセス方法
    ⑤告知(相談会)
    ⑥商品説明

    綺麗な写真と共に投稿することで目を引き、来店率を上げることができるでしょう。
    記事投稿は公開日時を指定しない限り1週間で消えてしまいます。
    なので、毎週最新情報を投稿し週1でマイビジネスを更新していきましょう。

    質疑応答

    Q.発信できるような情報がないのですが、どうしたら良いのでしょうか。
    A.外観内観などの写真1枚でも大丈夫です!
    記事投稿は写真のみでも投稿できるので、一言でも添えられるならあった方が良いですが、写真のみでも大丈夫です!
    文字数の多い少ないよりも、投稿頻度の方が重要なので週1で店舗の様々な写真を投稿してみましょう!
    

    3、店舗側でできること

    弊社のようなMEO対策業者にできることと、店舗側でしかできないことがあります。

    なのでMEO対策に本気で取り組みたい方は、店舗側から様々なアプローチや質問をし業者と一緒に順位を上げ、集客を目指していくべきです。

    そこでご契約頂いたみなさまが「何をしたら良いのか分からない」という状況にならないように、どのようなことが業者にできて、どのようなことが店舗でしかできないのかを明確にしていきます。

    ということで、まず業者にできることをご説明します。

    ①トリニアスができること

    弊社ができることは①内部施策②外部施策の2つです。

    ①内部施策とは、
    マイビジネスの編集のことを指します。
    毎日マイビジネスの状態をチェックし、週1回で必ず情報を更新します。

    他にも、不足している情報をWEB上から集めマイビジネスに投稿します。
    WEB上にある情報しか弊社には分からないので情報提供にご協力頂けるとよりMEO対策の効果を感じていただけます。

    ②外部施策とは、
    無料ポータルサイトに登録し
    サイテーションというGoogleに
    有名な店舗だと認識させる作業を
    行っていきます。

    株式会社トリニアスができることは、
    WEB上にある情報をかき集めマイビジネスに反映させる
    ということです。

    情報を生み出すことはできないので、どうしても店舗からの情報提供が必要となります。
    ということで次に店舗でしかできないことを見ていきましょう。

    ②店舗ができること

    店舗ができることは①情報の作成②クチコミの促し

    ①情報の作成

    情報の作成は、WEB上に発信していない情報の作成を指します。
    例えば、キャンペーン情報やイベント情報。
    ネタがない!という方は昔にHPやSNSに上げた写真や情報を真似して見ましょう。
    同じ場所でも数年経てば変わると思うので同じ画角で1枚写真を撮ってみましょう。気付かなかった発見があるかもしれません!

    ②クチコミの促し

    これは顧客と直接やりとりをしなければいけないので、店舗にしかできないことです。
    お声がけが難しいという店舗はクチコミPOPを置いてみましょう。
    もしくは仲が良い、よく来店してくれるという顧客に声がけしてみましょう。

    この2点を継続できるかがとても重要なポイントです。
    この話を聞いた後はやってみよう!という気になる方が多いですが、数か月経つと全くやっていないという方も多いです。
    経営者はいつでも忙しいと思いますので、そういう場合は担当者を設けましょう。毎日5~10分だけで十分なので毎日写真を1枚撮る担当者がいると良いでしょう。5~10分で考えられる文章で良いので少しずつでも行動していきましょう。

    質疑応答

    Q.医療関係の内容の方が上がりやすいと聞いたが全く関係なくてもよいのでしょうか。
    A.関係なくても大丈夫です!更新することが重要なので関係なくても大丈夫です!
    でももし医療関係の記事を投稿できそうであれば医療関係の内容を投稿していきましょう!
    
    Q.写真は1枚だけ送るのでもよいのでしょうか。
    A.大丈夫です!ただ弊社ではマイビジネスに50枚写真を投稿することを目標としているので50枚近く提供していただけますと助かります。
    公式LINEもあるので友達追加して頂きお気軽にお送り頂ければと思います。
    有料ですが、カメラマンを派遣させることもできますのでお問い合わせください!

    4、計測システムの使い方

    弊社の計測システムでは、
    ①毎日の順位
    ②ユーザーの検索方法(直接検索or間接検索)
    ③施設が表示された箇所
    ④施設が表示された後の行動
    などを1つのシステムで見ることができます。

    1施設毎で管理しているため、ログインIDとパスワードをご契約者様にお渡ししています。
    そのため、いつでもどこでも数値を確認することができます。

    日々の順位を折れ線グラフでみることができます。
    1か月表示がベースですが、30日・60日・120日・180日と最大約半年分をみることができます。

    また日々の順位をカレンダー形式でも確認できます。
    期間を指定できたり、合計月額費用を確認できたり、データをCSVで吐き出すこともできます。

    まとめ

    最後に、今回のセミナーの内容を以下のようにまとめました。

    1、デジタルマーケティングとは?
    →インターネットを利用したマーケティング手法のことで、デジタル化が進んでいる現代に合った集客対策のため今やるべきマーケティング手法。

    ★広告にお金をあまりかけたくない方はMEO対策やSNS運用のクオリティマーケティングを行いましょう。比較的安価でできます。

    2、MEO対策の効果の高め方
    →クチコミの増加と定期的な記事投稿が重要。店舗の「良さ」をアピールできるツールを利用しましょう。

    ★クチコミPOPを置き、直接お声がけをしてみましょう。
    ★最新情報、コロナ対策情報、アクセス方法、告知などの内容を文章にし投稿してみましょう。

    3、店舗側でできること
    →WEB上にない情報の作成は店舗側にしかできないことです。担当者を設けてみたりして定期的に情報を作成しましょう。文章だけでなく写真でも大丈夫です。

    ★定期的に情報を作成できるよう、担当者を設けるか、5分~10分時間を作るなどの行動をしてみましょう。

    最後に

    今回のキックオフセミナーではMEO対策に関する知識を深めよりMEO対策の効果を感じて頂くために「MEO対策の効果の高め方」と「計測システムの見方」について2020年10月以降にご契約頂いた方に向けてお話をしました。

    MEO対策についての知識を深めることで、今後どのような行動をしていけば良いのかを明確にしよりMEO対策の効果を感じていきましょう。
    また計測システムの見方を理解し、定期的にチェックをし弊社と一緒に表示順位を上げていきましょう。

    弊社では他にも、ご契約頂いている企業さまのインタビュー記事や集客やMEOに関する情報なども発信しております。
    セミナーの参加希望やお困りごと、ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください!
    今後も定期的にオンラインセミナーを開催してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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