クチコミはGoogleビジネスプロフィールを運用する上でとても重要です。
しかし、高評価のポジティブなクチコミもあれば、ネガティブな内容のクチコミが書き込まれてしまうこともあります。正当な苦情はサービスの運営方法を見直す良いきっかけに繋がりますが、中には誹謗中傷のような悪質なクチコミも存在します。

本記事ではGoogleビジネスプロフィールに書き込まれた悪質なクチコミの削除方法や削除を依頼する手順についても紹介していきます。

Googleビジネスプロフィールのクチコミは削除できる

Googleビジネスプロフィールのクチコミは、ガイドラインに違反している場合に限り削除できます。

自社のGoogleビジネスプロフィールのクチコミ欄に悪質なクチコミを書き込まれてしまうと、それを見た他のユーザーに良くない印象を与えてしまいます。なので、そのようなクチコミを発見したら放置せず、速やかに削除申請をするなど適切な対応を取るようにしましょう。

クチコミの削除依頼の手順について

Googleビジネスプロフィールに書き込まれたクチコミは自分で削除することはできません。クチコミを削除するにはGoogleに削除依頼を申請する必要があります。
この章ではクチコミを削除を依頼する方法について解説していきます。

1.Googleビジネスプロフィールの管理画面から削除を依頼する

1つ目はGoogleビジネスプロフィールの管理画面から削除を依頼する方法です。

まず、ご自身のGoogleビジネスプロフィールの管理画面にログインします。
左側のメニューからクチコミを選択します。

削除したいクチコミの右側のメニューボタンから「不適切なクチコミとして報告」を選択します。

報告する理由を一覧の中からいずれか一つを選択して送信します。これで削除依頼が完了です。

ちなみに、削除されるまでの具体的な日数は発表されていません。クチコミの審査自体に数日かかるので、完全に削除されるまでには数週間を要すると想定しておきましょう。
また、審査や削除完了の連絡は来ないので、タイミングを見てご自身で削除を確認する必要があります。

2.GoogleマップまたはGoogle検索から削除を依頼する

2つ目はGoogleマップまたはGoogle検索から依頼する方法です。
いずれも手順はほぼ同じで、クチコミ欄から該当のクチコミを選択して報告して削除の依頼をします。今回はGoogleマップの画像を使った方法を紹介していきます。

まず、Googleマップを開いて「クチコミ」を選択します。

削除対象のクチコミの右側にあるメニューボタンをクリックします。

すると、「クチコミを共有」と「違反コンテンツを報告」というメニューが表示されるので、「違反コンテンツを報告」を選択します。

報告する理由を一覧の中からいずれか一つを選択して送信します。これで削除依頼が完了です。

削除対象となるクチコミ

削除の対象となるクチコミは以下のような内容です。これらはGoogleのプライバシーポリシーによって削除対象となります。

  • 関連性のないコンテンツ
  • スパムと虚偽のコンテンツ
  • 利害に関する問題
  • 不適切なコンテンツ
  • 違法なコンテンツ
  • 露骨な性表現を含むコンテンツ
  • 危険なコンテンツ
  • なりすましや利害に関する問題
  • 営利目的のコンテンツ

1.関連性のないコンテンツ

その店舗や企業と関係のない内容を指します。また、政治的、社会的な論評や個人的な不満なども削除対象となります。

2.スパムと虚偽のコンテンツ

スパムとは迷惑行為のことで、同じ内容の投稿を繰り返したり、複数のアカウントから同じ場所に投稿したりする「荒らし行為」などが代表的です。また、事実とは異なる虚偽の投稿も削除対象です。

3.利害に関する問題

該当のビジネスや競合他社のユーザーが、その企業や商品またはサービスの評価を傷つけるために投稿したクチコミを指します。

4.不適切なコンテンツ

明らかに意図的に挑発するような冒涜的、暴力的な言葉など、他のユーザーを不快にさせたり批判を助長するような内容や、嫌がらせなどの特定の人物や集団に対し、個人的に攻撃するような内容や晒し行為などを指します。

5.違法なコンテンツ

著作権など他者の法的権利を侵害するようなものや、違法な商品やサービス、暴力・テロなどの危険行為を描写した表現は削除対象となります。

6.露骨な性表現を含むコンテンツ

露骨なアダルト画像や性的描写を含んだ文章などを指します。また、児童の性的な虐待を連想させるものや、わいせつな表現なども該当します。

7.危険なコンテンツ

他者の健康や財産を脅かす行為の示唆、動物への残虐行為や環境破壊など、危害や危険を及ぼしたり、被害を助長したりするようなものを指します。

8.なりすましや利害に関する問題

他者になりすまして、競合の企業や店舗を貶めるような虚偽のクチコミや悪口のクチコミを投稿して自社の利益に繋がるように印象を操作することを示します。

9.営利目的のコンテンツ

宣伝または勧誘を目的としたクチコミは削除対象になります。メールアドレス、電話番号、ソーシャルメディアのリンク、他のウェブサイトへのリンクなどを投稿する行為が該当します。

削除できないクチコミへの対処方法

クチコミは、Googleに削除を依頼したとしてもGoogle側の判断によっては削除してもらえない場合があります。
そこで、この章では削除できないクチコミへの対処方法をご紹介していきます。

1.投稿者に削除を依頼する

まず、クチコミを投稿した本人に直接、削除を依頼する方法です。Googleマップのクチコミは書き込んだ本人であれば削除することができます。
クチコミの内容が誹謗中傷や名誉棄損、営業妨害などに当たるものであれば速やかに対応をしましょう。

当事者同士だけで解決しようするとさらなるトラブルに発展する危険性があるので、削除を依頼する場合は必ず弁護士に相談しましょう。その際、クチコミのスクリーンショットを証拠として保存しておくと相談がしやすくなります。

2.すべてのクチコミに丁寧に返信する

次に、すべてのクチコミに丁寧に返信する方法です。この方法が削除に時間がかかる場合に有効的で手早い対処方法といえます。もちろん、ネガティブなクチコミや星だけの評価に対しても同様に返信していきましょう。
また、日頃から丁寧な返信を心がけていれば、それを見た他のユーザーに安心感を与えることができます。そして、誠実な印象も持ってもらえるので潜在顧客の獲得やリピーターが増えるきっかけにもなります。

具体的なクチコミの返信例についてはこちらの記事もご参考ください。

3.クチコミの数を増やす

そして、クチコミの数自体を増やしていく方法です。クチコミの数が増えれば、それだけ注目されている企業という印象を持たれやすくなり、さらにネガティブなクチコミの印象が薄くなるというポジティブな効果が発揮されやすくなります。
具体的な方法としては、来ていただいたお客さんに口頭やメールなどで投稿をお願いしたり、店内にQRコードが入ったポップを掲示してアピールする方法があります。

クチコミの増やし方の詳細についてはこちらの記事もご参考ください。

まとめ

ここまでGoogleビジネスプロフィールのクチコミの削除方法や削除できないクチコミへの対処法などを紹介してきました。 ぜひ、本記事でを参考にしていただき、ご自身のGoogleビジネスプロフィールの運用に活かしてみてください。

弊社ではMEO対策を中心に、数多くの中小企業や店舗のGoogleビジネスプロフィールの運用をお手伝いしております。 Googleビジネスプロフィールの使い方や店舗集客にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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時間やお金など、あらゆるコストをかけてMEO対策をするからには、確実に集客効果を高めたいと思う事業者の方は多いでしょう。
そこで本記事では、MEO対策に集客効果がある理由やメリット、集客効果を得やすい業種について解説します。すぐに始められる集客効果を高める5つの施策もあわせてご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

MEO対策とは

MEO対策の集客効果

MEO対策とは、Googleで「新宿 居酒屋」などと「地域名×サービス名」「地域名×業種」で検索をした際にマップと一緒に表示される店舗情報の表示順位を対策することです。
マップと一緒に表示される店舗情報はGoogleビジネスプロフィールというGoogleが無料で提供するツールで編集ができ、このGoogleビジネスプロフィールを最適化して、検索結果で上位表示を目指します。

MEO対策の集客効果を得やすい業種

まず、MEO対策の集客効果を得やすい業種についてです。
MEO対策はGoogleマップの対策なので、MEO対策の集客効果を得やすいのは地域密着型の店舗です。
飲食店や病院、歯科、内科、整体などは分かり易い例ですが、幼稚園や保育園も地域密着型に該当します。

  • 家からどれくらいでいけるのか
  • 送迎バスはあるのか
  • 最寄り駅からどれくらいか

このような理由でGoogleマップで検索される店舗は、MEO対策の集客効果を得やすい傾向にあります。 ですので、MEO対策の集客効果を得やすい業種は、歯科や病院、整体、美容院、不動産、車販売、ジム、スーパー、レジャー施設、宿泊施設、学習塾、便利屋、買取業、修理業、福祉施設などが挙げられます。

SEO対策との集客効果の違い

次に、SEO対策との集客効果の違いについてです。
ここ数年のSEOは、「E-E-A-T」という「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」が重要視されています。 簡単にいうと、その業界に詳しく経験があり知名度もある人が作成した、説得力のある情報が掲載されているサイトが評価されやすいということです。

もちろんSEO対策をして上位表示できた場合は集客効果を得られます。しかし、上位を予約サイトや複数店舗を所有する大手のサイトが占めるため、特に飲食店、医療、美容院、不動産、宿泊施設などの有名予約サイトやまとめサイトがある業種はSEO対策で上位表示すること自体が難しいでしょう。

SEOは主に「のどの痛みを解消したい」「痩せたい」「効果を知りたい」「料金を知りたい」などの、知識を付けたり言葉の意味を知りたい時などに利用します。
そのため、SEO対策を行うとしたら、「新宿 ジム」「新宿 歯医者」というローカル検索のキーワードではなく、「座ったまま 腹筋」「ホワイトニングの相場」などノウハウや費用などを解説するキーワードでの対策がおすすめです。
自社のWebサイトを見てもらうきっかけを作るために、キーワードで上位表示を獲得したい場合はSEO対策もおすすめです。

MEO対策の集客効果が高い3つの理由

この章ではMEO対策の集客効果が高い理由について解説していきます。
主な理由は以下の通りです。

  • ①Googleがローカル検索を重要視している
  • ②スマートフォンによるマップ検索数が多い
  • ③マップ検索するユーザーが増加している

それでは、それぞれの理由について解説していきます。

Googleがローカル検索を重要視している

1つ目はGoogleがローカル検索を重要視していることです。
Googleは2014年頃に、スマートフォンのGPS機能を利用した「地域名+サービス名」や「近くの○○」というキーワードで検索できるアルゴリズム(ベニスアップデート)を導入しました。
ローカル検索を推奨する動画やCMも何本も作られたことで、徐々にローカル検索方法が人々の間に浸透していきました。

このアップデートは、当時の携帯電話やスマートフォンなどモバイル端末の急速な普及により、ローカル検索を行うユーザーが増え始めたからだと考えられています。

スマートフォンによるマップ検索数が多い

2つ目の理由は、スマートフォンによるマップ検索の多さです。
現在、およそ9割の人がスマートフォンを所有し、そのスマートフォンで検索されている内容はマップ検索が上位を占めています。
スマートフォンでは即時性の高いものが検索される傾向にあり、ユーザーは外出先で今すぐ行きたい場所を探すことからマップ検索の需要が高くなっています。

このことから、MEO対策はマップ検索するユーザーのニーズに合った集客方法といえます。

マップ検索するユーザーが増加している

3つ目の理由は、マップ検索するユーザーの増加です。
近年のスマートフォンの急激な普及に伴って、Googleマップ検索を利用して店舗を探すユーザーが多くなっています。その影響でGoogleビジネスプロフィールにアクセスするユーザー数も年々増加しています。
2016年のGoogleの公式ブログによると、スマートフォンでローカル検索をしたユーザーの76%は、24時間以内に店舗に行き、その検索の28%は実際の購入に繋がっていることが分かりました。

つまり、ローカル検索するユーザーは来店の意欲や購買意欲が高いので、MEO対策を行い、マップ検索の上位に表示されることで実際の集客に繋がりやすくなります。

MEO対策の7つのメリット

この章ではMEO対策の7つのメリットについて解説します。
具体的には以下の通りです。

  • ①来店意思の高いユーザーに届きやすい
  • ②検索画面での優位性
  • ③来店に必要な情報が一画面で入手できる
  • ④自社内で対策できる
  • ⑤費用負担が少ない
  • ⑥他のWEB対策よりも競合が少ない
  • ⑦クチコミによる効果が大きい

それでは、それぞれについて解説していきます。

来店意思の高いユーザーに届きやすい

1つ目は、自社のビジネス情報が来店意思の高いユーザーに届きやすくなります。
スマートフォンの普及や検索アプリの需要の増加に伴って、人々の検索行動は大きく変化しました。現在では店名を詳しく知らなくても「場所+目的」を絞り込むだけで、最も適した情報を表示してくれます。

「場所+目的」で間接検索を行うユーザーの多くは、すぐに目的地に向うつもりで検索していることが多いので来店意思が比較的高い傾向にあります。

検索画面での優位性

2つ目は検索画面での優位性です。
例えば、「新宿+ラーメン」と検索してみると下記の図のように表示されます。

上からMEO(マップ検索)の枠、その後にSEO(検索エンジンでの検索)の枠とそれぞれの検索結果が表示されています。
このように、MEOはSEOよりも優先的に表示され、なおかつ地図と一緒に表示されるので画面の占有率が高くなります。

来店に必要な情報が一画面で入手できる

3つ目は来店に必要な情報が一画面で入手できることです。
MEO対策を行うには、自社のビジネス情報をGoogle上に掲載、公開できる集客ツールである「Googleビジネスプロフィール」の登録が必要です。
Googleビジネスプロフィールでは店舗情報や写真、予約フォームなどを設定できます。

自社内で対策できる

4つ目は自社内で対策できることです。
MEO対策はGoogleビジネスプロフィールを登録すればどなたでも始められます。
また、MEO対策のノウハウはインターネット上に溢れているので、情報収集を行うことによって独学でも十分な効果が期待できます。

弊社・株式会社トリニアスでもGoogleビジネスプロフィールの無料の対策資料を配布していますので、よろしければ下記のボタンからダウンロードしてみてください。

費用負担が少ない

5つ目は費用負担が少ないことです。

MEO対策の費用相場は「初期費用で0〜5万円」「月額で3〜5万円」です。
一方、同じくWEB集客の方法として知られているSEO対策は「月額:10〜30万円」、リスティング広告は「約20〜50万円」と、MEO対策と比較すると高額になります。
このことから、MEO対策は費用面を抑えたい事業者にとって導入しやすい施策となります。

他のWEB対策よりも競合が少ない

6つ目は他のWEB対策よりも競合が少ないことです。
SEO対策などポータルサイトなど検索システムでの表示順位を上げる対策は、無数にあるホームページやポータルサイトの上位を目指していく為、対策の難易度が上がります。
一方、MEO対策は競合相手が自社の周辺エリアの同業種に絞られるため、対策の難易度が下がります。

クチコミによる効果が大きい

7つ目はクチコミによる効果が大きいことです。
クチコミを集めたり、丁寧に返信することでそのやり取りを見た他のユーザーが、実際に来店してくれる可能性が高くなります。
また、ユーザーからの率直な意見はサービスの品質を見直すきっかけにもなるので企業としての成長にも繋がります。

クチコミを集める方法の詳細についてはこちらの記事もご参照ください。

MEO対策の5つのデメリット

MEO対策の5つのデメリットについて解説します。
具体的には以下の通りです。

  • ①ユーザーからの誹謗中傷
  • ②継続しないと効果を実感できない
  • ③手間がかかる
  • ④施策できる業種が限られる
  • ⑤Googleのガイドラインを遵守する必要がある

それでは、それぞれについて解説していきます。

①ユーザーからの誹謗中傷

1つ目はユーザーからの誹謗中傷を受けるおそれがあることです。
Googleビジネスプロフィールにユーザーの誰もが意見を投稿できるクチコミシステムがあります。様々なユーザーからの忖度なしの意見が投稿されるため、ネガティブな内容のクチコミが投稿されることもあります。
そのため、誹謗中傷に当たるクチコミが投稿された場合は冷静に対処していきましょう。

クチコミの削除方法はこちらの記事をご参照ください。

②継続しないと効果を実感できない

2つ目は継続しないと効果を実感できないことです。
短期間で評価がすぐ上がるわけではないので、順位が上がる前に対策を辞めてしまう事業者も多くいらっしゃいます。
具体的にどのくらいの期間が必要かと言うと、弊社で対策を手がけた学習塾では2カ月、歯科医院では3カ月ほどかかりました。

③手間がかかる

3つ目は手間がかかることです。
MEO対策は、定期的な投稿や写真の更新、クチコミへの返信などの作業がたくさんあります。日々の業務と並行してMEO対策のための時間を捻出するには、毎日の綿密なスケジュール調整が必要です。
自社のみでMEO対策の時間を作るのが難しい場合は代行業者に依頼するのも良い方法です。

④施策できる業種が限られる

4つ目は施策できる業種が限られることです。
MEO対策は性質上、お客さんと直接やり取りする飲食店、美容店、ジム、クリニックなど実店舗型のビジネスにおいて効果をもたらします。
一方、通販やオウンドメディアなどお客さんと対面せずに運営する非店舗型ビジネスには不向きといえます。

⑤Googleのガイドラインを遵守する必要がある

5つ目は、Googleガイドラインを遵守する必要があることです。
ガイドラインに抵触すると、Googleビジネスプロフィールを凍結または停止させられたり、Googleアカウント自体が削除されたりなどのペナルティを受けるおそれがあります。
そのため、ビジネスプロフィールを作成する前に必ずガイドラインに目を通しておきましょう。

Googleのガイドラインについてはこちらの記事もご参照ください。

MEO対策で集客効果を高める5つの方法

この章では本題の集客効果を高める方法を5つご紹介します。
どれも重要な施策ですので、ぜひ、ご参考ください。

  • ①集客できるキーワードにする
  • ②集客できる計測地にする
  • ③MEOのアルゴリズムを理解して上位表示する
  • ④魅力的なGoogleビジネスプロフィールを作る
  • ⑤クチコミを集めて丁寧に返信する

それでは、それぞれについて解説します。

①集客できるキーワードにする

1つ目はキーワードについてです。
例で原宿駅近くの渋谷区にあるカフェの対策キーワードを考えてみましょう。

Googleマップの検索結果は、「検索キーワードとの関連性や距離」も順位に影響しているため、同じ渋谷区でも原宿と渋谷で検索すると検索結果が異なります。
そのため、もし原宿にあるカフェが「渋谷 カフェ」「渋谷区 カフェ」と対策をしても、そもそも検索結果の位置がずれているため上位表示が難しくなってしまいます。
また、「渋谷 カフェ」「渋谷区 カフェ」の検索結果が渋谷駅に近いということは、検索ニーズが「渋谷駅に近いカフェ」なので、もし、原宿にあるお店が上位表示できても距離があるため実際の集客には繋がりにくいでしょう。

もしも、「渋谷区」「渋谷」のように広い地域名を対策キーワードにしている場合は、自社の検索結果を確認し、キーワード設定の見直しを考えてみましょう。

▼MEO対策のキーワードについて詳しく見る
https://media.meo-taisaku.com/meo-know-how/meo_keyword/

集客できる計測地にする

2つ目は計測地についてです。
計測地とはMEO対策の順位を計測する場所の事を指し、通常は来店するであろうユーザーが検索する場所を選択します。
例えば、先ほどの「渋谷 カフェ」の計測地を渋谷区と新宿区でそれぞれ検索してみると検索結果が異なります。
これは前述した「距離」が関係しており、渋谷駅近くにいる方が「渋谷 カフェ」と検索すると現在地の近くの店舗が表示されます。

一方、新宿にいる方が「渋谷 カフェ」と検索すると現在地とは関係なく、「関連性」「視認性の高さ」「検索キーワード「渋谷」との距離」で評価された順位で店舗が表示されます。
来店するであろうユーザーが検索する場所を考慮し、計測地を変えて対策していきましょう。

▼MEO対策の計測地について詳しく見る
https://media.meo-taisaku.com/meo-know-how/meoalgorithm/

MEO対策の表示順位のアルゴリズムを理解して上位表示する

3つ目はMEOのアルゴリズムを理解することです。
適切なキーワードと適切な計測地を選べたらそのキーワードで上位表示を目指していきます。
上位表示を目指すにはMEOのアルゴリズムを理解することが重要です。
MEO対策で対策する「ローカル検索」の検索結果は、【関連性・距離・視認性の高さ】の3つで表示順位が決まると、Googleは公表しています。

関連性とは、Googleビジネスプロフィールと検索キーワードとの関連性を指します。
例えば、「渋谷 カフェ」という検索キーワードだった場合、検索結果にディズニーランドが表示されることはありません。
それは検索キーワードとの関連性をGoogleが参考にしているからです。

距離とは、店舗と検索ユーザーの現在地との距離と、店舗と検索キーワードの地名との距離のことを指します。
例えば、渋谷駅にいる方が「渋谷 カフェ」と検索すると、現在地近くのカフェが表示されます。
ですが、新宿にいる方が「渋谷 カフェ」と検索すると渋谷駅周辺のカフェが表示されます。
また、「渋谷 カフェ」の検索結果に千葉にあるディズニーランドが表示されないように、Googleは「渋谷」に近いカフェかどうかも同時に判断しています。

視認性の高さとは、オンラインとオフラインでの知名度のことを指します。
例えば、「渋谷 カフェ」と検索をすると3番目に喫茶店ルノアールが表示されます。
喫茶店ルノアールは、記事投稿もメニューも登録がありません。写真やクチコミも他と比べると少なめです。ですが、8位にも別店舗が表示されているなど、知名度が順位に影響していることが分かります。
※知名度だけで上位表示している訳ではなく、上位表示の一つの理由に知名度が関係することもあります。

▼MEO対策のアルゴリズムについて詳しく見る
https://media.meo-taisaku.com/meo-know-how/meoalgorithm/

魅力的なGoogleビジネスプロフィールを作る

4つ目は、魅力的なGoogleビジネスプロフィールを作ることです。
適切なキーワードと適切な計測地を選んで上位表示を目指すことももちろん大切ですが、MEO対策の本来の目的はマップ上で上位表示させることではなく、ビジネスプロフィールから集客につなげることです。 そのため、小手先のテクニックばかりに頼ってしまうと、魅力的でないGoogleビジネスプロフィールになってしまいます。 つまり、MEO対策で重要なのは、閲覧したユーザーが思わず来店したくなる,b>魅力的なビジネスプロフィールづくりを目指すことです。

例えば、「渋谷 カフェ」で1位を獲得しているカフェでは、写真やクチコミも充実していたり、記事投稿をしたり、メニューを料金と一緒に登録しています。 マップ検索するユーザーが考える、

  • ①「店内の雰囲気を知りたい」
  • ②「どういうメニューがあるのか」
  • ③「平均的な値段はいくらか」
  • ④「落ち着ける環境か」
  • ⑤「どういう客層が多いのか」

といった疑問がほとんど解決できるGoogleビジネスプロフィールになっています。
ユーザー目線の情報を提供している点だけでも魅力的ですが、料理や店内の写真も掲載すれば、おいしそうでおしゃれでキレイな雰囲気が伝わり、さらに魅力的なプロフィールになります。
このように、魅力的なGoogleビジネスプロフィールを作ることが集客効果を得るための大事なポイントです。

クチコミを集めて丁寧に返信する

引用元:PR TIMES

5つ目はクチコミを集めて丁寧に返信することです。
クチコミは商品購入やサービス利用に大いに影響します。その影響力は年々増しているため、クチコミを増加することが集客に影響すると言えます。
そして、集めるだけでなく返信まで行えるのがGoogleビジネスプロフィールのクチコミ機能です。

クチコミはお客さんに直接、お声がけするなどをして集めていきましょう。
そして投稿してくれたクチコミには、どんな内容でも丁寧に返信し感謝を伝え、お客さんとコミュニケーションをとっていきましょう。
例えば、痛みの少ない歯科治療を検討しているユーザーがクチコミを見た際に、「この歯科の院長先生はクチコミの全てに返信しているし、言葉選びからして優しそう」、「痛みが少ないってクチコミにあるし行ってみよう」と判断してくれます。
お店の良さを伝えるために、クチコミを集めて全てに丁寧に返信していきましょう。

▼クチコミを増やす方法について詳しく見る
https://media.meo-taisaku.com/meo-know-how/google-business-profile_how_to_increase_to_reviews_on_google/

業種別!MEO対策の成功事例5選

弊社・株式会社トリニアスが担当したMEO対策の成功事例を、以下の5つの業種別に紹介します。

  • 歯科医院
  • 飲食店
  • 不動産
  • 学習塾
  • 美容院

事例を参考に、自分でMEO対策を成功させるためのイメージを掴んでみてください。

歯科医院

Googleビジネスプロフィールの商品欄にカテゴリーを作成し、情報を整理。

「インプラント」や「矯正歯科」などのキーワードを入れることで、検索順位が上昇し、Webサイトへのクリック数も増加しました。

また、前年と比べてGoogleビジネスプロフィールの「通話」クリック数が大幅に増加しました。

飲食店

地元の集客を目指し、狭い範囲で人気キーワードを使用して対策しました。

閲覧数が増加したため、ストリートビュー屋内版の撮影を行い、来店を促進しました。

別の店舗では、対策開始から4ヶ月で通話数が前年の1.65倍に増加しました。

不動産会社

Googleビジネスプロフィールのサービス欄を充実させることで、ユーザーが必要な情報を得やすくなり、ホームページへの訪問者が増加しました。

順位向上により、Googleビジネスプロフィールの閲覧数も増加しました。

学習塾

適切なカテゴリー設定により、「塾」や「個別指導塾」などのキーワードで上位表示を実現しました。

その結果、Googleビジネスプロフィールの閲覧数が増加し、すべての月で前年比がプラスになりました。

美容室

ターゲットを明確にした最新情報を投稿することで閲覧数を伸ばし続けています。

投稿機能の「詳細」にホームページのリンクを貼ることで、Webサイトへの流入数アップも見込めます。

新規店舗では、「ルート」をクリックするユーザーが順調に増加しています。

もっと詳細なデータ推移に興味がある方は、以下の記事をチェックしてみてください。

MEO対策の成功事例5選!集客に成功するための3つのポイントも紹介

そのほかの業種のMEO対策成功事例を見たい方は、つぎのリンクから参照してみてください。

【業種別】MEO対策の成功事例

MEO対策の集客効果が高い理由まとめ

今回は、MEO対策の集客効果が高い理由について解説しました。
集客効果を高めるには、キーワードや計測値の設定やクチコミへの返信など様々な施策を講じることが重要です。

もしも、MEO対策にかかる労力や人員の確保、作業時間などをなるべく抑えながら集客効果をアップさせたい場合は、弊社・株式会社トリニアスが提供するMEO対策サービス・MEO primeがおすすめです。
MEO対策についてプロの意見を聞きたい、自社に合った対策方法を知りたいという方はお気軽に弊社までお問い合わせください。

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当メディアの運営会社 株式会社トリニアスにご相談ください。

MEO(マップエンジン最適化)は、店舗やビジネスの地図上での表示を最適化するための重要な手法です。
特に、Googleマップの検索結果で上位に表示されることで、ターゲットとなるユーザーに対して効果的にアプローチできるため、自社のビジネスの成長に大きく貢献します。その背景には複雑なアルゴリズム(仕組み)が存在しており、効果的な対策を行うためには、このアルゴリズムの理解が必要です。
この記事では、MEOアルゴリズムとそれに基づく対策について、詳しく解説します。ぜひ、最後までご覧ください。

MEO対策とは

MEO対策とは

MEO対策とは、Googleで「渋谷 カフェ」などと「地域名×サービス名」「地域名×業種」で検索をした際にマップと一緒に表示される店舗情報の表示順位を向上させる対策のことです。
マップと一緒に表示される店舗情報はGoogleビジネスプロフィールというGoogleが無料で提供しているツールで編集ができ、店舗情報を最適化することで検索結果で上位表示を目指します。

MEO対策はマップ検索の対策なので、Googleマップで検索される店舗や「新宿 居酒屋」など間接的に検索される店舗が対策しています。

▼MEO対策が向いている店舗について詳しく見る
https://media.meo-taisaku.com/meo-know-how/meo-gyousyu/

MEOとSEOの違い

MEO対策もSEO対策もユーザーファーストなアルゴリズム(仕組み)になっていることは同じですが、それぞれ以下のように分けて考えられます。

SEO対策のアルゴリズム(仕組み)情報やサイトの質や正しさ
MEO対策のアルゴリズム(仕組み)Googleビジネスプロフィールの情報量とユーザーとの距離とお店の知名度

SEO対策では知名度の高い企業や、お金や時間をかけて質の良いサイトを制作する企業が上位表示されやすい傾向にあります。
一方、MEO対策はGoogleビジネスプロフィールの店舗情報が充実していて、ユーザーの現在地との距離が近く、また、地元での知名度が高ければ個人店舗でも上位表示できます。

▼MEO対策とSEO対策の違いについて詳しく見る
https://media.meo-taisaku.com/meo-know-how/seo-meo-difference/

MEOのアルゴリズム(仕組み)

MEO対策のアルゴリズムは、Googleが公式サイトにて「ランキングを決める仕組みは関連性・距離・視認性の高さの3つ」だと公表しています。
この章ではGoogleの説明を深堀して分かりやすく解説していきます。

Google のローカル検索結果のランキングを改善する方法

引用:Googleビジネスプロフィール ヘルプ

関連性

MEOアルゴリズム「関連性」

引用:Googleビジネスプロフィール ヘルプ

関連性とは、GoogleビジネスプロフィールやWEB上にある店舗情報と検索語句の関連性のことを指します。
例えばユーザーが「新宿 つけ麺」と検索した場合、検索結果には「新宿周辺にあるつけ麺屋」が表示されます。
Googleビジネスプロフィールにある情報と「つけ麺」に関連があるのか、店舗の位置と「新宿」が関係あるのかをGoogleは判断しています。

関連性の参考画像

「関連性」で判断している場合もあるので、関連がある「新宿駅に近い渋谷区のつけ麺屋」や「新宿区にあるラーメン店」が表示されることもあります。
このように、Googleはビジネスプロフィールの情報と検索語句の関連性を見て検索結果を変えています。

距離

MEOアルゴリズム「距離」

引用:Googleビジネスプロフィール ヘルプ

ここでの距離とは二種類あります。

  • 検索ユーザーの現在地と店舗の距離
  • 検索語句の地名と店舗の距離

例えば、新宿区にいるユーザーと他の区や他県にいるユーザーが「新宿 居酒屋」と検索すると検索結果が変わります。

距離の参考画像
距離の参考画像2
検索地点検索結果
新宿区現在地と距離が近い店舗
他の区・他県知名度やクチコミ評価、情報量が多い店舗

このように、今すぐ行く距離なのか、公共交通機関などを使って時間をかけて移動して行く距離なのかによって表示内容が変わります。
「半径〇mだったらこの順位」といった明確なアルゴリズムは公表されていませんが、このようにユーザーの検索地点や検索語句との店舗の距離も検索結果に影響をもたらします。

視認性の高さ

MEOアルゴリズム「視認性の高さ」

引用:Googleビジネスプロフィール ヘルプ

もともとは「関連性・距離・知名度」の3つでした。ですが、2021年6月に「知名度」の名称が「視認性の高さ」に変更されています。
上図の説明文や英語表記には変更がないので、知名度だけで順位が変わるという誤解を解くための変更だと言われています。

この説明文では“どんなにクチコミを集めても知名度の高い大手にはかなわない”という印象ですが、 実際の内容は異なります。 例えば、ディズニーランドを「遊園地」と認識している人は少ないので「関東 遊園地」と検索してもディズニーランドは上位表示されません。
また、スターバックスやドトールコーヒーなどもブランド名で検索することが多いため「新宿 カフェ」などと検索しても上位表示されません。

このように、検索語句によっては知名度が表示順位を決定づけるものではないので、自社に合う方法でMEO対策していきましょう。

MEOアルゴリズムを考慮した対策方法

この章ではMEO対策の方法について解説していきます。
Googleのアルゴリズム(仕組み)である「関連性」「距離」「視認性の高さ」を活用する方法ですのでぜひ、ご参考ください。
具体的な方法は以下の4点です。

  • 店舗情報を充実させる
  • カテゴリを設定する
  • 写真を投稿する
  • クチコミの数を増やす

それでは、それぞれについて解説していきます。

1.店舗情報を充実させる

基本情報入力による視認性の差

まずは、自社のGoogleビジネスプロフィールの店舗情報を充実させましょう。
店舗名、住所、ホームページ、予約リンク、電話番号、営業時間、商品やサービスなどの情報を正しく入力しましょう。
そうすることで「関連性」「距離」「視認性の高さ」のすべての対策に繋がります。
特に、ゴールデンウィークや年末年始などで営業時間が変わる場合は必ず入力しましょう。

2.カテゴリを設定する

カテゴリの影響度参考画像

2つ目はカテゴリを設定することです。
Googleビジネスプロフィールでは店舗のカテゴリを任意で設定でき、表示順位に大きな影響をもたらします。

例えば「新宿 歯医者」と「新宿 ホワイトニング」の検索結果を見るとカテゴリがそれぞれ違います。
もし「新宿 ホワイトニング」で上位表示したい歯医者さんがいた場合「新宿 ホワイトニング」で上位表示出来ているGoogleビジネスプロフィールが設定している「美容歯科医」や「エステティックサロン」に変えた方が適切と判断できます。

このように、自社で上位表示させたい検索語句(キーワード)を使用しているGoogleビジネスプロフィールのカテゴリを参考にしてみましょう。

3.写真を投稿する

検索語句と写真の関係

3つ目は写真を投稿することです。
Googleは、ビジネスプロフィールに投稿された写真がどういう写真なのかを自動で認識できるので、検索語句が違うと同じ店舗でも検索語句に合わせた写真が表示されます。
例えば、「つけ麺」と「ラーメン」など2種類以上のメニューやサービスで上位表示させたい場合は両方の写真を載せてみましょう。

Googleビジネスプロフィールの写真の投稿方法についてはこちらの記事もご参照ください。

4.クチコミの数を増やす

口コミが検索結果に引用されるときの参考画像

4つ目はクチコミの数を増やすことです。
クチコミは検索結果に引用されることが多いため、Google側は重要視しています。
また、クチコミは増やすだけでなく全てに丁寧に返信しましょう。1件1件に丁寧に返信することで投稿してくれたユーザーが再び来店してくれる可能性が高まります。

クチコミの効果的な返信方法についてはこちらの記事もご参照ください。

MEO対策のメリット

ここまでMEO対策のアルゴリズムについて解説しました。アルゴリズムを意識してMEO対策をすることで得られるメリットについてお話していきます。
メリットは主に以下の2点です。

  • ユーザーの目に留まりやすい
  • 来店意思の高いユーザーに届きやすい

それでは、それぞれについて解説していきます。

ユーザーの目に留まりやすい

1つ目はユーザーの目に留まりやすくなることです。
検索結果に上位表示することで自社のGoogleビジネスプロフィールの閲覧数が増えます。
アルゴリズムを意識してMEO対策を行うことで、上位表示されやすくなり、徐々にお問合せや来店も増えるでしょう。

来店意思の高いユーザーに届きやすい

2つ目は、マップ検索をする来店意思の高いユーザーに届きやすいことです。
マップを使って検索するという事は今すぐ向かうか、後日、旅行などで行く場合がほとんどです。
そのため、検索語句に合うGoogleビジネスプロフィールを作成し「どこかしらのお店に来店するユーザー」に自社を知ってもらえます。

MEO対策のデメリット

MEO対策にはデメリットもありますので、この章で解説していきます。
デメリットは主に以下の2点です。

  • ユーザーからの誹謗中傷
  • 継続しないと効果を実感できない

それでは、それぞれについて解説していきます。

ユーザーからの誹謗中傷

1つ目は、Googleビジネスプロフィールの閲覧数や来店数が増える事により誹謗中傷を受けるおそれがある点です。 もちろん絶対に起こるということではありませんが、上位表示することで閲覧する人や来店客も増えると、その分、色んな人と関わることになります。

また、Googleビジネスプロフィールは誰でも情報を編集できる特性上、店名を勝手に変えられたり、来店していない人からクチコミが投稿されたりなどのいたずらが発生することがあります。万が一、そのようなクチコミが投稿された場合はGoogleに削除申請しましょう。

削除の申請方法についてはこちらの記事もご参照ください。

継続しないと効果を実感できない

2つ目は、時間をかけて継続しないと効果を実感できない点です。
Googleは3か月に1回程度大きなアルゴリズムのアップデートを行います。その際に行われる修正は無数にあるといわれています。
そのため、MEO対策で一度、上位表示できたらずっと上位をキープできるわけではないので対策を継続していくことが重要です。
例えば、3か月だけMEO対策業者に依頼をして上位表示してもらい、その後は何も対策せずに放置してしまったり、自社内で施策しようとする方もいらっしゃいますが、対策し続けないと上位表示はキープできません。
競合他社も上位を目指してMEO対策をしているので、対策を止めたらすぐに順位を追い抜かれてしまうでしょう。

MEOアルゴリズムの内容修正は頻繁にある!対応するには?

MEOアルゴリズムは定期的にアップデートされるため、その影響で検索結果に変動が生じることがあります。これにより、Googleビジネスプロフィールのオーナーにはその都度、適切な対応が求められます。

しかし、日々の業務と並行しながら常に対応するのは手間がかかるでしょう。とはいえ、適切なタイミングで必要な対策を講じなければ、検索結果での表示順位が大幅に下がってしまうおそれがあります。

そこで、MEOの専門知識を持つプロ・MEO対策業者に運用代行を依頼することが最も効果的な方法です。MEO対策業者は最新のアルゴリズムの動向を把握しており、適切な施策を迅速に行うことができます。さらに、競合分析や効果的なレビュー管理、コンテンツの最適化など、全体的な戦略をサポートしてくれるため、安定した成果を得ることが可能です。

弊社・株式会社トリニアスでもMEO対策サービス・MEO primeを提供しておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

MEOアルゴリズムのまとめ

今回はMEOアルゴリズムについて解説しました。
アルゴリズムという言葉は一見、難しく感じますが「Googleにおける検索結果の計算方法」であることがお分かりいただけたことでしょう。

前述した通り、Googleは年に数回のアルゴリズムのアップデートを繰り返しているので、その内容に応じて適切な施策を行う必要があります。 しかし、MEO対策をするスタッフが足りない、Googleアルゴリズムのアップデートにその都度対応するのが難しいという場合は、ぜひ弊社・株式会社トリニアスのMEO対策サービス・MEO primeのご利用をご検討ください。
店舗情報の登録からプロフィールの最適化など幅広くサポートいたします。サービスの詳細や対策にかかる費用など無料でご相談を承っております。
MEO対策にご興味のある方は弊社までお気軽にお問い合わせください。

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本記事ではMEO対策を導入した、歯科医院、飲食店、不動産会社、学習塾・英会話教室、美容院・サロンの5つの業種の事例をご紹介します。
これからMEO対策を始めてみようとお考えの事業者の方にとって参考になる例をご用意いたしましたので、ぜひ、最後までご覧ください。

MEO対策とは

MEO対策とは、Googleで「新宿 居酒屋」など「地域名×サービス名」で検索をした際にマップと一緒に表示される店舗情報の上位に表示されるよう対策することです。
マップと一緒に表示される店舗情報はGoogleビジネスプロフィールというGoogleが無料で提供する集客ツールで、このGoogleビジネスプロフィールを最適化して検索結果で上位表示を目指します。

よく比較されるSEO対策はホームページを最適化しGoogle検索で上位表示を目指す対策で、一方、MEO対策は、Googleビジネスプロフィールを最適化し、マップ検索で上位表示する対策を指します。
MEO対策はマップ検索における施策で、Googleマップで検索される店舗や「新宿 居酒屋」など間接的に検索される店舗の多くが導入しています。

▼MEO対策が向いている店舗について詳しく見る
https://media.meo-taisaku.com/meo-know-how/meo-gyousyu/

MEO対策の成功事例5選

この章では、弊社・株式会社トリニアスが手掛けたMEO対策の事例を、以下の各業種別にご紹介していきます。

  • ①歯科医院
  • ②飲食店
  • ③不動産会社
  • ④学習塾・英会話教室
  • ⑤美容室・サロンその1
  • ⑥美容室・サロンその2

インサイトデータの画像付きでCVの変化などをご紹介しておりますので、ぜひ、ご参考ください。

歯科医院の成功事例

こちらは2022年4月にMEO対策を開始した歯科医院の事例です。
Googleビジネスプロフィールの商品欄カテゴリーを作成し、情報を整理する対策を行いました。
カテゴリーに「インプラント」や「矯正歯科」などのキーワードが入ることで、キーワードとの関連性が高まり、少しずつ順位を上げています。 さらに、ユーザーにも見やすく情報を整理しているため、Webサイトへのクリック数も増加しています。

また、インサイトデータを見ると、前年よりGoogleビジネスプロフィールの「通話」をクリックしてお問い合わせや予約に繋がった数が大幅に増えています。

▼その他の歯科医院のストリートビュー撮影事例はこちらをご参照ください。
https://media.meo-taisaku.com/google-street-view/dentalclinic/

飲食店の成功事例

こちらは2022年9月末にMEO対策を開始した飲食店の事例です。
地元の方を集客するために、計測地は範囲が狭い地元でキーワードはビッグワードで対策しています。ビッグワードとは、検索エンジンで多くのユーザーに検索されているキーワードのことです。
インサイトデータを確認すると着実に閲覧数が増えているため、ストリートビュー屋内版の撮影を行い、閲覧してくれた方に来店してもらう対策をしています。

また、こちらの別の店舗では2024年の2月から対策を開始して、6月には前年の1.65倍に通話数が増えました。

▼その他の飲食店のストリートビュー撮影事例はこちらをご参照ください。
https://media.meo-taisaku.com/case/restaurant-2/

不動産会社の成功事例

こちらは2022年5月末にMEO対策を開始した不動産会社の事例です。
Googleビジネスプロフィールのサービス欄を充実させる対策を行っています。
ユーザーがGoogleビジネスプロフィール内で情報の取得を完結することができるようになったため、途中で離脱するユーザーが減り、ホームページまでたどり着くユーザーを増やす事ができました。

また、インサイトデータを確認すると、順位が向上してGoogleビジネスプロフィールの閲覧数が増えたため、数値が順調に伸びています。

▼その他の不動産会社のストリートビュー撮影事例はこちらをご参照ください。
https://media.meo-taisaku.com/case/estate-agency-2/

学習塾・英会話教室の成功事例

こちらは2021年1月からMEO対策を開始した学習塾の事例です。
毎日増えているGoogleビジネスプロフィールのカテゴリーですが、現状では「学習塾」というカテゴリーは存在しません。(2024年9月現在)
そのため、学習塾では適切なカテゴリーを設定するだけで順位が上がることがあります。
こちらの施設では、基本情報のメインのカテゴリーが「学習センター」になっていたため、より学習塾に近い「受験予備校」に変更後「塾」や「個別指導塾」などのキーワードで上位表示になりました。

そして、インサイトを確認すると、順位が上昇しGoogleビジネスプロフィールの閲覧数が増えたことにより、すべての月で前年比がプラスになっています。

▼その他の学習塾のストリートビュー撮影事例はこちらをご参照ください。
https://media.meo-taisaku.com/google-street-view/tutoring-school/

美容院・サロンの成功事例①

こちらは2022年10月にMEO対策を開始した美容室の事例です。
事前のヒアリングによってターゲットを明確にした最新情報を投稿することで閲覧数を伸ばし続けています。 こちらは投稿機能の「詳細」にホームページのリンクを貼ることができるため、Webサイトへの流入数アップも見込めます。

こちらはGoogleビジネスプロフィールを立ち上げたばかりの店舗だったため、前年との比較はできませんが、順調に「ルート」をクリックして店舗までの道のりを調べたユーザーが増えていることが分かります。

▼その他の美容室・サロンのストリートビュー撮影事例はこちらをご参照ください。
https://media.meo-taisaku.com/google-street-view/hair-salon-2/

美容院・サロンの成功事例 ②

こちらは2023年の11月にMEO対策を開始した美容室の事例です。
「シェービング サロン」などのビッグワードでの上位表示を目指し、

・店舗の強みを訴求する記事投稿
・クチコミ依頼と返信対応の徹底
・特別営業時間の設定やサービス情報の最新化

といった対策を実施してきました。
その結果、導入1年で売上は平均20%増加。特に「今すぐ行きたい」というニーズを持つ近隣ユーザーからの当日予約件数が大幅に増加しました。

さらに、直近半年(2025年3月〜8月)のインタラクション数は 804件 と、前年の583件から 約38%増加
特に5月には前年を大きく上回る数値を記録し、以降も前年を安定的に上回る推移を維持しています。

▼実際にMEO対策を導入した店舗様の声はこちら
東京都の美容サロンがMEO導入1年で売上が最大30%アップ!「当日予約」の増加にもつながった理由とは?

MEOの成功によって集客効果が見込める理由

近年の急激なスマートフォンの普及により、外出先で地図アプリで情報を検索するユーザーも増加しました。そして、それに伴うマップ検索エンジンの需要も拡大し、店舗や施設を構える経営者にとってMEO対策の導入は必要不可欠なものとなっています。

オーガニック検索(SEO)では、スポンサーサイトなどの大手のサイトが検索結果に表示されることが多いですが、マップ検索(MEO)においては、検索キーワードを自社の業種(サービス内容)と地域名を設定して対策することで上位表示されやすくなります。
地域を限定して表示されるのでSEOより競合は少なく、企業の規模も問わないので、事業を始めたばかりの方でも導入しやすいのがMEO対策の特長とメリットでもあります。

また、検索キーワードの設定以外にも、Googleビジネスプロフィールの情報を充実させたり、投稿されたクチコミへ返信するなどの対策を講じることでGoogleに優良なビジネスと認識され、マップ検索において上位に表示されやすくなります。
このように、従来の検索エンジンでの検索方法よりも視認性が高くなるので、MEO対策の導入はさらなる集客効果を期待できます。

MEO対策がもたらす費用対効果についてはこちらの記事もご参照ください。

MEOで失敗しないための3つの注意点

Googleビジネスプロフィールに登録すればすぐに始められるMEO対策ですが、施策する上で気を付けるべき点は以下の通りです。

  • ①自社に適したキーワードを設定する
  • ②検索ボリュームの多いキーワードを設定する
  • ③Googleのガイドラインを遵守する

それでは、それぞれについて解説していきます。

自社に適したキーワードを設定する

まず、MEO対策を始めるにあたってキーワード設定は非常に重要です。
しかし、検索にヒットしやすいようキーワードの数を多くしたり、自社のビジネスに関連のないキーワードを設定したりすると、どんなサービスを展開しているのかユーザーに伝わりにくくなってしまいます。
Googleビジネスプロフィールの説明文の中に収まるよう、ご自身の業種を明確に表したキーワードを設定しましょう。

キーワード設定についてはこちらの記事もご参照ください。

検索ボリュームの多いキーワードを設定する

次に、キーワードの検索ボリュームについてです。
検索数の少ないニッチなキーワードで検索結果の上位に表示されたとしても、実際の来店に繋がらないことがあります。
なので、自社がターゲットとするユーザーはどういったキーワードで検索するのか人物像を深掘りし、検索ボリュームの高いキーワードを設定しましょう。

検索ボリュームの調べ方についてはこちらの記事もご参照ください。

Googleのガイドラインを遵守する

そして、Googleのガイドラインを遵守するのは最も重要です。
ガイドラインに違反するとGoogleアカウントの凍結または削除という重いペナルティが与えられてしまいます。
例えば、自社のビジネスに地域名やサービス名などのキーワードを含めることが代表的な違反行為になります。Googleビジネスプロフィールには必ず、店舗やホームページなどで実際に使用している屋号を登録しましょう。

万が一、意図せずガイドラインに抵触してしまった場合の対処法についてはこちらの記事もご参照ください。

このように、MEO対策をする上で注意しなければいけない点や事前のキーワード設定など、対策を導入する前に行うことはたくさんあります。
もしも、自社のみで設定するのが難しいという場合はMEO対策業者に依頼するのも良い方法です。

MEO対策の事例のまとめ

今回は、弊社・株式会社トリニアスが手掛けたMEO対策の導入事例をご紹介しました。
上位表示をゴールとするのか、集客率のアップをゴールとするのかは対策業者によって様々です。
自社に合った対策方法を知りたいという方は弊社が提供しているGoogleビジネスプロフィールの無料診断が下記にありますので、ぜひ、ご利用ください。
また、今すぐ始められるGoogleビジネスプロフィール運用の無料の資料もありますのでダウンロードしてみてください。

弊社では、対策キーワードで上位表示をしても集客が出来ないというお悩みに対し、お客様とご相談し、対策キーワードの変更やGoogleビジネスプロフィールの管理を行っています。

もしも「どういうキーワードで対策したら良いのか分からない」「Googleビジネスプロフィールにどんな内容を書いたらいいのか分からない」とお悩みの方はぜひ弊社にご相談ください。

弊社ではMEO対策を中心に、これまで4,000社以上の中小企業の皆さまのGoogleビジネスプロフィールの運用をサポートしてきました。
もっと店舗の売り上げをアップさせたい、マップ検索での上位表示のやり方がわからないなどのお悩みのある方は、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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Googleビジネスプロフィールを運用している経営者の方であれば、自店舗がいつどのくらい混雑しているかは気になるポイントでしょう。

そんなときは、Googleの「混雑状況」が役に立ちます。

Googleの混雑状況とは、店舗が混んでいる時間帯や曜日がグラフ形式で表示される機能です。

とはいっても、グラフが表示されている場所や、データの見方がよくわからないという方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、Googleの混雑状況についてくわしく解説します。

混雑状況のデータを活用した販売戦略もあわせて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

Googleの混雑状況はどこに表示される?

混雑状況のグラフは、Google検索やGoogleマップから見ることができます

ただし、Googleビジネスプロフィールに登録した業種によっては、表示されない場合もあります。

まずは、自社の店舗名を検索してみましょう。

「写真」「店舗の所在地」などの情報一覧をスクロールすると、つぎの画像のような「混雑する時間帯」という項目があります。

これが、店舗の混雑状況をあらわすグラフです。

Google混雑状況のデータの見方は?

Google混雑状況のデータからは、さまざまな情報を読み取ることができます。

たとえばグラフの棒は、長いほど混雑しており、短いほど空いている時間帯をあらわしています。

また、「月」「木」などをそれぞれクリック(タップ)することで、曜日ごとのグラフも表示可能。

赤字で書かれている「ライブ」は、リアルタイムでの店舗の混雑状況が表示されます。

一番下の項目では、「お客さんがどのくらい店舗に滞在しているか」までわかります。

Google混雑状況の仕組み

Googleの混雑状況が表示される場所やデータの見方について解説しました。

でも「グラフの見方はわかったけど、どういう仕組みでデータを収集しているの?」と思う方もいるでしょう。

結論からいえば、混雑状況のデータは「Googleのロケーション履歴」をもとに算出したもの。

ロケーション履歴とは、Googleアカウントにログインしているユーザーが、スマートフォンやタブレットなどのデバイスをつかって移動するときの位置情報を記録する機能です。

つまり、この機能をオンにしているユーザーが来店することで、店舗の混み具合や滞在時間が割り出される、という仕組みになっています。

そのため、Googleビジネスプロフィールの管理者が任意でグラフの値を変えることはできません

Google混雑状況を活用する方法

Google混雑状況は、お店の混み具合などのデータがひと目でわかる便利な機能。

そんな機能を店舗の販売戦略に活かしたいと考える方も、多いのではないでしょうか。

ここからは、Google混雑状況を店舗で活用する方法を3つ紹介していきます。

営業時間の見直し

Googleの混雑状況をチェックして、現在の営業時間が適切かどうかを見直しましょう

たとえば、店舗が空いている時間帯の営業を短縮したり、ピーク時のみ延長したりします。

そうすることで効率的に売上を確保でき、ムダなコストも削減できます

また、店舗の営業時間を変えるときは、Googleビジネスプロフィールでの設定も忘れずにおこないましょう。

広告戦略の立案

店舗の混雑状況を知ることで、それぞれの時間帯にピンポイントで販売戦略を展開できます。

たとえば、

  • ピーク前にローカル検索広告を配信する
  • 混雑時のお客さんに割引などの販促をする
  • 空いている時間限定のキャンペーンで誘導する

などが有効です。

これらの施策は集客につながるだけでなく、ピーク中の混雑解消や従業員への負担軽減にも効果があります

自社のリソースと相談しながら、着実に店舗の売上につなげていきましょう。

従業員のシフト調整

Googleの混雑状況を活用することで、店舗スタッフのシフト調整がしやすくなります

たとえば、ピーク時には従業員の数を増やしたり、優秀なスタッフを配置したりもできます。

そうすると、お客さんの待ち時間の削減や、サービス品質の向上につなげられます。

また、あまり混雑していない時間帯には、必要最低限のスタッフのみで運営も可能。

混雑状況のデータをうまくつかって、店舗のコストダウンや売上アップに役立てましょう。

まとめ:Googleの混雑状況を活用して顧客へのサービス向上を目指そう

今回は、Google混雑状況のデータの見方や活用方法について解説しました。

グラフのデータをうまく読み取ることで、店舗の売上アップやコストダウンにつなげられます。

本記事を参考に、Googleの混雑状況を有効活用してみてください。

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LINE公式アカウントにはオーディエンス機能というものがあり、特定のユーザーに絞り込んで配信する機能です。
LINE公式アカウントの運用に必要なメッセージ配信やLINE広告などで、ご自身のアカウントに友だち登録したユーザーのデータを活用できます。
本記事ではオーディエンス機能についてそのメリットや種類について解説していきます。

LINE公式アカウントのオーディエンス機能とは

LINE公式アカウントのオーディエンス機能とは、「メッセージ配信」や「ステップ配信」などの配信を行う際に配信先を絞り込むために使われる機能です。
オーディエンスタイプを細かく設定して、自社の情報を必要とするユーザー宛てに確実に配信できます。
また、作成したオーディエンスはLINE広告へ共有できるので併せて活用することでLINE公式アカウントの機能を最大化できます。

オーディエンス機能のメリット

オーディエンス機能には設定する項目が多かったり、種類もたくさんあるので一見、複雑なシステムのように見えます。ですが、活用することで得られるメリットはたくさんあります。
この章ではオーディエンス機能のメリットについて解説していきます。

1.関心の高いユーザーに限定して配信できる

オーディエンス機能のメリットは、まず、その情報に対して高い関心を持っているユーザーに限定してメッセージを配信できます。
メッセージのターゲット対象となるユーザーの条件を細かく限定して、ご自身のビジネスやサービスのアプローチが可能です。 そして、メッセージに反応してくれる確率が高くなるので、これまで一斉配信を行っていた企業などはオーディエンス機能の効果を実感できるでしょう。

2.配信にかかるコストを削減できる

次に、メッセージ配信にかかる時間的かつ経済的コストが削減できます。
オーディエンスをあらかじめ設定しておくことで、メッセージ内容によってひとつずつアドレスを設定していた作業コストを大幅に削減できます。そして、ご自身のビジネスに集中する時間を確保しやすくなり、企業としての成長も期待できます。

また、LINE公式アカウントの料金プランでは各費用ごとにメッセージの配信数が限られていますが、オーディエンス機能での絞り込み配信により、無料または低価格帯のプラン内での効果的な配信も可能です。

3.メッセージの開封率が高くなる

そして、メッセージの開封率が高くなるという点です。
国内シェアが最も高いSNSであるLINEは、配信するメッセージの開封率は従来のメルマガなどに比べて非常に高く、開封率はメルマガの3倍といわれています。 なので、オーディエンス機能を活用することで、情報を本当に必要としているユーザーに確実に届けられるのでメッセージの開封率がさらに高くなります。

4.ブロック防止に繋がる

LINE公式アカウントを運用していて最も懸念されるのはユーザーからブロックされてしまうことです。
しかし、オーディエンス機能で必要な情報が的確に届けられるのでユーザーからは友だち登録を続けるメリットを感じてもらえます。そして、結果としてブロックの防止に繋がりやすくなります。

オーディエンス機能と属性フィルターのちがい

「オーディエンス機能」と「属性フィルター」はどちらもメッセージを絞り込み配信できる機能でとても似ていますが、絞り込める種類にちがいがあります。
「オーディエンス機能」は、「過去に配信したメッセージを開封した人」や「そのメッセージに含まれるリンクをクリックした人」など詳細なターゲット設定が可能です。

一方、「属性フィルター」では以下の5つで絞り込み配信をすることができます。

  • 性別
  • 年齢
  • 使用OS(iOSやAndroidなど)
  • エリア(都道府県/地方別)
  • 友だち期間(※ステップ配信では利用できません)

属性は、LINEユーザーが登録した性別、年代、居住エリアとそれらのユーザーの⾏動履歴、LINE内コンテンツの閲覧傾向やLINE内の広告へアクセスした情報などをもとに自動的に推定、分類した「みなし属性」となります。 ちなみにこの機能は、属性での絞り込み配信は対象となる友だち(属性が明らかでブロックされてないのが条件)の数が100人以上であれば使用できます。

そして、オーディエンス機能と属性フィルターは併用できます。例えば、「配信したメッセージを開封した人、男性、40代、都内在住」などで配信対象を絞り込むことも可能です。

オーディエンス機能の注意点

オーディエンス機能を活用していくにあたって、いくつか注意する点があります。
この章ではその注意点について解説していきます。

1.有効期限がある

まず、作成したオーディエンスには有効期限が定められているものがあります。
チャットタグオーディエンスとウェブトラッキングオーディエンス)以外で作成したオーディエンスには有効期限があります。 作成から180日経つと期限切れとなり、そこからさらに1ヶ月経つと自動で削除されます。

2.表示されない場合がある

次に、作成したオーディエンスが表示されない場合についてです。 オーディエンスは作成しても「準備中」と表示されたまま、すぐには反映されないことがあります。有効になるまで数時間かかることもあるので、時間を置いてから再度、確認してみましょう。
また、ターゲットが配信可能な数を下回っている場合やアップロードしたファイルに問題がある場合などは有効になりませんので注意しましょう。

オーディエンス機能の種類

オーディエンス機能には全部で7つのタイプが存在します。
この章ではオーディエンス機能の種類について、LINE公式アカウントの管理画面の画像を用いてそれぞれ解説していきます。

ちなみに以下の配信タイプを利用するには対象ユーザーが50人以上必要です。

  • クリックリターゲティング
  • インプレッションリターゲティング
  • 友だち追加経路オーディエンス
  • 予約オーディエンス

もしも、ご自身の友だち登録ユーザーが50人を下回る場合は、まず友だちの数を増やしてみる事から始めてみましょう。友だちを増やす方法についてはこちらの記事をご参考ください。

1.ユーザーIDのアップロード

まずユーザーIDのアップロードとは、LINEユーザーが個別に持つ「ユーザーID」をTXT、CSV形式のファイルでアップロードして作成するオーディエンスタイプです。(ユーザーIDを取得するにはMessaging APIを利用する必要があり、これは開発者向けの高度な機能となります。)

まず、LINE公式アカウントの管理画面にログイン→左側のメニューから「オーディエンス」を選択。

オーディエンス作成画面に移動→右側の作成ボタンから新規作成

オーディエンスタイプを選択します。いずれのオーディエンスタイプでもオーディエンス名は120文字まで入力できますが、他のオーディエンスと区別しやすい名称にしましょう。

ここまでの手順は他のオーディエンスタイプも同様です。

ユーザーIDのアップロード用の名称の設定が完了したら【次へ】をクリック→ターゲット設定のページに移動→ターゲットとなるユーザーのIDのファイルをアップロード→更新を押して完了。

2.クリックリターゲティング

次にクリックリターゲティングとは、過去に配信したメッセージに含まれるリンクをクリックしたユーザーを対象に配信できるオーディエンスタイプです。
60日以内に配信されたメッセージをリストから選び、対象のURLをオーディエンスに設定します。リンク先に高い関心を持ったユーザーに絞り込んでメッセージを送りたい場合に活用できます。

引用元:LINE公式サイト

3.インプレッションリターゲティング

インプレッションリターゲティングとは、過去に配信したメッセージを開封したユーザーを対象にしたオーディエンスタイプです。こちらも60日以内に配信されたメッセージから対象となるメッセージを選択して設定します。
「配信したメッセージを開封しているユーザー」に絞り込んで配信するのでメッセージの開封率のアップを期待できます。

引用元:LINE公式サイト

4.チャットタグオーディエンス

チャットタグオーディエンスとは、チャットに付けたタグを対象にしたオーディエンスタイプです。このタイプはチャット機能を使っているユーザーへのタグ付けが必要になります。
タグ付けの詳細についてはこちらの記事もご参考ください。

引用元:LINE公式サイト

5.友だち追加経路オーディエンス

友だち追加経路オーディエンスとは、特定の経路で友だち追加したユーザーを対象にしたオーディエンスタイプです。
オーディエンス作成ページで「友だち追加経路オーディエンス」を選択し、対象となる期間(90日以内)を設定すると、該当する経路と友だちの数が表示されます。

引用元:LINE公式サイト

経路のデータは、管理画面の【分析】>【友だち】>【追加経路】から確認できます(「その他」の経路は対象外となります)

6.ウェブトラフィックオーディエンス

ウェブトラフィックオーディエンスとは、LINE Tagのトラッキング情報を基にして作成するオーディエンスタイプです。LINE Tagの利用を開始するとこの機能を利用できます。 ちなみにLINE TagとはLINE広告で配信した広告の効果測定に使われる機能のことです。

引用元:LINE公式サイト

LINE Tagでは以下のターゲットを設定できます。

  • ページにアクセスした人→LINE Tagを設置したサイトを訪問した全てのユーザー
  • 特定のページにアクセスした人→特定のサイトを訪問したユーザー(※URLの指定ができます)
  • 特定のイベントを発生させた人→特定のイベントを設置したウェブサイトを訪問したユーザー(※コンバージョンイベントとURLを指定できます)

7.予約オーディエンス

最後に予約オーディエンスとは、飲食店など実店舗を経営している事業者を対象としたサービス「LINEで予約」を経由して予約したユーザーに絞り込んだオーディエンスタイプです。
この機能を利用するには連携した予約データが必要になるので、実店舗を運営している場合におすすめの機能です。

  • みなし来店→キャンセルされずに予約日を過ぎた予約
  • すべて→受け付けたすべての予約(みなし来店とキャンセルを含む)
  • キャンセル→キャンセルされた予約

変動期間→直近の期間を指定し、その期間内にアクションを起こしたユーザーを対象にします。終了日は1日前にデフォルト設定されているため、操作する日によって対象となる期間が変動します。(選択できる期間は、1~180日です)
例)変動期間を「10日」に指定した場合、以下の範囲で集計します。
・5月30日時点では5月20日~29日
・5月31日時点では5月21日~30日

固定期間→開始日と終了日を指定し、その期間内にアクションを起こしたユーザーを対象にします。(終了日は1日前とデフォルトで設定されており、また、選択できる期間は1日前から1年前までです。

予約回数は連携後の予約データのみがオーディエンスデータとして反映されます。

引用元:LINE公式サイト

まとめ

ここまでLINE公式アカウントのオーディエンス機能について解説してきました。 オーディエンス機能を活用することで、2023年6月に実施予定のLINE公式アカウントの料金プランの改定への対策も可能になります。
ぜひ、本記事を今後のLINE公式アカウントの運用の参考にしてみてください。

弊社では、MEO対策を中心に中小企業の集客のお手伝いをしております。 集客についてお悩みの方は、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

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日本国内でのユーザー数が最も多いSNSであるLINE。そのLINEをビジネスとして利用できるLINE公式アカウントは現在、たくさんの企業や店舗のアカウントを開設しています。アカウントを開設し、その後に初期設定を行うことで企業アカウントとして運用を開始できます。

本記事ではLINE公式アカウント開設後に必要な初期設定について解説していきます。

LINE公式アカウントの初期設定とは

LINE公式アカウントの初期設定は運用を始める前に行う設定のことです。
代表的なのは、プロフィールページ、あいさつメッセージ、クーポン、リッチメニュー、ショップカードなどがあります。 それぞれの項目を事前に設定することで、充実したアカウントとしてユーザーからの印象が良くなり、友だち登録の促進やメッセージの配信がスムーズになります。

初期設定はアカウントの開設後に行います。開設方法の詳細についてはこちらの記事をご参考ください。

初期設定の方法について

この章では、LINE公式アカウントの管理画面の画像を使って解説していきます。
初期設定を行うにはいくつか工程があるので、もし、ご自身やスタッフのみで設定するのが難しいという場合はLINE公式アカウントの運用代行業者に相談・依頼しても良いでしょう。

1.プロフィールの設定

アカウントの開設が完了したら、まずは、アカウントのプロフィール設定を行います。プロフィール設定では基本設定やアカウント情報の確認・変更などが行えます。

管理画面にログイン→トップページの右上の「設定」から設定画面に移動

①アカウント名:アカウント名は未認証だと変更が可能ですが、認証済みになると変更できないので注意が必要です。
②ステータスメッセージ:アカウント名の下に表示されるメッセージです。20文字まで入力できますが、どういった企業、内容のアカウントなのか分かりやすく短めの文章にしておきましょう

③プロフィール画像とプロフィールページ:この項目ではアイコンになる画像を設定できます。サイズは3MB、640px × 640pxで指定されています。
「プロフィールのプレビューを確認」でプロフィールページ設定に移動します。ここでは、背景画像やヘッダーの色などデザインを設定・編集できます。プレビュー画面も表示されるので実際にどのような見え方になるかも確認できます。
プロフィールページはご自身のアカウントの“顔”となる大事な部分なので情報を充実させておきましょう。すべての入力が完了したら保存します。

④認証ステータス:アカウントを開設した後はデフォルトで未認証になっているので必要に応じて認証をリクエストします。認証済みアカウントになると、ユーザーの検索結果に表示される状態になるのでアカウントを見つけてもらいやすくなります。
⑤位置情報:住所を登録します。アカウントやショップカードの検索結果などに表示されるので、実店舗やオフィスを構えている業種の場合は必ず設定しておきましょう。

⑥機能の利用:この項目ではトークへの参加、写真や動画の受け取り、LINE VOOM関連機能の設定が可能です。ご自身の業種やアカウントの目的などに合わせて設定しましょう。

2.権限の管理

次に、権限の管理についてです。LINE公式アカウントの要の機能となるメッセージの送信には権限の付与が必要なので、忘れずに設定しておきましょう。
①メンバーの追加を選択

②権限の種類を選択

③URLを発行:発行されたURLは権限を付与したい相手にメールなどで送ることができます。そのURLを押下することで権限が付与されます。URLの効果は発行されてから24時間まで有効です。

3.基本メッセージの設定

権限の付与が完了したら基本メッセージの設定を行います。基本メッセージとはあいさつメッセージや応答メッセージなど、ユーザーに自動で送信されるメッセージのことです。

これらの設定は応答設定画面にて行います。

①チャット設定:チャット設定の詳細についてはこちらの記事をご参考ください。

②あいさつメッセージ:あいさつメッセージは、ユーザーが友だちとして新たに追加、もしくはブロックを解除した際に自動的に送られる最初のメッセージのことです。あいさつメッセージは、ユーザーとのコミュニケーションにおける第一歩となるため、重要なメッセージといえます。友だち追加してくれたことへのお礼や、どのようなメッセージを配信するアカウントかなど、LINE公式アカウントの紹介文を登録しましょう。
また、メッセージ以外にクーポンショップカードリッチメニューも同時に設定しておくと、あいさつメッセージを受信したユーザーからの期待度が高まります。

③Webhock:この項目はMessaging APIを有効にすると利用できます。Messaging APIはメッセージやアクションを送受信できる開発者向けの高度な機能のため、必要に応じて設定しましょう。

④チャットの応答方法:友だちからのメッセージに自動で応答できる2つの機能、「応答メッセージ」と「AI応答メッセージ」があります。
対応できない時間帯に自動で返信してくれる機能なのでアカウント開設した後はすぐに設定しておきましょう。自動返信のメッセージでも、ユーザーには問い合わせを受付けてもらえたという安心感を持ってもらえます。
チャット設定の詳細についてはこちらの記事もご参考ください。

4.メッセージ配信をテストする

すべての設定が完了したらメッセージが正しく配信されるか、ご自身のサブアカウントなどに送信してテストしてみましょう。 メッセージ配信ではテキストやスタンプ、画像や動画以外にも、視覚情報に訴求できるリッチメッセージや複数の画像を並べて表示できるカードタイプメッセージなどを配信できます。
メッセージ配信はLINE公式アカウントを運用する上で重要な機能なので、アカウントを正式に公開する前に必ずテスト配信を行いましょう。

メッセージ機能や作成方法の詳細についてはこちらの記事をご参考ください。

5.アカウントの公開

メッセージのテスト配信が完了したらアカウントの公開を行います。
管理画面上部のプロフィール→プロフィール編集画面に移動。

プレビュー画面が左側に表示されるので見え方を確認→右下の公開をクリック→アカウントの公開が完了。

LINE公式アカウントの初期設定が完了です。

まとめ

ここまでLINE公式アカウントの初期設定についてまとめてきました。 初期設定はアカウントを開設した後に必要な工程ですので、しっかりと基本情報などを設定しておきましょう。
ぜひ、本記事をLINE公式アカウント運用の参考にしてみてください。

弊社では、MEO対策を中心に中小企業の集客のお手伝いをしております。 集客についてお悩みの方は、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

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店舗経営者の方であれば「MEO対策をサポートします」といった、営業を受けたことがあるのではないでしょうか。

こういった個人・法人が提供する集客対策サービスを「MEOコンサル」といいます。

サービスを受けることでウェブ経由での集客力がアップするのは、店舗にとって魅力的な話です。

しかし、あまり聞きなじみのないサービスに「なんだか怪しい」「費用をだましとられるのでは」と、疑ってしまう方も多いでしょう。

そこで今回は、MEOコンサルとはどんなものかくわしく解説します。

コンサルに依頼すべき店舗の特徴や選び方もあわせて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

MEOコンサルタントとは?

MEOコンサルタントとは、店舗経営者の代わりに「Googleビジネスプロフィール」というツールを運用して集客効果アップをサポートするサービス、またはそれを提供する会社をさします。

Googleビジネスプロフィールとは、だれでも無料でつかえるウェブ集客ツールです。

ツール内で「店舗に関する記事を投稿」「写真を掲載」といったさまざまな施策をすることで、ビジネスプロフィールをGoogle検索・マップの目立つ場所に表示させられます。

これが「MEO対策」です。

しかし、ただでさえ慣れないそれらの施策を、店舗の通常業務と並行するのはとても大変でしょう。

「でもウェブから集客をして、いまよりも店舗の売り上げをアップさせたい…。」

そんな悩みを解決してくれるサービスこそが「MEOコンサルタント」なのです。

料金を支払うことで、MEO対策の専門家であるコンサルタントが効果的な施策をします。

店舗側はコンサルタントがおこなう対策の内容や成果をチェックさえすれば、慣れない施策に手をわずらわせることもありません

そうすることで集客効果アップをねらいつつ、浮いたぶんのリソースを店舗の通常業務や経費削減に回せるようになるのです。

MEOコンサルタントの必要性

MEOコンサルタントは、Googleビジネスプロフィール経由での集客をサポートしてくれる業者だと説明しました。

では、店舗側にとってMEOコンサルタントを利用することでどのようなメリットがあるのでしょうか。

この章では、MEOコンサルタントの必要性について解説していきます。

Googleビジネスプロフィールの最新情報に精通している

ビジネスプロフィールはGoogle社が提供する無料のサービスですが、その仕様や機能はアップデートによってつねに変化しています。

例えば、2022年にはGoogleビジネスプロフィールに新たに「メッセージ」や「投稿」などの機能が追加されました。

これらの機能を使えば、店舗と顧客とのコミュニケーションが円滑になりますし、店舗の魅力やお得な情報をアピールできます。

しかし、どんなに便利な機能であっても知らなければ活用できませんし、使い方も習得しなければなりません。

MEOコンサルタントなら、Googleビジネスプロフィールの最新情報をつねに注視しているので、新しい機能をいち早く取り入れてGoogleビジネスプロフィールを最適化することができます。

慣れない管理作業に時間と労力を費やすよりも、運用のプロであるMEOコンサルタントに任せてみるのも経営戦略のひとつといえるでしょう。

パフォーマンスの分析や改善に長けている

Googleビジネスプロフィールは、ただやみくもに運用するだけでは十分ではありません。

Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスを定期的に分析し、改善点を見つけて修正することが重要です。

例えば、Googleビジネスプロフィールに表示される「インサイト」では、店舗への電話数やウェブサイトへのクリック数などのデータが確認できます。

これらのデータをもとに、Googleビジネスプロフィールの内容や設定を変更することで、集客効果を高めることができます。

とはいえ、インサイトのデータを正しく読み取るためには、専門的な知識や経験が必要です。

MEOコンサルタントならGoogleビジネスプロフィールの分析や改善に長けているので、データに基づいた効果的な施策を提案することができます。

「集客に興味はあるけど、データ分析や改善作業なんてわからない」という方であれば、MEOコンサルタントをぜひ利用してみましょう。

競合店舗との差別化に役立つ

Googleビジネスプロフィールを活用する店舗は増えていますが、それだけでは競合店舗との差別化は難しくなっています。

例えば自社の周辺地域で同じ業種の店舗が多数存在する場合、漠然とした施策ではGoogleマップ上でほかのユーザーに印象を残すことは難しいでしょう。

MEOコンサルタントであれば、Googleビジネスプロフィールの検索順位を上げるためのテクニックや、ユーザーに強い印象を与えるための工夫を知っているので、あなたの店舗をより際立たせることができます。

「ビジネスプロフィールはなんとなく使っているだけ」「いまいち効果が実感できない」という方は、ぜひMEOコンサルタントを活用してみましょう。

MEOコンサルタントと相性の良い店舗・企業の特徴

MEOコンサルタントは、店舗の業務とウェブ集客を両立できる費用対効果が高いサービスです。

とはいえ、どんな企業でもその恩恵を受けられるわけではありません。

ここでは、MEOコンサルタントと相性の良い店舗(企業)の3つの特徴を紹介していきます。

地域密着型のビジネス

MEOコンサルタントと相性のいい店舗(企業)の特徴は、地域密着型のビジネスです。

地域密着型ビジネスとは、一定の地域に拠点をかまえている店舗(企業)のこと。

たとえば「飲食店」「クリニック」「スポーツジム」などが、それにあたります。

なぜこういった店舗と相性がいいかというと、Googleビジネスプロフィールの情報を見たことがきっかけで来店するお客さんが多いからです。

実際に株式会社テーブルチェックの調査では、およそ8割のユーザーがさまざまな店舗探しにGoogleを利用しているとの結果も。

そのため、Googleビジネスプロフィールの運用をMEOコンサルタントに依頼することで、おおきな集客効果アップが見込めるでしょう。

従業員が少ない店舗

もうひとつの特徴は、従業員が少ない店舗です。

というのも、Googleビジネスプロフィールを自社で運用する場合は、施策をするためのリソースが必要です。

従業員がたくさんいる店舗であれば通常業務を任せて、経営者がMEO対策をすすめられるでしょう。

しかし従業員が少ない、またはいない場合は、経営者の負担だけが一方的に増えてしまいます。

ウェブ経由での集客はとても大事ですが、そのせいで店舗の業務やサービス品質がおろそかになっては本末転倒です。

そういった店舗では、MEOコンサルタントに依頼するのがもっとも効果的です。

コンサルタントが施策を代行してくれるので、店舗側は通常業務に専念できるようになります。

集客効果アップと店舗のサービス品質を両立するためにも、うまくMEOコンサルタントを活用してみましょう。

複数の店舗を運営している

3つめの特徴は、複数の店舗を運営している場合です。

ひとつだけであれば、通常業務とかけもちでMEO対策をやるのはそう難しくはありません。

しかし複数店舗の運営となると、作業の負担は倍以上となります。

それにくわえてGoogleビジネスプロフィールの運用をするとなれば、経営者のチカラだけではまかなえないでしょう。

そんなときは、MEOコンサルタントに集客対策をまかせるのがおすすめです。

自社の負担を増やすことなく、効率的に集客効果をアップさせられます。

限られたリソースで対策するのも重要ですが、専門家に委ねてみるのもひとつの選択肢でしょう。

MEOコンサルタントを選ぶときの注意点

ここまで解説したとおり、MEOコンサルタントはうまくつかえば、店舗の売り上げをアップさせられるサービスです。

その一方で、契約者から料金だけをだまし取るような業者がいるのも事実です。

ここでは、MEOコンサルタントで失敗しないための選び方を紹介します。

対策実績があるか

信頼できるMEOコンサルタントかどうかは、過去に対策実績があるかをチェックしましょう。

実績がある業者であれば、ホームページに情報を載せているはずです。

確認すべき具体的な実績は、

  • 導入事例
  • 対策店舗数
  • 上位表示率

などがあります。

こういった強みをアピールしていない業者は、まだサービス年数が浅い、または悪質な場合が多いです。

悪徳な業者でなかったとしても、実績がなくては効果的な施策をするのは困難です。

まずはコンサルタント会社のホームページに対策実績が載っているかをチェックして、信頼できるか判断しましょう。

▶株式会社トリニアスのMEO対策導入事例を見る

料金は相場通りか

もうひとつのチェックポイントは、コンサルタント料が相場通りかどうかです。

MEO対策を業者にたのんだときの料金相場は、およそ月額3~5万円ほどです。

これよりもあまりに高額な場合は、悪徳業者を疑ったほうが良いでしょう。

一方で格安だったり、無料でのMEO対策をうたったりしている業者も要注意です。

知らないうちに追加料金が発生して、莫大な金額を求められることもあります。

こちらもコンサルタント会社のホームページにて、料金やシステムをしっかりチェックしておきましょう。

ガイドラインを守っているか

最後に確認すべきポイントは、Googleビジネスプロフィールのガイドラインを守っているかどうかです。

ガイドラインとは、Googleビジネスプロフィールをただしく運用するためのルールのようなものです。

これに違反してしまうと、Googleビジネスプロフィールそのものが利用できなくなる恐れがあります。

MEOコンサルタントのなかには、ガイドラインを無視した施策をお店側に提案してくる悪質な業者もいるのです。

しかし、Googleビジネスプロフィールのガイドラインには数多くの項目があるので、業者が守っているかどうかを見極めるのは困難でしょう。

その場合は、業者に「ガイドラインは遵守していただけますか」と直接尋ねてみるのがおすすめです。

もし、こころよい返答がないなら、悪徳業者だと疑うべきでしょう。

MEOコンサルタントのまとめ

今回は、MEOコンサルタントについて解説しました。

MEOコンサルタントをうまく活用すれば、集客対策とサービス品質のどちらも両立させられます。

本記事を参考にMEOコンサルタントを活用して、店舗の売上アップにつなげましょう。

もしMEOでの集客に興味がある方は、ぜひ弊社まで無料でご相談ください。

弊社でもMEO対策サービスを提供しており、これまでに導入した4,000社以上の企業様からご好評いただいております。

「お店の売り上げをアップさせたい」「もっと自分のお店を多くの人に知ってもらいたい」という方は、本記事を読んでいる今がチャンスです。

この機会にたくさんのお客さんをゲットして、あなたのビジネスをさらに成功させましょう。

まずは気軽にお問い合わせください。

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2022年10月、LINE社はLINE公式アカウントの料金プランの改定を発表しました。
本記事では、気になる改定内容や改定後の影響、改定前にあらかじめ準備しておきたい事などについて解説していきます。

LINE公式アカウントの料金プランの改定内容

2022年10月31日にLINE社はLINE公式アカウントの全ての料金プランの改定を発表しました。新しい料金プランは2023年6月1日に実施予定という事です。

引用元:LINE公式サイト

そしてこちらは現在の料金プランです。

引用元:LINE公式サイト

このように金額や機能に変わりはありませんが、無料で配信できるメッセージの数が少なくなります。また、メッセージの追加も最上位プランでしか申し込めなくなっています。
この事についてLINE社は以下のように理由を述べています。

    「LINE公式アカウント」は、企業や店舗がユーザーにとって「本当に欲しい情報」を届けることで、ユーザーひとりひとりに最適化された双方向のコミュニケーションサービスを目指しています。
    しかし、メッセージの一斉配信などによる一方的なコミュニケーションが多くなっていたことが、課題となっていました。このような課題を解決するため、これまで、企業や店舗がよりユーザーひとりひとりの興味や関心に合ったメッセージを届けられるよう、ユーザーの属性/行動に応じたメッセージ配信の多様化・高度化など、さまざまな機能追加・アップデートを行なってきました。
    さらに、今後は企業・店舗とユーザーとの双方向の深い繋がりを生み出せるサービスを目指し、下記のような取り組みを進めていきます。
  • 「LINE公式アカウント」上のサービス利用情報やアンケート結果などのユーザーデータとの紐づけによる、より高度なメッセージ配信の最適化
  • PayPayやYahoo!JAPANなどのZHDグループ各社サービスとの連携によるユーザー接点の強化
  • 業種特化型パッケージプランの提供
    このような今後の活用の方向性を見据え、2023年6月1日に「LINE公式アカウント」の料金プランを改定する予定です。

この声明から、今後のLINE公式アカウントにおける主なマーケティング手法を、今までのようなメッセージの一斉配信からユーザー一人ひとりに向けた的確な情報発信に移行してほしいという意図がうかがえます。

新旧の料金プランの比較

料金プラン改定が実施されると、既に利用中の現行の料金プランに相当する新料金プランが自動的に適用される予定となっています。
改定実施予定の2023年6月1日以降にも月額プランを継続利用している場合は、改定に同意したものとみなされます。

なので、プランのアップグレードまたはダウングレードを検討している場合は改定前に手続きを行う必要があります。
プランの変更は、申請した次の月から適用されるので、余裕を持って早めに申し込むと良いでしょう。
(※アップグレードする場合は、差額を支払うことで差分のメッセージ配信数が付与されます)

【月中にアップグレードする場合】

【月中にダウングレードする場合】

引用元:LINE公式サイト

この章では、無料で配信できるメッセージの数や月額の固定費が改定後にどれくらい変わるのか、新旧の料金プランのそれぞれを比較して情報を整理していきます。

1.フリープランとコミュニケーションプラン

まず、無料のフリープランとコミュニケーションプランについてです。

現行フリープランコミュニケーションプラン
固定費(税別)0円0円
無料メッセージ通数(月) 1,000通200通
追加メッセージ 不可不可

コミュニケーションプランに改定された後も固定費は無料のままです。そして配信できるメッセージ数は800通減少し、実質5分の1の数になります。また、メッセージの追加は引き続き、不可となります。

2.ライトプランと新ライトプラン

ライトプラン新ライトプラン
固定費(税別)5,000円5,000円
無料メッセージ通数(月) 15,000通5,000通
追加メッセージ 5円/通不可

新しいライトプランでは、無料のメッセージ配信数が10,000通減少し、3分の1の数になります。また、これまでメッセージの追加送信が1通につき5円だったところ、改定後は追加が不可になります。

3.スタンダードプランと新スタンダードプラン

スタンダードプラン新スタンダードプラン
固定費(税別)15,000円15,000円
無料メッセージ通数(月) 45,000通30,000通
追加メッセージ ~3円/通~3円/通

最上位プランであるスタンダードプランでもメッセージの送信数が15,000通減少します。 そして、改定後はこのプランからメッセージの追加が可能になります。追加料金は以前と変わらず、1通につき3円(税抜き)かかります。

改定前に備えておくこと

メッセージの配信数が少なくなるということは、つまり、配信サービス自体が値上げされるということになります。そこで、なるべく経済的コストを抑えながら運用を続けていくためにも改定される前に対策を講じておきましょう。

この章では、改定前に今から備えておきたいことについて解説していきます。

1.タグ付け配信でターゲットを絞り込む

今回の料金の改定でポイントとなってくるのはメッセージの送信数です。
無料で送信できる数が大幅に減少するので、効果的な対策としてメッセージ配信の節約が挙げられます。そして、それを可能にするのがタグ付けによる絞り込み配信です。

絞り込み配信をすることで本当に必要な情報をユーザーに的確に届けられるため、情報発信の最適化を図れます。
タグ付けによる絞り込み配信は改定後でも引き続き、課金対象となるメッセージにはなります。しかし、これまで以上に送信するユーザーを絞り込むことで配信数を節約できるだけでなく、効果的な内容のメッセージ配信によってさらなる集客を期待できます。

タグ付け配信の詳細、メリットについてはこちらの記事もご参考ください。

2.無料で使える機能を有効活用する

LINE公式アカウントにはいくつものメッセージ機能があります。今回、すべての料金プランは改定されますが、一部のメッセージ配信は課金対象外として無料で使えるので、それを有効活用するのも一つの手です。

以下に課金対象としてカウントされるメッセージ、カウントされないメッセージをまとめました。

    【カウントされるメッセージ】
  • メッセージ配信(絞り込み配信、ステップ配信含む)
  • Messaging APIの「Push API」「Multicast API」「Broadcast API」「Narrowcast API」
    【カウントされないメッセージ】
  • LINEチャットの送受信
  • 応答メッセージ
  • AI応答メッセージ
  • あいさつメッセージ
  • Messaging APIの「Reply API」

これらの課金対象としてカウントされないメッセージ機能、特に、チャット機能や応答メッセージ、AI応答メッセージを活用することで、お問い合わせや予約対応の効率化が図れます。
チャット機能の詳細についてはこちらの記事もご参考ください。

まとめ

ここまでLINE公式アカウントのプランの改定や対策についてまとめてきました。配信できるメッセージの数は大幅に減少しますが、絞り込み配信を駆使するなど工夫できることはあります。
ぜひ、本記事を今後のLINE公式アカウントの運用の参考にしてみてください。

弊社では、MEO対策を中心に中小企業の集客のお手伝いをしております。 集客についてお悩みの方は、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

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Instagramは継続が重要という話はよく聞きますが、毎日必ず投稿のための時間を確保するのはそう簡単ではありませんよね。

いつも投稿している時間にどうしても外せない予定が入ってしまうことや、うっかり投稿を忘れてしまうこともあります。

そんな時、「あらかじめ日時を指定して“予約投稿”ができたら良いのに」と思ったことはないでしょうか。

そこで今回は、Instagramで予約投稿をする方法についてツール別に詳しく解説します。

ぜひご自身の運用方法に合った予約投稿の方法を見つけてみてください。

Instagramで予約投稿はできる?

以前まではInstagramで予約投稿をするにはMeta社の公式ツールである「クリエイタースタジオ」や「Meta Business Suite」、もしくは外部のツールを利用する必要がありました。

しかし、2022年11月のアップデートによって公式アプリからも予約投稿が可能になったことにより、現在Instagramで予約投稿をする方法は全部で4つになりました。

  • Instagram公式アプリ
  • クリエイターズスタジオ
  • Meta Business Suite
  • 外部ツール

どの方法で予約投稿を行う場合もInstagramのアカウントをプロアカウントに変更しておく必要があるため、前もって切り替えておきましょう。

Instagramで予約投稿をす3つのメリット

Instagramの予約投稿の方法を解説する前に、本章ではInstagramの予約投稿をする3つのメリットをご紹介します。

現在、Instagramの投稿作業に少しでもわずらわしさを感じている方は必見です。

投稿作業を効率化できる

1つ目は、投稿作業を効率化できることです。

Instagramの投稿を毎日続けようと思った場合、最低でも1日1回ずつ、週に7回も投稿のための時間を確保しなければなりません。

一方で、休日など時間ができた時にまとめて投稿を作成・予約しておけば、残りの日は他の業務に専念しながらきちんと投稿されたどうかを確認するだけで済みます。

時間に縛られることなくより自由に投稿ができれば、「ちょっとした空き時間に明日の分の投稿を予約しておく」といったこともできるので、Instagram運用の負担もかなり軽くなるのではないでしょうか。

狙った時間や毎日決まった時間に投稿ができる

2つ目は、狙った時間や毎日決まった時間に投稿ができることです。

App Ape Lab.が2020年6月に発表しているデータによると、Instagramをチェックする人が多い時間帯は「通勤時間」「ランチタイム」「夕食後から就寝前」の3つとされています。

もちろんこれらの時間帯に投稿できればユーザーへのリーチ数やエンゲージメント数も高くなることが予想されるため、Instagramの運用に携わる方であればぜひとも狙って投稿したいところです。

しかし、もしもその時間帯に他の予定が重なってしまうと、予定通りに投稿できないこともあります。

そんな時にあらかじめ投稿の予約をしておけば、後は指定した時間を待つだけなので確実に狙った時間に投稿ができるでしょう。

投稿忘れを防げる

3つ目は、投稿忘れを防げることです。

Instagramを本格的に運用していこうと考えている方であれば、コンテンツカレンダーなどを作成して日々の投稿を管理しているかもしれません。

しかし、全てを人の手で管理していると本業が忙しい時などにどうしても予定していた投稿をうっかり忘れてしまうこともあります。

予約投稿を利用すれば、極端な話月初めに1ヶ月分の投稿をまとめて予約してしまうこともできるので、そういったうっかりミスを未然に防ぐこともできるでしょう。

Instagram公式アプリで予約投稿をする方法(スマホ)

まずInstagram公式アプリを開きましょう。

公式アプリからの予約投稿は他の方法に比べて別でツールを立ち上げる必要がないため、お手軽に予約投稿をしたい方におすすめです。

ただし、PCからは予約投稿ができないため注意しましょう。

通常通り投稿を作成し、「詳細設定」をタップする

Instagram公式アプリを開いたら、まずいつもの手順で予約投稿をしたい写真を選び、キャプションやタグを設定する画面で一番下に表示される「詳細設定」をタップします。

Instagramアプリの新規投稿画面

「この投稿を日時指定」をオンにする

Instagram投稿の詳細設定画面

投稿を予約したい日時を設定する

画面下から投稿を予約する日時を設定するポップアップが表示されるので、任意の投稿日時を選択すれば予約投稿の設定は完了です。

Instagram投稿予約画面

クリエイタースタジオで予約投稿をする方法(PC)

まず公式サイトにアクセスし画面上部のInstagramマークを選択して、「Instagramにログイン」をクリックしましょう。

クリエイターズスタジオ公式サイト

クリエイタースタジオは公式アプリからの予約投稿が可能になる以前は予約投稿のための最も主流なツールでしたが、まもなくMeta Business Suiteに置き換わることがアナウンスされています。

そのため、特に理由がない場合はストーリーズの予約投稿もできるMeta Business Suiteでの投稿に慣れておくと良いでしょう。

また、クリエイタースタジオにはスマホアプリがありますが、予約投稿には対応していません。

作成する→投稿を選択する

クリエイタースタジオにログインできたら、まずホーム左上の「作成する」をクリックし、「投稿」を選びます。

クリエイターズスタジオホーム画面

キャプションを入力して投稿する写真・動画を選択する

投稿の作成画面が表示されたらキャプションハッシュタグを入力して投稿したい写真・動画を最大10枚まで選択します。

この時、位置情報を追加したり詳細設定からコメントのオン・オフを切り替えることも可能なので、お好みで設定しておきましょう。

クリエイターズスタジオ投稿作成画面

投稿を予約したい日時を選択する

右下の「▼」をクリックし、「投稿日時を指定」にチェックを入れて公開したい日時を選択したら、「投稿日時を指定」をクリックすれば予約投稿の設定は完了です。

なお、時間の選択は数字入力ではなくキーボードの矢印キー上下を入力するやり方になるため間違えないように注意しておきましょう。

クリエイターズスタジオ投稿日時指定画面

Meta Business Suiteで予約投稿をする方法(PC・スマホ)

まず公式サイトにアクセスし「利用を始める」→「ログインする」→「Instagramでログイン」の順番にクリックしてMeta Business Suiteにログインしましょう。

Meta Business Suite公式サイト

Meta Business Suiteは予約投稿機能以外にもFacebookとInstagramのアカウントをまとめて管理できたり、アカウントの分析や広告出稿ができるといった特徴があります。

また、Meta Business Suiteにはスマホアプリがあり、PC版とほとんど同じ感覚で利用できるので、状況に合わせてPC・スマホどちらからも予約投稿がしたいという方にぴったりのツールと言えるでしょう。

ストーリーズの予約投稿にも対応しているので、多くの方におすすめできるツールです。

ホーム画面から「投稿を作成」をクリック

Meta Business Suiteにログインできたら、ホーム画面の「投稿を作成」をクリックします。

Meta Business Suiteホーム画面

ホーム画面から「投稿を作成」をクリック

投稿の作成画面が表示されたら投稿先を選択し、写真・動画・キャプション・ハッシュタグ・位置情報など、投稿に必要な情報をすべて入力します。

Meta Business Suite投稿作成画面

投稿を予約したい日時を選択する

投稿のプレビューを確認し、問題がなければ「スケジュールオプション」の「日付を指定」をクリックして公開したい日時を選択します。

下部の青色の「日付を指定」ボタンをクリックすれば予約投稿の設定は完了です。

なお、「アクティブな時間帯」を選択すると過去7日間のデータを基にあなたのフォロワーが最も投稿を見る確率の高い時間帯を狙って投稿を予約できるため、特に投稿したい時間帯が決まっていない時はこちらを選択してみても良いでしょう。

Meta Business Suite日時指定画面

Meta Business Suiteで予約投稿をする方法(PC・スマホ)

Instagramの予約投稿以外にもFacebookやTwitterといった他のSNSをまとめて管理したり、分析をしたい場合は外部ツールを利用しましょう。

Instagramの予約投稿に対応した外部ツールでおすすめは以下の4つです。

Later(PC/iOS/android
・カレンダー形式で予約投稿のスケジュールを管理できる
・予約時間に通知を受けて手動投稿
・日本語非対応
・1ヶ月に30投稿未満の予約であれば無料で利用可能

Statusbrew (PC
・複数のSNSで同時投稿ができる
・予約時間に完全自動投稿
・日本語対応
・7日間の無料お試し期間あり

Hootsuite(PC/iOS/android
・複数のSNSで同時投稿でき、対応しているチャネルが多い(Wordpress、YouTubeなど)
・予約時間に通知を受けて手動投稿
・日本語対応
・30日間の無料お試し期間あり

Buffer(PC/iOS/android
・複数のSNSで同時投稿でき、連携できるアカウントの最大数が多い
・予約時間に完全自動投稿
・日本語非対応
・合計3アカウント、1アカウントあたり10投稿までの予約であれば無料で利用可能

ツールによってそれぞれ特徴は異なりますが、どのツールも無料お試し期間や無料プランが設けられているので、一度使ってみてご自身の用途に合ったものを見極めてみるのも良いでしょう。

まとめ

今回はInstagramで予約投稿をする方法について詳しく解説しました。

予約投稿を利用すれば、これまでわずらわしさを感じていた投稿作業の負担が軽減し、Instagramにおいて重要な毎日投稿のハードルが大幅に下がります。

時間が確保できずにInstagramの運用が難しかった方にとっては、運用の効率化を図る第一歩ともいえる魅力的な機能のため、ぜひ活用してみてください。

弊社では、MEO対策を中心に中小企業の皆様の集客のお手伝いをしております。

SNSアカウントの運用等も行っておりますので、集客についてお悩みの方はぜひ一度弊社までお気軽にお問い合わせください。

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